第二章
夢小説設定
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「おはよう」
今日から本格的な授業だというのに、いつもと変わらず相澤に起こされている柳弥。普段ならまだ数分は布団の中でもぞもぞとしているのだが今日は珍しく起き上がってきた。
「…おはよう、消太…」
だがその眼は開き切っておらず、放っておけばまた寝てしまいそうに見えるだろう。普段合理的に、と言っている割には布団から出てくるのが遅い柳弥。
そんな様子を見て相澤は容赦なく布団をはぎ取った。
今日から授業始まるのにその調子で大丈夫なのか、と相澤は心の中で思っていたが言わなかったのは柳弥に対する信頼があったからだろう。
それから相澤は部屋を出ていき、柳弥は着替え始めた。この頃には少し頭がはっきりしてきたのか眼が開き始めていた。
どこか眠そうだが流石に二度寝はしなかった。
顔を洗って食卓に付くと相澤に寝癖が付いていると指摘される。それでもお構いなしに食事をしている辺り、見目に興味が無い、背検体を気にしないのは相澤に似てきている。
そうこうしているうちに家を出る時間になり、二人そろって家を出た。
職員室に揃って入ると既にそこにはマイクの姿があった。
「イレイザー!柳弥も!相変わらず眠そうだな!!」
朝から大声を出されて相澤も柳弥も面倒だ、という表情を表に出してマイクを見ていた。そりゃないぜ、とマイクが笑っている。
これからこの光景は日常になっていくのかもしれない。
「っていうか柳弥、寝癖ついてるじゃねーか!」
マイクが柳弥をみて気付いたのか寝癖を指差してそういうとそのまま近づいてきた。柳弥が何かを言う前に寝癖をてきぱきと直し始めた。その間相澤は興味なさそうにデスクに向かって今日の予定の確認をしていた。
「これで良し!まったく、面倒だからって放置したらダメだぜ?」
「気にしてないからいいかなって…」
「そういう問題じゃなくてなー!」
そんな会話を職員室で繰り広げているとミッドナイトが現れた。
他の教員はというと、今日使う訓練場の点検に行ってたりとまだ表れていない。
「おっはよ~う。あら、柳弥!今日も可愛いわねぇ」
ふふ、と笑いながら口論を繰り広げている柳弥の傍に近づいてきて頭を撫で始めた。
「…あの、ミッドナイト。マイクにセットしてもらったばっかりだから…」
柳弥が目を逸らしながらそういうとミッドナイトはあら、といいながら手を離した。そうだったのね~と笑うとそのままデスクへと。
「そろそろ教室行っておいたらどうだ」
相澤に声を掛けられてちらりと時計を見るとそろそろ他の生徒がき始めてもおかしくない時間だった。
「そうする…また後で。」
そう言って職員室から柳弥が出ていくのを見送る。
__________
「イレイザー、嫉妬?」
「……」
「顔に出ないからな~イレイザーは!」
そんな会話が繰り広げられていたとは、柳弥は知ることはない。
今日から本格的な授業だというのに、いつもと変わらず相澤に起こされている柳弥。普段ならまだ数分は布団の中でもぞもぞとしているのだが今日は珍しく起き上がってきた。
「…おはよう、消太…」
だがその眼は開き切っておらず、放っておけばまた寝てしまいそうに見えるだろう。普段合理的に、と言っている割には布団から出てくるのが遅い柳弥。
そんな様子を見て相澤は容赦なく布団をはぎ取った。
今日から授業始まるのにその調子で大丈夫なのか、と相澤は心の中で思っていたが言わなかったのは柳弥に対する信頼があったからだろう。
それから相澤は部屋を出ていき、柳弥は着替え始めた。この頃には少し頭がはっきりしてきたのか眼が開き始めていた。
どこか眠そうだが流石に二度寝はしなかった。
顔を洗って食卓に付くと相澤に寝癖が付いていると指摘される。それでもお構いなしに食事をしている辺り、見目に興味が無い、背検体を気にしないのは相澤に似てきている。
そうこうしているうちに家を出る時間になり、二人そろって家を出た。
職員室に揃って入ると既にそこにはマイクの姿があった。
「イレイザー!柳弥も!相変わらず眠そうだな!!」
朝から大声を出されて相澤も柳弥も面倒だ、という表情を表に出してマイクを見ていた。そりゃないぜ、とマイクが笑っている。
これからこの光景は日常になっていくのかもしれない。
「っていうか柳弥、寝癖ついてるじゃねーか!」
マイクが柳弥をみて気付いたのか寝癖を指差してそういうとそのまま近づいてきた。柳弥が何かを言う前に寝癖をてきぱきと直し始めた。その間相澤は興味なさそうにデスクに向かって今日の予定の確認をしていた。
「これで良し!まったく、面倒だからって放置したらダメだぜ?」
「気にしてないからいいかなって…」
「そういう問題じゃなくてなー!」
そんな会話を職員室で繰り広げているとミッドナイトが現れた。
他の教員はというと、今日使う訓練場の点検に行ってたりとまだ表れていない。
「おっはよ~う。あら、柳弥!今日も可愛いわねぇ」
ふふ、と笑いながら口論を繰り広げている柳弥の傍に近づいてきて頭を撫で始めた。
「…あの、ミッドナイト。マイクにセットしてもらったばっかりだから…」
柳弥が目を逸らしながらそういうとミッドナイトはあら、といいながら手を離した。そうだったのね~と笑うとそのままデスクへと。
「そろそろ教室行っておいたらどうだ」
相澤に声を掛けられてちらりと時計を見るとそろそろ他の生徒がき始めてもおかしくない時間だった。
「そうする…また後で。」
そう言って職員室から柳弥が出ていくのを見送る。
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「イレイザー、嫉妬?」
「……」
「顔に出ないからな~イレイザーは!」
そんな会話が繰り広げられていたとは、柳弥は知ることはない。