オトシモノ
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「結構やるじゃん」
ゲームが終わり、成績が表示されている。
イージーモードだと死なないらしいのでデス数と書かれたところは0だったけど、その上のキル数と書かれたところは、なんとあろま君の数字よりも上だった。
「私もここまでできると思ってなかった…」
思いの外楽しかった。普段遊んでる女友達とだと、絶対に来ないフロアだったし、いい経験ができたな、と思っているといつの間にかあろま君が視界からいなくなっていた
「あれ?あろま君?」
きょろきょろと見回すと、マスオカートの機械のところにあろま君はいた。
「格ゲーはさ、ちょっとむずかしいからマリオカートでもやろうぜ」
たしかに格闘ゲームは両手をガチャガチャ動かしているイメージしかない。それにマリオカートだったら、いとこの家でいとこのお兄ちゃんとやったことがある
「うん、テンニンドー32でやったことある!」
あろま君はコイン投入口へ小銭をチャリチャリと入れた。
「久しぶりだな~、小5の頃にいとこのお兄ちゃんとこにお泊り行ったときが最後だから…8年ぶり?」
「げっ、久美子ちゃん年上なの!?」
あろま君が目を大きく開いてこっちを見る。どうやら私のことを、同い年か年下だと思っていたらしい。
「うん、高3だけど…あろま君は?」
「高2…ごめん、全然年上だと思ってなかった…」
運転するマシンを選びながら、あろま君はぽりぽりと後頭部を掻いた。
「気にしないで。童顔だからたまに中学生にも見られちゃうし。」
「んじゃ、これからも久美子ちゃんで。」
そう言っているとゲームスタートを知らせる電子音が3回鳴った。
ゲームが終わり、成績が表示されている。
イージーモードだと死なないらしいのでデス数と書かれたところは0だったけど、その上のキル数と書かれたところは、なんとあろま君の数字よりも上だった。
「私もここまでできると思ってなかった…」
思いの外楽しかった。普段遊んでる女友達とだと、絶対に来ないフロアだったし、いい経験ができたな、と思っているといつの間にかあろま君が視界からいなくなっていた
「あれ?あろま君?」
きょろきょろと見回すと、マスオカートの機械のところにあろま君はいた。
「格ゲーはさ、ちょっとむずかしいからマリオカートでもやろうぜ」
たしかに格闘ゲームは両手をガチャガチャ動かしているイメージしかない。それにマリオカートだったら、いとこの家でいとこのお兄ちゃんとやったことがある
「うん、テンニンドー32でやったことある!」
あろま君はコイン投入口へ小銭をチャリチャリと入れた。
「久しぶりだな~、小5の頃にいとこのお兄ちゃんとこにお泊り行ったときが最後だから…8年ぶり?」
「げっ、久美子ちゃん年上なの!?」
あろま君が目を大きく開いてこっちを見る。どうやら私のことを、同い年か年下だと思っていたらしい。
「うん、高3だけど…あろま君は?」
「高2…ごめん、全然年上だと思ってなかった…」
運転するマシンを選びながら、あろま君はぽりぽりと後頭部を掻いた。
「気にしないで。童顔だからたまに中学生にも見られちゃうし。」
「んじゃ、これからも久美子ちゃんで。」
そう言っているとゲームスタートを知らせる電子音が3回鳴った。