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「最低11人は必要だから…大会の時は他の運動部から助っ人呼ぶの」
「これ去年の大会のビデオ、見て見て楽しいんだよアメフトって!」
『(ビデオテープだ…懐かしい〜…って中身おばさんなの再確認させられた…泣)』
ドガガガガガガガガと凄い音を鳴らしてぶつかり合う選手たちがテレビに映し出される
《おい!やばいぞコレ!タンカ!》
「あははは、2人とも気絶して退場しちゃって…結局一回戦負け」
ガタガタと震えるセナ
「あーあこんなんじゃクリスマスボウルのクの字見えないよ」
「『クリスマスボウル?(知らんふりしとこ)』」
「全国大会の決勝、年に一回だけ、そうクリスマスに東西の最強チームが激突するんだ!そりゃもうすごいんだよ!東京スタジアムのオーロラビジョンにこうリプレイとか映って…」
「へ〜!!」
『(セナがちょっと気になってる顔してる〜!!)』
「まさに戦争の最終決戦場!いつかみんなであのフィールドに立つぞっ!てね」
「だから一回戦負けはわかってるけど大会にはどうしても出たいんだ
皆で目指すものの為に文字通り敵にぶつかってく、その瞬間が燃えるんだ!」
ふとセナが壁のポスターに目をやる
「ん?…その主務ってなんですか?」
「ん?ああ主務ってのはねスカウティングって言って敵のプレイを分析したり対外試合をセッティングしたりマネジメント全般を受け持つチーム運営の最高責任者」
『(セナ…妄想に入ってる…んもう可愛すぎっっ)』
「あ、あの!主務…僕でもできますか?」
『(ここでマネージャーやりたいって言うとまも姐のあのシーンに邪魔になっちゃうよね…?ここはとりあえず…)
わ、私も主務やりたいっっ!です!!』
「えー!?も、も、もちろん!」
「やったー!!一緒に目指そう!クリスマスボウル!!」
栗田にブンブン振り回されショートケーキのイチゴを貰い携帯の番号を交換して家路につく