「先輩、好き」
「ちょ…キスマークそんなに付けないで…っ」

ちゅ、ちゅ、と細かく赤い痕を残しながら全身にキスをしながら少しずつレノの唇が私の秘部へと近づいてくる。

「無理、俺のにしたいし」
「えっ…？何言って…っんん…！」
「先輩、俺…本気だから」
「や…っ、そこで喋んないで…っぁあ…っ」

秘部から溢れ続ける蜜を舌先で掬い取り、陰核に擦り付けられると痺れるような甘い快感が全身を駆け巡る。

器用に陰核を舌で愛撫されたまま蜜の溢れる秘部へレノの指が埋まる。

「んん！…あっ、あぁ…ん…っ」

体内で暴れるレノの指が私の気持ち良い部分を擦る度に嬌声を上げてしまう。
レノが指を動かす度にぐちゅぐちゅといやらしい水音が部屋に響き、私を更に快楽へと引き摺り込んでいく。

「先輩、腰浮いてる。ココが良いんだ？」
「あっ、あっ、…っだめぇ…っ！あぁ、っあぁん！」
「良いよ、先輩…そのまま力抜いて、出しちゃって」
「ゃあ…っ！あっ、だめ、…本当に……っ！！！」

空いていた手でぐっ、と下腹部を押さえながら指の動きを速くされる。強い快楽から逃れられないまま私は簡単に潮を吹いてしまった。

「…はぁっ、はぁっ…ごめ…っ」
「ん、大丈夫」

レノは優しい笑みを浮かべて肩で息をする私の額にキスをする。
酷く愛されているような錯覚を覚えるその慈しむような視線に再び痛いくらいに心臓の高鳴りを感じる。

「先輩、もう…良い？」
「ん…良いよ、来て…っ」

レノが腰を動かし自身を秘部へ擦り付ける。
我慢の限界とばかりに吐息に切なさの色を滲ませるレノの唇へ軽くキスをしてから返事をする。

「先輩…大好き」