いっそ耳を疑いたい
この物語を振り回す者は……
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[・・・・]
長義「くすっ、緊張しているのかな?
以前一緒に来た時には落ち着いていただろう?」
[…あ、あの時と今の立場は違うので]
だってそうでしょ!?
付き合う前と付き合った後じゃ感覚的に全然違うんだよ!!?
被ってきたまんばの布で必死に顔隠してしまう程さ!!
[・・・あと自分ちょっと気になってることがあって]
長義「なにかな?」
[布をかぶってる自分と長義が並んでたら伯仲コンビにみえる?]
長義「…つまり主は、偽物くんに見られたいと?」
[まんばはまんばだから自分は〜]
クルッと後ろにいる長義に振り返り[まんばっぽく長義の事本歌って呼んでみたい]って笑いかけながら聞くと
長義「君って時々不思議なところに着目するね」
[よく言われてたよw]
長義「…構わないよ」
スッ
[Σふぉっ!?/////]
長義「じゃあ行こうか?偽物くん?」
ぐぬああぁぁぁぁぁ!!!
腰抱きながら優しく"偽物くん"呼びで見事なストレートパンチいただきました!!
初っ端からこれってマジ自分大丈夫か!?www
シャッ!
[…エレガント]
シャッ!
[ミステリアスめのクール]
シャッ!
[…シック調のゴージャス]
長義「じゃあ次は[ちょっと待ってくれ!!]っふふ」
ふふ、じゃないのよ本歌ぁっ!
無事パーティー用のタキシードだのドレスだのが売ってある場所について吸血鬼風の衣装を試着してんだけど
長義、アンタ全部なんだかんだ言って似合ってるからしんどい…
しかも着替え終わって自分に見せるためにカーテン開ける度に柔らかい笑顔浮かべてきやがるからほんとノックアウト寸前…/////
長義「まだ何着か社交会に似合いそうなハロウィン仕様の衣装があるんだが?」
[自分の…頭が追いつかないから今着替えられても見れない…]
もう…どれも最高すぎてお腹いっぱいです…/////
って手で顔を覆い背中を反らせながら言った自分に…
長義「俺は君に選んで欲しいから、見てもらわないと困るな」
グイッ!!
[Σぬぉっ!?」
長義「ほら俺をよーくみて、一番似合う物をお前が選ぶんだよ?偽物くん♪」
あぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!!?//////
顔近い!顔近いぃ!!
順応性ありまくりの長義サンや!!!
両手を引き剥がしてずいっと顔を近づけないでくれ!!
んで案の定いい匂いだな!!
何度でも言ってやるぜ!!
[ほっ、本歌…!それでは近過ぎて見えない/////]
長義「では、見てくれるかな?」
[っみる、見るから///]
そう答えた自分に満足したのか頭をポンポンして次の服に着替えるためカーテンを閉めた
さり気なポンポンもしんどい…ん?
[すまない、それは試着可能だろうか?]
「できますよー?早速してみますかー?」
[ああ]
折角なんで他の人にもまんば口調で会話を交わし長義の隣の試着室へ入り着替える
2205年の科学はここも進化してて背中のチャックとか閉まらない場所は自分が苦しくないようにゆっくりと勝手に締まってくれるからまぁ便利♪
シャッ!
長義「・・おや?」
[隣の試着室だ]
長義「君も何か着たのかな?」
[本歌の着こなしには劣るが…]
長義「それは自身のみで決めることじゃない」
あ、カーテンの端から手が見える
開ける気だこの本歌…!
スウッ
長義「第二者からの意見もあってこそだと思うけど…」
[・・・・・]
言葉ああぁぁぁぁぁぁぁ!!!
途中で途切れてくれるなあぁぁぁあぁぁぁ!!
善か否か分からないでしょうが!!
[やっ、やはり似合わな「待てっ!」Σっ!?////]
脱ごうとした自分へ反射的に近い動きで近寄り手首を掴み試着室の後ろにある鏡へ押しつけ、身動きが取れない形になる
待て待て待て!!
お蔭で反応遅れたが今長義が着てる服ヤバい!
めっちゃ似合う!
長義「この服は自分で見つけたのか?」
[偶然目に入って試着してみた]
長義「そうか…安心しなよ」
お前によく似合ってる
そうクールな微笑を浮かべながら顔をずいっと近づけて来て・・・
ヂュッ…!
[っぁ…!?//////]
首筋にキスマ付けられたーーーーー!!
…ってちょっとまて!!更にマーク残そうとしてませんか長義サンや!!
[待て!本歌…っ、こんな所でっ////]
長義「お前が俺を誘うのが悪い…」
[おっ、俺はただ今度の社交会に向けての衣装を「はいはい、説教なら後で聞くから」っ/////]
今は俺だけを意識しててくれ・・・
なんて言われてしまえば何も言えなくなった自分をどうぞお許しください・・・
