出陣と鍛刀と手入れ♪
この物語を振り回す者は……
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膝丸「主!源氏に関するもので何か知ってることはないか?」
[知ってること?]
膝丸「ああ!句でもなんでも良い」
源氏に関することなぁ〜・・ない事はないけど…
[実際にそう言われてきたかわからないけど一つだけなら]
膝丸「お!それはどんなやつだ?」
期待の眼差しを向けられながら私はひとつ咳払いをして口を開く
["源家に二つの剣有り、膝丸と髭切と申しけり"]
膝丸「!"源の姓を賜はつて、天下の守護たるべきよし"」
源氏兄弟にハマったばかりの時にピクシブ漁って覚えた文章だぜぃ!膝丸の反応を見る限り合っているようで何よりだぜぃ!
・・おっと、そろそろ名前の文章かな?
["人を切るにおよんで、髭一毛も残らず切れければ髭切となずけらる"]
膝丸「"今一つは、もろ膝を薙ぎすましたりとて、膝丸と申すなり"」
[・・合ってた?]
膝丸「完璧にな、流石俺の主だ♪」
っしゃぁ!!
とその場で握り拳を作って勇ましく喜ぶ←
膝丸「だがその文章は随分とマイナーなものだろう?よく覚えていたな」
[好奇心ゆえだよ♪]
膝丸「それは重宝冥利に尽きるな」
そう嬉しそうに言った後「だが…」と表情を曇らせて言う膝丸
ん?どした?俺なんかしたか??
と思った矢先
膝丸「君の母上は随分身勝手な言いようだったな」
[あー・・]
不機嫌そうな膝丸の言葉に納得の声を漏らす
何を隠そう自分が審神者になって2日目となるのに親に連絡するの忘れてて
スマホ探し出して開いてみると不在着信とLINEの件数がクッソヤベェことになってて
皆がいる前で電話出た挙句オカンからの嵐のような説教が始まったからだ
オカンの前で審神者になると言ったしこの選択したことに後悔ないよと言ったはずなのだが、それを遮ってギャンギャン言ってきてたおかんにこの膝丸は不満なわけだが……
[まさか長義がキレるとは思わなかったよ]
膝丸「賢明な判断だ。あの場で彼がキレなければ俺が怒鳴っていた」
[まぁ長義は自分が持ってた模造刀の記憶もあるらしいし普段母さんがどんな怒り方してるか知っているからって言う分もあったんだろうねw]
"彼女の心の優しさに甘えて、随分と身勝手な言い分…親として恥ずかしいと思わないのかな?"
[静かにキレてる長義すごく怖かったけど頼もしかったよ。自分はどうしても強く言えそうにないから…]
膝丸「幼き頃からあの親の元にいたのなら無意識に感情への規制が入っていたとしても不思議ではない」
また再びあの者から言われた際には俺に言え、相手をしよう
と言う膝丸はあの時の長義と同じくらい低く冷静を装ったような声で言う
めっちゃオコですやん…
怒り発散の為に出陣していった長義とは違って冷静だなぁ〜膝丸はって思ってたけどめっちゃオコですやん
私のために怒ってくれてますやんw
[膝丸って自分のこと好きみたいに怒ってくれてるねぇ〜?]
膝丸「?そうだが?」
[やっぱり〜?そうだと思っ…]
へ?
ちょぃと待ってくれ?
今膝丸なんて返した???
[自分のことだぞ?髭切じゃないんだぞ?]
膝丸「今兄者の話はしておらぬだろう?君の話しかしていないはずだが?」
あ、ちゃんと話繋がってた…
じゃなくて!!!だったらとんでもない話にならないか!!?
[自分の事、本当の意味で好きなの?]
膝丸「本当の意味とはどう言うことか分からんが、俺が刀としていた時代の表し方で良いのなら他の者に邪魔されぬよう自ら毎夜通い詰めたい意味での好きだぞ?」
光源氏…だと?
それマジもんの好きですやん…
The素な顔で言ってきてるがとんでもないこと言ってますよ膝丸ちゃん
[そっかぁ…]
膝丸「……不快か?」
[いやまさか!]
嬉しいよ?膝丸♪
と笑って答えると「そ、そうか…」なんてどこか安心したような照れ臭そうに頬を指で掻く膝丸の可愛いこと可愛いこと
でもね?
こちとらそう言う心持ちしてなかったんですよ!!?
お蔭様で今や申し訳ない気持ちでいっぱいですわ!!
どうすればよろしいのでしょうかワタクシは!!?←
つかなに!?なんで自分こんなに刀に好かれるの!?マジやばくない?
どんだけ最低な世界だったの現代!?
やっぱ我慢してたらその分後でいいことが起きるってか!?
だとしたらありがとう人生!!!
[今から少し本丸を歩いて回るけど来る?]
膝丸「もちろん、同行させてもらう」
どんな本丸か把握しておかねばな
嬉しさ半分楽しみ半分でキラキラが消えることの無い膝丸、うん。可愛い♪
膝丸「おお!見事な景色だな!」
[自然大好きだからそう設定したんだ♪]
海の方へとやってきた私達
若干海水が当たるくらいの位置の砂浜を歩く
もうね、他の人から見たらただのデートですわこりゃw
[膝丸〜ちょっと足止めてこっち見て?]
膝丸「む、こうか?」
私の指示通りに動きを止めてくれた膝丸へ向けてトリミングする
不思議な指の形に不思議そうな顔をしてる膝丸が見えてそれも可愛い
可愛いばっか言ってるって?
気にしちゃ負けよ?事実だもの!w
[おぉ〜♪]
膝丸「主、その指の形はなんだ?」
[こうやって見たらね?一枚の絵のように見えるから写真にしたらどんな風に見えるか分かり易いよ?]
膝丸「どれ……」
膝丸が真似っこしてトリミング
俺の真似するて、子供みたいで愛おしいなぁもう〜////
でも何で俺の方を向いてトリミングするかなー?
[あの〜膝ま「うむ、本当に一枚絵のようだ」
膝丸「この絵が存在しているのならば、言い値で買い取りたいものだ」
あーーーーーもーーーー
お前もか!!!膝丸!!!
お前もそうやって俺の心を弄ぶ人の一人でしたか!!!?
俺の事好きだと知ったけどね????
だからといって弄んでいいとはいってない!!!
[写真がないから目の前にいる自分で許してw]
膝丸「許すも何も、俺はその方がいい」
そう言って私の方に歩いてきた膝丸は・・・
スッ
膝丸「あの時とは違い、こうやって触れられ想いを伝えられる…これほど至福の時はないからな」
[うん…すっごくそう思ってるような顔してるね]
膝丸「君には偽りはせぬ」
[あーそういう意味じゃなくってね?]
手を握ってきた膝丸の手に私のもう片方の手で覆うように触れて
[膝丸からそんな風に想わてるのとそれを伝えてくれることに自分の思考が追いついてないけど凄く嬉しいってことを言いたいだけだよ?]
膝丸「そうか、それを聞いて安心した」
フワッと微笑む膝丸…うん、絵になる…
そしてこれから彼にも振り回される生活が始まることに違いないな自分・・・
