オトシモノ
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「やばいよー…この駅になかったし、とりあえず地元駅まで戻ろ…」
どうやらこの駅にはなかった。電車がいない間にホームの下も覗き込んでみたけど、落ちていない。
ということは、乗ってた電車に落としたか、最寄り駅のホームで落としたか…
「まもなく2番線に電車が到着します、黄色い線の内側に下がってお待ち下さい~」
「今から最寄りに戻ったら8時半で…そこで見つかったとしても学校に着くの9時過ぎだ…」
地元へ向かう電車がホームに入ってくる。
ドアが開くと、見慣れたオフホワイトの定期券入れを持った男子高校生がこちらを向いて立っていた
「あっ…」
男子高校生は私の存在に気づいたようで、これ?と定期券入れを見せてくる。
「それ…私のです。あ、ありがとうございました!」
受け取ろうと電車へ足を踏み入れると、私が電車に乗り込むのと同時にドアがしまった
「あっ…あっ!!」
振り返ってドアをぺちぺちと叩いても開かない。そのまま電車はゆっくりと走り出した。
「ハハハハ…あんた面白いね、久美子ちゃん?」
「どうして私の名前を…?」
男子高校生は定期券の左下をトントンと指で叩いた。
「ここに名前書いてあるし。あんたがさっき乗ってた電車で俺あんたの真ん前で座ってたの」
「あっ…わざわざ折り返してもらってありがとうございました…」
「で、お礼なんだけどさ」
お礼要求してくるの~!?!?なんて奴だ…お金とか取られちゃうのかな…
「とりあえず僕とご飯でもいこうよ。朝飯」
「へ?」
どうやらこの駅にはなかった。電車がいない間にホームの下も覗き込んでみたけど、落ちていない。
ということは、乗ってた電車に落としたか、最寄り駅のホームで落としたか…
「まもなく2番線に電車が到着します、黄色い線の内側に下がってお待ち下さい~」
「今から最寄りに戻ったら8時半で…そこで見つかったとしても学校に着くの9時過ぎだ…」
地元へ向かう電車がホームに入ってくる。
ドアが開くと、見慣れたオフホワイトの定期券入れを持った男子高校生がこちらを向いて立っていた
「あっ…」
男子高校生は私の存在に気づいたようで、これ?と定期券入れを見せてくる。
「それ…私のです。あ、ありがとうございました!」
受け取ろうと電車へ足を踏み入れると、私が電車に乗り込むのと同時にドアがしまった
「あっ…あっ!!」
振り返ってドアをぺちぺちと叩いても開かない。そのまま電車はゆっくりと走り出した。
「ハハハハ…あんた面白いね、久美子ちゃん?」
「どうして私の名前を…?」
男子高校生は定期券の左下をトントンと指で叩いた。
「ここに名前書いてあるし。あんたがさっき乗ってた電車で俺あんたの真ん前で座ってたの」
「あっ…わざわざ折り返してもらってありがとうございました…」
「で、お礼なんだけどさ」
お礼要求してくるの~!?!?なんて奴だ…お金とか取られちゃうのかな…
「とりあえず僕とご飯でもいこうよ。朝飯」
「へ?」