ツナガリ
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「やっぱ浴衣かなー、でも動きづらいから洋服の方がいいかなー…」
この前定期券入れを落としちゃったときに拾ってくれた、近くの高校に通うあろま君との2回目のデート。
1回目のデートからちょうど10日後の週末にある、うちの近所の夏祭り。
ちょうど学区の境目に住んでるから近所でも違う中学校だった人は多いんだけど、まさかあろま君のお家が1本向こうの通りだったとは。
「そうだ、メールして聞いてみよう」
携帯電話を取り出し、メール画面に打ち込む
To あろま君
Sub 明日の服装ってさ
Text やっほー!あろま君って、
明日どんな服装で来る?
程なくして短めの着信音が鳴った
From あろま君
Sub Re:明日の服装ってさ
Text 浴衣
えっ、浴衣?
たしかに小柄で華奢だから似合いそうだけど…
「じゃあ私も浴衣にしようかな」
並べていた洋服を全部クローゼットにしまい、閉じた扉の枠に白地に紫色の朝顔の柄の浴衣とピンク色の帯を掛けた。
「さ、今日はもう遅いし、寝よ!明日クマがある顔であろま君に会えないし」
私はきちんと歯磨きを済ませ、リビングでテレビを見て笑っている母親に明日浴衣で行くから着付けをよろしくね、と声をかけてベッドに潜り込んだ。
この前定期券入れを落としちゃったときに拾ってくれた、近くの高校に通うあろま君との2回目のデート。
1回目のデートからちょうど10日後の週末にある、うちの近所の夏祭り。
ちょうど学区の境目に住んでるから近所でも違う中学校だった人は多いんだけど、まさかあろま君のお家が1本向こうの通りだったとは。
「そうだ、メールして聞いてみよう」
携帯電話を取り出し、メール画面に打ち込む
To あろま君
Sub 明日の服装ってさ
Text やっほー!あろま君って、
明日どんな服装で来る?
程なくして短めの着信音が鳴った
From あろま君
Sub Re:明日の服装ってさ
Text 浴衣
えっ、浴衣?
たしかに小柄で華奢だから似合いそうだけど…
「じゃあ私も浴衣にしようかな」
並べていた洋服を全部クローゼットにしまい、閉じた扉の枠に白地に紫色の朝顔の柄の浴衣とピンク色の帯を掛けた。
「さ、今日はもう遅いし、寝よ!明日クマがある顔であろま君に会えないし」
私はきちんと歯磨きを済ませ、リビングでテレビを見て笑っている母親に明日浴衣で行くから着付けをよろしくね、と声をかけてベッドに潜り込んだ。