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この物語を振り回す者は……
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山姥切「山姥切国広だ・・何だその目は?」
とまんばが顕現セリフと共に聞いてくる
うん、まさか本当に一発できてくれるとは思ってなくて自分もどんな顔して君を見てるのかわからないわ!
でも、でもね?一ついいかな?
私はゆっくりとまんばに歩み寄って
そうっとまんばの髪越しに頬に触れる
めっちゃサラッサラ!
そしてお肌も目も綺麗!もういうことなしだよ!
マジでこの布いらねぇ!!取っちまえまんばァ!
[まんばは美しいねぇ♪]
山姥切「なっ!俺は美しくは[いや、美しいよ?]
"美しくない"とか"汚れているくらいで丁度いい"なんて誰が言わせるかよ馬鹿野郎←
言わせた時にゃそりゃ私じゃないんですよ⭐︎
[安心していいよ?まんば]
山姥切「?」
[君がなんて言おうがまんばはまんば、写しであろうと君の存在は自分にとってそんなに変わらない]
だからね、まんば?
自分は何が言いたいかっていうとね?
[本歌の写しとかそういう肩書きではなく、山姥切国広そのものをちゃんと見るからそうやって同じに見られないように隠さなくても大丈夫ってこと♪]
山姥切「っ!」
私が言い切った言葉に動揺しているような表情を見せるまんばに"大丈夫"と後押しするようにゆっくりと頷く
すると・・・
スッ…
[!]
山姥切「あんたは不思議だ…俺とは初対面のはずなのに俺の思ってる事が全て見透かされているような言葉を言ってくる…」
[肩書きばかりみて、自分自身を見てくれない悲しさなら自分も昔味わったことがあるから共感できるだけだよ♪]
頬に触れている手にまんばが自分の手を重ね、猫みたいに…そう、猫みたいに軽く頬擦りするように触れながら話し出す
可愛すぎて言葉がうまくまとめられたか心配だよ!大丈夫か自分!←
山姥切「…本当にあんたは俺自身を見てくれるんだな?」
[うん、君の新しい主として誓うよ?]
山姥切「そうか…」
フワッ
[お?]
山姥切「ならこれからも宜しく頼む。俺の主」
誉桜だーーーー!!
まんばの身体から誉桜散ってますわよ奥様ー!
喜んでおられますわーーー!!
くっ!可愛いぜ!
[宜しくね?まんば♪]
長義「主、今帰った…」
頭に誉マーク付けて帰ってきた長義が目の前に広がる光景を目にして動かなくなった
つか長義に誉マーク付いてんのって可愛いな
そのマークって自分しか見えないの?
もし私にしか見えないならあとでこっそりマジックで落書きしていい?←
山姥切「ほっ、本歌!?」
ねぇまんば、どうして浮気現場に恋人が乗り込んできた時のような反応見せるの?
自分達そんな関係じゃないよね?え?そう思ってんの私だけ?
薬研「帰ったぜ大将。だがこりゃどういう空気だ?」
[いわゆる本歌と写しのご対面]
薬研「で、仲の悪い同士でのご対面ってことか?」
[お互いに若干違う方向で素直になれないだけだと思うんだけどね?]
山姥切ツインズが睨めっこしている中、薬研と鯰尾に説明しつつ話していると
長義「・・・・」
ツカツカと早足で私に近づいてくると…
パシッ、グイッ!
[うぉっ!?]
長義に手首を掴まれ引っ張られたかと思うとポスンと外套越しの胸元に自分の頭が置かれる
待っってえええええええ!!!!
このデロ甘シチュはなんですの!!!?
長義ちゃん戦帰りだというのにいい匂いは消えてな…あ!若干汗の匂いも!長義の汗の匂いだクンカクンカ←
長義「随分と長く主に触れすぎじゃなかったかな?偽物くん?」
山姥切「写しは、偽物とは違う」
それに
山姥切「今の本歌もさっきまでの俺と同じ状態になっているだろう?」
長義「俺はいいんだよ」
なんで!?どこのジャイ○ンですか長義ちゃん!?
薬研「ははっ!」
薬研もミ○キーみたいな笑い方しなくったって「本歌の方の旦那はそっちの旦那に嫉妬してんのか?」へ?
嫉妬…だと?長義がまんばに?
長義「なっ!急に何を」
薬研「だってそうだろ?大将とこっちの旦那が仲良くしてるのが見えた瞬間から纏ってる空気が変わっただけじゃなく、人がやきもち焼いてる時に見せる行動をしたじゃねぇか」
[そうなの?長義]
この後の言葉が何であれ聞いてみたい意欲に駆られ、わざと聞いてしまった自分を許してくれ長義ぃ!
長義「・・っわ」
[ほ?]
長義「悪いか…/////」
・・・・・・
待ってえええぇええええ!!!
長義があああああ!!!
目逸らしの照れをやったあああああ!!!
しかもその内容が私に対するヤキモチときたもんだ!!こりゃ今夜は酒飲まねば!!
……あ、私は酒にゃ強い方なのでご安心を←
山姥切「・・・」
みろ!まんばなんて"本歌もこういう顔するのか"みたいな目で見ながらポカンとしてっぞ!
長義の歴史に清き1ページが追加されたね!
私の脳裏アルバムにも永久保存じゃあああ!!
[悪くないよ?でも、そう言った感情をトゲトゲした感じじゃなくてもっと素直に出してくれると嬉しいな♪]
鯰尾「そうですよ!これから長い間同じ本丸にいる事ですし正直でいましょう♪」
薬研「いちいちそんな対応されちゃ大将に迂闊に近づけられないしなw」
私だけじゃなく、薬研と鯰尾に言われた長義は何か少し考えた後、少し小さな溜め息をついて
長義「…分かったよ、でも一つだけ」
[なに?]
長義「初陣で初誉を取った俺への褒美としてさっき偽物くんにやってた事と同じのをやって貰いたいな?」
くわあぁぁぁあああ!!
だから!その!花丸映画の!首コテンからのニッコリはアカンのだって!!可愛いから!!
くそ!もうこれでおねだりすれば叶えてくれるって思ってやがる…するけどね!?
スッとさっきまんばにしたように長義の頬を撫でる
くっ、ほんとっ!スベスベ!
これで保湿クリームとか何にもしてなかったらこの頬に一回ビンタさせてくれ!!全女子の代表として!
[これでいい?]
長義「…まだ足りない」
クイッ
[へ…?]
チュ
薬研「おお…」
長義「これで少しは満足かな♪」
[・・・・・]
ハーイ、ワタクシ思考がストップしてまーす
今何が起きました?
・・・ねぇ
[薬研…]
薬研「ぷっ、なんだ?大将?」
ぷっ、じゃないのよ?
屁こいたような笑いやめてくださる?
[今、私長義に何された?]
薬研「キスだなw」
バスッ!!!
[ぃ、一体どこに?]
鯰尾「唇でしたね!間違いなく!」
バスッ!!!!
なあぁぁぁにしてくれとんじゃあああぁああああ!!!!!
長義いぃぃいいいいい!!!!
むぎっち(?)の刀剣男士とのファーストキスちゃっかり奪っちゃってんじゃないよおおおおお!!!
顎クイまでされて自分死ぬかと思ったわああああああ!!!
山姥切「本歌が…主に…キ」
ボフンッ!!!!
鯰尾「Σうわーーー!!
こっちの山姥切さんが顔真っ赤で爆発しちゃいました!!」
薬研「こっちはこっちでウブだなwww」
同じ山姥切なのになぁw
ってめっちゃ楽しんでるな薬研コラ
[ちょ、ちょうぎ?誉の褒美というのなら主がその人へ与えるものじゃなかったっけ?]
長義「へぇ?なら主からして貰えるのかな?」
ぐわ!!挑発的な目が堪らん!!
言ってる場合じゃないけどこれは無理!たまらん!
[ぇ、えぇ、いやあの…]
長義「して貰えるというのなら是非ともお願いしたいね」
こ・こ・に♪
と腰曲げてズイッと近づいてきながら自分の唇を指で指し示す長義
もうエロすぎて鼻血が吹き出しそうです隊長…///////
薬研「やめとけやめとけwこれ以上は大将が死ぬぜ?」
鯰尾「もう頭が真っ白な状態になってますしね?」
こっちの山姥切さんみたいにウブな主さんも可愛いですよ♪
と言ってくるお前もご機嫌だな鯰尾
長義「フッ、じゃあ次の機会に取っておこうか」
[も、しばらくはお腹いっぱいデス…]
薬研「だろうなw」
こんのすけ「お待たせしましたー…って審神者様!!?どうされました!!?」
おい、来んの遅いんだよこんのすけ。お前いつか絶対油揚げにしてやっかんな?
薬研「お、管狐か。となると味方か?」
こんのすけ「はい、この本丸と政府との情報通達などを任されましたこんのすけです。以後お見知り置きを」
鯰尾「よろしく〜♪」
その後こんのすけと共に本丸を見回ったんだけど…
あの出来事の後じゃ全く頭に入らないわ!!
しかも!
長義「ま、分からなければ俺がいつでも教えてあげるから心配は無用だよ?」
山姥切「お、俺も把握したから言ってくれても構わない」
って自分の両サイドを伯仲ツインズに挟まれての見回りぞ?
脳内Congratulationだわ!!どうしろと!?
薬研「2人から愛されて大変だったなぁ」
案内とツインズから解放されてポケ〜っとしてた私に話しかけながら差し出してきたお茶を手に取り…
薬研「…ま、表には出さないが、アイツらに負けないくらい愛してやるから頼りにしてくれていいぜ?大将♪」
ズズ…っと飲もうとした私へ爆弾発言してきた薬研が本日のMVPで間違いありませんな、ハイ
