第二回鍛刀祭
この物語を振り回す者は……
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さあ、最後!予想できるぜ〜?
あの人が来ればマジでこの本丸の情勢的なもんがおもっくそ変わる気がしますが…
許せ!!なんだかんだ言って早めに来て欲しかったんだ!
いざ、顕現〜♪
三日月「俺の名前は三日月宗近…」
[っっっっっっしゃあ!!]
三日月ですよ?三日月ですぞ皆さん
刀剣界のトップきちゃいましたよ?
こりゃ日本号と共に酒を飲まねばいけな ガバッ Σうおっ!?
何事ーーーーーーーー!!?
妄想広げてた自分の身に一体何が起きた!?
三日月「ああ、ああ…何と嬉しきことか・・」
今一度、そなたに逢えるとは…
と某神隠しゲームみたいに"そなた"呼びがすっごく絵になってますけどねぇ三日月さんや?
身体、震えてますぞ?まさかと思うが泣いておりません?
天下五剣の涙をそんな易々と流しちゃだめですぞ!?
髭切「素早い動きで主に駆け寄りその言葉…つまりは君も弟と同じく?」
三日月「ああ、京の展示会にて逢った三日月宗近だ」
うおおぉぉおおおおぉ!?
マジですか!?あん時の三日月かい!?
なんかあの展示会であった人俺にすっごい好意寄せてくれてない??
いや、嬉しいけどさ…?嫌われてるよりは全然嬉しいけどね?
[じゃあ三日月も自分の霊力に…?]
三日月「いかにも。だが、こうして触れた事で益々愛おしさと言うものが膨れ上がった」
ああ、人の身を得るのも悪くないものだな…
と言いながら自分の身体を確かめるように撫でていく三日月の手つきはとても優しい
ほんと、自分が割れ物として触れているみたいで優しくてくすぐったい
[逢った事があるなら少しは気楽に話しても大丈夫かな?]
三日月「構わんとも」
[じゃあ僭越ながら♪]
三日月の体を軽く押し少し距離を置くと紹介をする
[改めてこの本丸へようこそ♪
自分によって顕現された以上、人が築いてきた歴史を守る為に戦って貰うね?]
髭切「今この時代では歴史を改善しようとしている敵が無数に存在していて、彼らの狙う殆どが僕らの元主である名のある武将が関わっている戦が多くてね?」
三日月「敵は己が作る歴史の方が正しいものだと主張していると言う事だな?」
おぉ…流石理解が早い・・
頭の回転が速い三日月ってかっこいいよなぁ♪
[そこで自分のような霊力を持った審神者が三日月達のような刀剣の付喪神を実体として顕現させその歪んだ空間へ送り込み戦ってもらってる]
三日月「してその戦はどちらが有利となっている?」
[その情報はなかなか聞かなくてね?やや不利な立場に置かれてるって考えても良いと思う]
髭切「自分に不利な内容こそ隠そうとするのが人間だしね〜」
その通りだが、そういう言い方する時の髭切ってちょっと怖いんだよなぁw
三日月「ではそなたの願いはさらに不利な状況へといかぬ事か?」
[それはもちろんだけど、自分自身としては刀剣男士同士仲良くして欲しい事と、戦で誰一人折れずに帰ってくれる事が一番だね]
三日月「!?」
[戦は遊びじゃない、傷付いて折れてが当たり前な戦場へ出てもらってる中こんな考えは一部の刀剣男士からは怒られそうだけど自分はそれを承知の上で願うんだ]
髭切「でもその願いは例え甘えるなと怒る子が居たとしても、影では嬉しく思ってるって考えてもいいと思うよ」
[そうかな?]
ニコッと微笑んでくれる髭切に内心不安げに聞いた自分に「そうとも」と答えたのは三日月だった
三日月「我らは物だからな、折れるか失われるか、はたまた忘れ去られてしまうか…そういった存在だ」
それをしてしまうのもまた人である以上、人の記憶から消えていってしまうのを恐れている
三日月「だから強く当たってしまう者もいるのだろうな」
[居なくなった時の悲しみを少しでも抑える為…?]
三日月「ああ、そうだ。本心は己を見て欲しい、側において欲しいと願うものしかおらんよ」
うーーーん、この会話の内容…すっごく大倶利伽羅を連想させるんだけど…
切なくて泣きそうになってくるな〜…
三日月「その事実を知ってなお、自分の我儘としてそう願ってくれるのはありがたい事だ」
髭切「捨てられる心配も、手入れをされず折れる心配もないからね♪」
つまりは三日月も髭切も自分に生きていて欲しいと願ってるんだ…
神様と人は生きる時代も違いすぎるから、あえてそう言わないだけで心では願ってる…
[三日月、髭切…]
「「ん?」」
2人を呼んでクイクイと手招きするとゆっくりと歩み寄ってきた彼らに・・・
[・・・・・]
「「!!?」」
自分は優しく抱きしめた
出来るだけ温かみを感じられるように…
[自分、生きるよ?皆と共に…]
三日月「主…」
[長生きすればお別れなんて考えないようになってくれるでしょ?]
髭切「大丈夫?僕らがそう思うには本当に長い年月だよ?」
[望む所だよ?どんな困難が待ち受けてても争ってみせるから!]
自分より高い2人を見上げて大きく頷きながら言うと2人の顔もフワッと柔らかくなり・・
髭切「君は強い子だね。今の言葉には僕らが思ってる難解な事をも含めた上で応えてるようにしか聴こえなかったよ」
三日月「お前も思ったのなら違いないようだな」
本当に…若くありながら大した女子だ・・・
三日月「では主よ…」
[!?]
急に呼ばれたから何かと思えば髭切と三日月が自分の手をそれぞれ取ってその場に跪いたんだが…!?
三日月「そなたの意に敬意を表し、我らも思う存分力を振るう事を誓おう」
髭切「君にとっての邪魔者は人だろうと鬼だろうと何だって斬ってあげる」
三日月「主は安心して我らに身を任せ、己の夢を果たす為に動いてくれ」
すっごく絵になる…ホントしんどい…
でもここで発狂なんかしたらいい雰囲気が台無しになっちゃうんで必死に押さえ込みますよ自分は!!
[うん。皆が自分を信じてくれるから自分も皆を信じる・・よろしくね?]
三日月「ああ」
髭切「拝命したよ」
我が命は主と共に・・・
なんてカッコよく言いながら自分の手の甲に口付けちゃったんですけどこの人達!?
くっっっっそカッケェなぁオイ!!
