残業の罠
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お互いにシャワーを済ませ、ベッドへと横になる二人。
「先輩、こっち狭いんでもっとあっち行ってくださいよ」
不服そうにレノの胸板を押し距離を取ろうとする名前ちゃん。
「いやいや、俺、これ以上下がると冷たいもん。ヤダ。そっちまだ余裕あるだろ?」
名前ちゃんの背後を指差し、距離を詰めるレノ。
「えっ、私だってこれ以上下がったらシーツ濡れてる所なんで無理です!」
「濡らしたの自分だろ〜?」
「なっ…!っていうか、レノ先輩【どうせ数時間寝るだけ】なんですからソファで寝て下さいよ!」
「あ。」
ぎゃあぎゃあ言い合っていたレノがふと気がついたとばかりに声を上げ、
「じゃあ今晩はこうして寝るぞ、と」
「!!!??」
ぐいっと名前ちゃんの体を腕の中へ抱き寄せた。
ちゅ、と小さく音を立てて名前ちゃんの額にキスをして、
「おやすみ」
レノはそのまま眠りに就いた。
心地良い温もりに包まれる安心感と、一定のリズムで伝わるレノの鼓動。
「…おやすみなさい」
ゆっくりと訪れる眠気にそのまま名前ちゃんも身を委ねた。
終わり。
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