マジでなっていいんすか!?
この物語を振り回す者は……
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嗚呼、長義が…長義が自分を見てる…
車での移動中暇だからとて自分を見なくても良いのでは…?
自分なんか見ても何も良いもんなんて
長義「1つ聞いてもいいかな?」
[Σ!?っあ、どうぞ!]
長義「っふふ、そんなにかしこまらなくても構わないよ?」
まさか声をかけられるとは思わなくてめっちゃビクッってなってしまった!申し訳ない!
つか遅ればせながら声はちゃんと高梨さんボイスで正直クッソ安心してます!!ありがとうCV設定!w←
長義「君が車に乗るときに持ってきた物の中に"俺"がいた気がするんだがあれは?」
[あーえーと、質問を質問で返すようで申し訳ないけど…]
長義「それが俺の質問の答えにもなるなら構わない。何かな?」
拒むことなく聞き返してくれた長義の言葉を聴いて私は恐る恐る問いかけた。
[本物の刀たる自分が存在してる中、私のように模造刀を持っているのはどう思いますか?]
長義の場合あれだ、模造刀=偽物くんイメージがある可能性だってあったんだ。
見せるべきじゃなかった…
やっちまった…と落ち込みかけた自分に返ってきたのは・・・
長義「そうだね…シンプルに答えるとすれば俺は一振りしか現存しない。しかも君のいる世界では重要文化財に指定されている」
[はい]
長義「ならば欲しても得ることは極めて不可能。だがせめてもの形としてああやって模造刀が存在する」
[その通りで]
長義「つまりは…だ」
[つまり?…Σ!?]
長義いいぃぃぃいいい!!!?
急に黙ったと思ったらなぜ自分に近寄ってきたのーーーー!!?
うわ、長義めっちゃいい匂いするー!
やめてー!考えてみれば自分仕事帰りでめっちゃ油と埃まみれの汚ったないじゃん!!有害粗大ゴミに匹敵するじゃん!!
長義「君は、俺の事が好きなのかな?」
[!!!!?]
やめろおおおおおお!!!
直球過ぎるわーーーー!!!
…あ、でもその微笑みは美味しく頂きました。ご馳走様です♪←
じゃなくて、早よ答えなければ!
[す、好きでなければ模造刀を欲しいと思いませんが?]
長義「ふっ、そうだな。それに…」
彼も随分と大切に扱われてきたみたいだ
と呟いた
ってことはアレっすか?長義さん
自分が今まであの模造刀長義に何をしたか分かっちゃった系ですか?
[…長義は]
長義「ん?」
[人間に、されど自分のようなものに好かれるのはどう思いますか?]
長義「君はどう思われたい?」
[・・・・・]
グハァッ!
と声が出そうなのを必死に抑えて長義をじっと見つめる
これは自分が機会があれば割とガチで聞いてみたかった内容でもあったから……
長義「…いい表情だ。俺もからかいが過ぎたよ」
そう言ってさっきまで座っていた場所に座り直し…
長義「嬉しいさ。人に好かれ、扱われるが刀の本分だからな」
[本当に?]
長義「ああ、何なら君の"初期刀"になってみたいと思うほど興味もある」
[Σそっ!?]
それは言い過ぎですぞ長義サン…//////
俺頭爆発してない?そうじゃなくてもゆで卵作れるくらい蒸気上がってない?大丈夫?
この言葉はずるいわ…そう言われて喜ばない長義推しさんいる??
いねェよなァ!!?←
「お話の途中申し訳ありませんがまもなく到着いたします」
長義「やっとか」
[…って事はもうここは2205年!?]
長義「…の、時の政府が管理する敷地内だよ」
[わぁ…]
私バックトゥザフューチャーしちゃったのねw
と思いつつ窓を覗いてみるとめっちゃ綺麗な敷地が目に映る
クッソ手入れ大変そうだなーなんて呑気に言える立場で良かったと思いつつ見渡してみるとあちこちから同じような車が同じ方向へ進んでいる
[あ、そういえば私が持ってきた荷物。ここに入ったら消えちゃったけどあれはどうなったの?]
長義「心配はいらない。この車内が荷物で溢れないよう自動的に預かり所へ保管される形になっている」
[2205年の科学の力ってスゲー…]
とまぁポケモンのおじさん風に言っているうちに到着してリムジンから降りる
そして私の後に長義も降りた
くわ!立ち方が凛々し!!!いと美しかな!!
長義「手続きを行う場所まで案内するから、ほら」
[Σほぁっ!?]
みなさーーーん!
映画とかでよくみる社交パーティーかなんかで男性が女性をエスコートするように手を差し出してきたんですけどーーー!!
すんごくしんどいデス。ありがとう人生…
[お、お手柔らかに?]
長義「本当に面白いね、君は」
[・・・]
もういっそ爆発した方が早いんじゃないかって思ってもおかしくないよね?ねぇ?
おずおずと手を取ると"よく出来ました"と言わんばかりに微笑んで歩き出す長義
長義「この先、音声認証した後霊力がどれほどあるか検査が行われその量によってクラス分けされる」
[あーまぁ審神者としての力があればある程政府としては嬉しいもんね…。
なんか力が強い人って特別待遇ありそう]
長義「もちろん存在する。最優秀は各資材10万に各札50枚配布だったかな」
[ヤバっ!!?]
長義「そして好きな刀剣男士を初期刀として選べる」
おいおいおい…至れり尽くせりだな優秀者さんよぉ〜
好きなやつ選べるって羨ましいぜ…
「ようこそ、こちらに真名をどうぞ」
長義「どうぞ?」
[う、はい]
面布をした女性に言われそれに従った後すぐ横に指紋認証するようなパネルの掌サイズが現れた
長義「ゆっくりと手のひらをつけるんだ」
[う、うす…]
若干南泉みたいになりながらパネルに触れる
すると!
ピピピピ…ピーーン♪
ってなんか若干リズミカルな音でなってパネルが虹色に光ってんですけど…これパチンコだったら熱いよ?大当たり確定よ?
「…では貴女様の個室はこちらになります
向かう方向は矢印が表示されますのでその通りに従ってください」
長義「これから審神者としての衣装を決める部屋だ。そこで服を決めた後は君が楽しみにしている初期刀選びだ」
[服決めれんの!?]
巫女服じゃなくてよかったー!
自分みたいなポッチャリさんには絶対似合わないもん。うん
・・・あ、言い忘れてましたが私、自分の身長に基本体重がプラス10はされてる
お腹がそれなりに出ちゃってるぽっちゃりさんです。
長義「じゃあ俺の案内はここまでだ。あとはその紙の矢印の方へ」
[え、あ…分かった]
わかってる。長義は自分の刀じゃないもんね
分かってるけど車の中であんな事言われたりしたからか別れがめっちゃ切ない…泣きそうになってくるんだが…?
[案内してくれてありがとう長義
私審神者業頑張るね?]
長義「ああ、君の活躍を期待してる」
[バイバイ〜長義!]
私は出来るだけ明るく振る舞って長義と別れた
振る舞えたよ?私頑張って振る舞えたぞ!
泣かなかったよーーーー!!!?
長義「ああ"また後で"」
