発表
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「セナ!うらら!こっちこっち!!」
『(この声はまさか…!!ややややっぱり…!!!)』
「受験番号は?」
「…021」
「うららは?」
そういえば机の上にあった受験票をポケットに無造作に突っ込んであったのを思い出す
『…023』
「やっぱ帰ろーよ…落ちてるよどうせ」
弱気なセナの首根っこを掴んで3人で合格発表表を見に行く
「021…023…」
「あった!あった021と023!!」
「『やったぁぁぁぁぁ!!!!』」
つい学生時代を思い出し本気で喜んでしまう
「えらいッ!セナもうららもえらい!」
「あー!何か10年振り位に人から褒められた!」
「数学も英語も全滅だったのに…このまもり先生のおかげですな!うららは教えることないくらいだったけど!」
勉強はできる設定のようだ
つくづく美味しいトリップだ
「そっか…セナが後輩になるのか…うららは中学も私と同じだったけどまた一緒の学校に通えるの嬉しいよ!」
まもりと同じ中学ということは女子中に行っていたようだ
「小学校以来だね」
そういえば私はこの世界での幼少期はどんな子だったのだろう
セナと一緒にいじめられてたのか
はたまたまもりと共にセナを助けていたのか…
『調べることが多そうね…』
「「ん?」」
『う、ううん!なんでも!!』
「それにしても幼馴染の美女と登下校できて嬉しい?」
『よ!この幸せモノ!』
原作通りに進めていくために記憶という記憶を引っ張り出してきてまもりに乗っかっておく
「はぅっ…はは…は…」
「セナ…うらら…お…」
「『…お?』」
涙ぐむまもりを微笑ましくも愛しい気持ちで見つめる
「お…おおっ?…そーだ!入学案内取って来たげる!うららも一緒に!ね!!」
原作との違いにビックリしつつまもりについていく
『(あ〜ん!ちょっと胴上げ見たかったのにぃ〜!!)』
「ごめんねうらら。セナってよくいじめられてたじゃない…?そんなセナがって思ったらつい…ね…!うららは昔からしっかりしてたし一緒にセナを守ってたからきっと合格するって安心してたの!」
『そっか…そうだよね、セナ本当頑張ったよね…!』
「本当におめでとう!入学案内貰ってセナのところ戻ろっか!」
『そうだね!(そういえば私まもりの事なんて呼んでる設定なんだろ…)』