いい審神者と悪い審神者
この物語を振り回す者は……
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ーーーーん?でもちょっと待て…?
おっさんが連行されたのを見送ってた時にふと思ったことを見つけ聞いてみる
[お前、なんか少し大人びいてないか?]
「逆にこむぎは見た目変わってなくね?w」
んー?こりゃもしかして…?
[今いくつよ?]
「24、もうすぐ25なるよ?」
予感的中ーーーーーー!!
こいつとの間に時間の乱れーーーーーー!!!
[わぉ、私はまだ28ぞ?]
「Σえぇ!?じゃあ前会った時のままって事!?」
[はっはー!3年で随分変わるもんだなー]
クダ屋「人によって審神者としての力が適応されるのは異なるもの」
めっちゃ驚いてるダチと会話をしていると
クダ屋が説明してくれた
クダ屋「お前の適応時期とこの者の適応時期が違っただけだ」
則宗「だが現に審神者に就ける者は凄く稀だから友人も審神者になれたなんて事は珍しい事だぞ?」
[確かになー?良かったねぇ♪]
「おうよ!頑張るぜー!」
いつのまにかクダ屋の側に来ていた政府の関係者に連れられていったダチ
その後クダ屋が自分近寄ってきて…
クダ屋「本来ならば管狐を通じて渡すのだがいい機会だ、今渡しておこう」
[ん?手紙?」
今度行われる催し物の招待状だ
と手渡された手紙を眺めていると…
クダ屋「先程の者には失言だが、審神者としての霊力はお前とは比べ物にならない程少ない」
[ってことは審神者人生が送れるとしても結構辛くなるって事?]
クダ屋「ああ、だがそれをも承知の上であの者は志願した」
あーーーまぁーーー夢だったもんねーw
私たちがどれだけ刀剣男士に夢語ったか数えきれないしなぁw
なんて思っているとポンと肩に手を置かれ…
クダ屋「お前の報告はよく耳に届く
これからも期待している」
[了解です]
こうして自分は本丸へ戻った
…って事でいいよね?もういいよね?
[っ…!]
厚<Σっ大将!?>
自分は一目散に駆けていき…
スパァンッ!!
「Σうぉっ!?なんだ主か?」
[・・・・・]
勢いおく襖を開けた自分に室内にいた人物は驚いた表情を自分に向けるが…それに反応せず
[長曽祢兄ちゃ〜〜ん…]
長曽祢「何かあったのか?」
[ちょっと何も言わず胸を貸してくれ〜…]
長曽祢「構わないが」
許可を得てポスンと長曽祢の胸元に顔を埋める
その瞬間気が緩んだのか、抑えていた感情が溢れ出して身体が震え出す
長曽祢「主、身体が…!?」
髭切「主が帰ってきた気配がしたから来てみたんだけど」
何かあったのかな?
と埋めている自分の後ろから髭切の問いかけてくる声が聞こえる
[ちょっと思い詰めることがあって…]
髭切「…でも、声はそれを語ってないね?」
[!]
髭切「僕らに隠し事?」
これ、もしかしなくても怒ってる?
ジワジワと怒りゲージ上がってきてる感じ?
どうしよう…どう説明すれば…
やばい、うまく頭が回らな・・・
そう焦り始めた時「髭切、そう脅すでない」と険悪になりつつある空気に似合わない緩やかな声が聞こえてきた
髭切「でも、彼女は何かを隠して」
三日月「そうだとしてもそれが俺達にとって善か悪かは判らぬものだろう?」
スタスタと自分の側にまで歩み寄ってきた三日月
でも、彼からは今の髭切のような黒い気配は全く感じない…
三日月「主や」
[…なに?]
三日月「今のそなたの心は何で覆われている?」
[・・・]
三日月「案ずるでない、俺はただ聞いているだけだ」
待つのは得意だ。話せる時に話してくれないか?
と聞いてくる三日月の声はいつもの緩やかな言い方
優しい問いかけ方…
[・・さっき、万屋とかがある町へ出てて]
三日月「うむ」
[そこで、自分の友人に逢えたんだけど…]
三日月「…姿が変わっていた、か?」
髭切「!」
次に自分が言う言葉を察して問いかけてきた三日月に小さく頷いた自分にしがみついている長曽祢がビクンと反応したのを感じた
[でも自分は前に髭切と三日月に約束した事を破るつもりはない]
三日月「ああ」
[だけど今の間だけは…どうか」
三日月「構わんとも…」
ぽふっ
三日月「主は俺達との誓いを守ろうとしてくれている。ならば許されぬはずがない」
[っ〜三日月…]
三日月「約束しておきながら動じてしまっている事を気付かれるのが恐ろしかったのだろう?」
[……うん]
三日月「だがな、主。俺達はそのような事で口煩く言う男ではないぞ?」
三日月が自分に話しかけながら優しく頭を撫でてくれている
その仕草が凄く優しくて落ち着いてくる
三日月「逆に言わねば余計な思考を働かせてしまうやもしれんなぁ。髭切のように」
髭切「そうだね、僕が未熟だったよ…
主の考えを掬い取ろうとしなかった」
[大丈夫・・・ねえ髭切?]
髭切「なんだい?」
[髭切も、撫でてもらっていいかな?]
髭切「!…もちろんだよ」
髭切がすぐに近づいて来て撫でてくれる
髭切の撫で方も結構心地いい…
厚<大将、もう大丈夫そうか?>
[あ、ごめんね?戻っていいよ厚]
ずっと黙って様子を伺ってくれていた厚を人型に戻す
するとずんずん歩いて来て
厚「抱え込むのも深く考えすぎるのもよくないぜ?少しは俺達に頼ってくれな?」
[うん、ありがとう]
私の礼の言葉を聞いて「じゃ、俺は他の奴らの様子を見てくるぜ?」と言ってさっさとどこかへ行ってしまった
本当にええ子ばかりやな、粟田口は・・・
