それを合図としたかのように、性急に名前ちゃんの胸元へレノの手が伸びる。

胸全体を優しく揉みながら指先で引っ掛けるように乳首を弄る。
昂った名前ちゃんの体は面白いようにびくんと反応する。

「…ぁ、あんっ…」
「名前ちゃん、可愛い…愛してる」

その反応を見ながらレノは首筋、鎖骨、胸元、下腹部、脇腹、内腿と名前ちゃんの白い肌に沢山のキスマークを残していった。

「…ぁ、レノ…わたし…っ」
「分かってるぞ、と」

上半身を起こし、すっかり蕩けた瞳でレノを見つめながら先を促す名前ちゃんの額に軽くキスで制止させ、レノは名前ちゃんの秘部へ指を滑らせる。

名前ちゃんのソコは触れてもいないのにベッドに垂れそうなほど愛液で濡れそぼっていた。

愛液を指で掬い取り、撫で付けるように陰核を擦ると名前ちゃんの体が跳ねる。

「あっ、ん…っ、あぁ…っ」

名前ちゃんの秘部に指を埋め、ぐちゅぐちゅといやらしい水音を立てて愛撫する。
目を伏せシーツをぎゅっと握りながら快楽に身を委ねるその様はレノの欲をより掻き立てるには充分だった。

秘部から指を抜き、名前ちゃんを抱きしめる。

「………？」
「……あー…朝から可愛すぎ…」

名前ちゃんの胸元に顔を埋めながらレノが呟くと、返事の代わりに名前ちゃんの腕がレノの背中に回る。

「ちょっと早いかもだけど勘弁な」

苦笑を浮かべたレノは名前ちゃんに軽くキスをすると一気に名前ちゃんのナカへと自身を突き立てた。