いい審神者と悪い審神者
この物語を振り回す者は……
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
厚「…っと、これで一通り片付いたか?」
日本号「どうだ?主」
[問題ないよ♪迅速にしてくれて助かった♪]
綺麗になった納屋があった場所を見て笑みを浮かべて答える
今この場にいるのは厚・日本号・博多・長谷部と言ったあの武将の刀達
長谷部「主命を果たしただけのことです」
日本号「しっかし、なんでこのメンツで片付けの締めをやらせたんだ?」
博多「黒田のおいしゃんが知略に長けてたからオレ達がいんばすーぐ終わるっと思ったんね〜♪」
[その通り♪案の定本当に早く終わったしね]
いやほんと、塵一つないように見えるんだが…短時間でこれってほんと凄い…w
黒田家恐るべし・・
…と、そこに
一期「主、お迎えにあがりました」
厚「いち兄?」
[おー、もう時間かw早いねぇ]
長谷部「これからお出かけになられるのですか?」
[うん、あ!そうだ!
厚、これから暇だよね?]
厚「おう、暇だぜ?」
じゃあ自分に付き合ってくれる?
って言った自分に何を勘違いしたのか長谷部が
長谷部「厚っ!俺を差し置いて貴様あぁぁぁぁっ!!!」
厚「Σ痛てて…!?何勘違いしてんだよ?」
[日本号〜長谷部宜しく]
日本号「あいよ、こうなったら強制的に引き剥がすしかないからなコイツはw」
後ろから羽交締めにして頭をぐりぐりし始めた長谷部を何とか離れさせた後日本号に頼み
[厚は異論はない?]
厚「もちろんだ♪」
[じゃあ自分は身だしなみ整え直してくるから厚も支度してきてね?]
厚「了解了解♪」
そう言って一旦別れた後一期に身だしなみを整えてもらい門の前へやって来ると戦闘服に身を包んだ厚が待っていた
[待たせたね?]
厚「全然待ってねぇから大丈夫だ!」
いい笑顔してからに〜
ほんとええ子やな粟田口は…♪
[じゃあ…おいで?"厚藤四郎"]
手を差し出し柔らかく呼びかけるように言うとそれに応じるように手を取ったと同時に姿を短刀へ変え、自分の手に収まった
それを見て自分は一期に付けてもらった身軽なホルスターに装着する
[厚は知ってたの?この姿で行くってこと]
厚<いや、何となくこうなんじゃないかな〜って思ってただけだぜ?>
俺は大将と居られるならどっちでもいいけどな!
と本体から聴こえる声はとても嬉しそうで…
[はぁ〜…一期や]
一期「ふふっ、何でしょう?」
[君の兄弟はいい子ばかりだねぇ〜]
一期「光栄です♪」
ほっこりとした自分を見て何を言うか察してたのか桜を舞わして一期も嬉しそうに微笑む
[さて、行ってくるか!一期、自分の留守の間頼んだよ?]
一期「お任せください。主はどうかお気を付けて」
ぐっは!!礼儀正しい一礼がクッソ綺麗!!
薔薇の花びら舞ってないかここ!?
私の目の錯覚か!?
なんて思いながら門をくぐり自分達は古風漂う商店街へやってきた
厚<さて大将はここへ何しにきたんだ?>
[今日はとある人にお茶を誘われててね?そのお供として厚をつけたんだよ]
説明をしながら約束した場所へ歩いていくと
見覚えのあるハットをかぶった人が風景を楽しみながら誰かを待っているのが見えた
[いた!]
厚<あ〜運動会に来てた人か!>
[そう言うこと♪しばらく大人しくしててね?]
厚<おう!>
[則宗さ〜ん]
その人へ呼びかけながら手を振るとそんな自分に気付いた彼が「おお、来たか♪」といい笑顔で迎えてくれる
[今日はお誘いありがとう♪]
則宗「なぁに、僕としてもようやくお前さんとゆっくり話が出来ると楽しみにしてたんだ」
[いい話ができるかは分からないけど…w]
則宗「日頃見ている世界が違う……それだけでもどんな内容であれ楽しめる自信はあるぞ?」
流石一文字の祖…フォローが上手いですな…
調子に乗りそうで怖いです自分・・
則宗「では早速行こうか、いい店をとってあるんだ」
[お、楽しみです♪連れてってください♪]
則宗「任せてくれ」
そう言って則宗さん・・・
スマートに手を握ってきましたわ!!
いや、握られただけなんだけど自分の本丸に居ないからかクッソ緊張感とかでドキドキしてきたんだが!?
則宗「ん〜緊張なんてしなくていい、気ままでいろ」
なぁんて言いますけどねぇ!?
こちとら未だにイケメンに囲まれ慣れてないんですわ!?
ナメないでくださる〜?
って思いつつも則宗が案内してくれた甘味屋で美味しそうなのを注文し頬張ったが最後…
クッソ美味くてやばい!!!!
マジほっぺ落ちそうなんですけど!?
え!?こんな美味しい店あんの!?こりゃまた来ないと行けないじゃん!!
則宗「気に入ってくれたようで何よりだ♪」
[いや、これを気に入らない人なんていないんじゃないんですか?]
則宗「うはは♪まぁ今日は僕の奢りだ。いくらでも食べ、お前さんの話を聞かせておくれ」
ここの支払いなどそれで十分さ♪
と笑う則宗の表情たるや…
今までに自分が見た笑顔とは違い、貫禄がありつつも嬉しそうな感じとかも混ざって…それでいて綺麗な笑い顔
[こうも違うか…]
則宗「ん?なんか言ったか?」
[何でもないです]
則宗「そうか♪」
そんなこんなで会話していると「すまん、ちょっと外すぞ?」と言ってどこかへ行ってしまった
[ここの甘味屋、秋田達も連れてまた来よう]
厚<あいつら甘い物好きだもんな♪きっと気にいるぜ♪>
ちゃんと大人しくしてくれていた厚が私の呟きに機嫌よく答えてくれた
そんな中、ふと店の外が騒がしいことに気づく
[なんか賑やかだね、催し物でもやってんのかな?]
厚<…いや、違う>
[え…?]
短刀の偵察力か、何かに気付いたらしく声のトーンが低くなってる厚に気づき外へ視線を向けた自分は目を見開く
そこには大柄な男が女性の髪を鷲掴みにして持ち上げ、何やら怒号を浴びせている光景が広がっていた
厚<格好悪いな…女に手をあげるなんて>
[・・・・]
厚<…大将?>
[・・嘘だろ?]
厚<へ?…おい大将!>
ある事に気づいた自分はすぐさま立ち上がり店を飛び出して
[その手を離せ!]
と大男に向かって叫んでいた
