オトシモノ
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「やっばー、定期入れ落とした…」
電車から降りて改札へ向かう途中、カバンの外ポケットをがさごそと探っても空を切るばかり。
「えっ、久美子どうしたの、大丈夫?」
数歩先を歩いていたクラスメイトが振り返った。
「うーん、大丈夫。先行ってて!遅刻するかもしんないし!」
「了解!先生には伝えておくから!!」
クラスメイトはそのまま改札を抜けていった。
まずいなぁ、定期入れには今月の昼食代も入ってるんだ…
昨日バイトの給料日だったから、もらった直後に1ヶ月分の5000円入れちゃったんだ…
「やばい…この駅になかったら地元駅まで戻んなきゃかなー…ってか乗ってた電車に落としちゃったんだったら、1時間先の終点まで行かなきゃなの?やだよ~~」
とりあえず探さないことには見つからない。
この駅は3つの高校の最寄り駅になっているから、すごい数の高校生がこちらへ歩いてくる。
久美子は人の流れをかき分けながら、先ほど降りたホームへ向かった
電車から降りて改札へ向かう途中、カバンの外ポケットをがさごそと探っても空を切るばかり。
「えっ、久美子どうしたの、大丈夫?」
数歩先を歩いていたクラスメイトが振り返った。
「うーん、大丈夫。先行ってて!遅刻するかもしんないし!」
「了解!先生には伝えておくから!!」
クラスメイトはそのまま改札を抜けていった。
まずいなぁ、定期入れには今月の昼食代も入ってるんだ…
昨日バイトの給料日だったから、もらった直後に1ヶ月分の5000円入れちゃったんだ…
「やばい…この駅になかったら地元駅まで戻んなきゃかなー…ってか乗ってた電車に落としちゃったんだったら、1時間先の終点まで行かなきゃなの?やだよ~~」
とりあえず探さないことには見つからない。
この駅は3つの高校の最寄り駅になっているから、すごい数の高校生がこちらへ歩いてくる。
久美子は人の流れをかき分けながら、先ほど降りたホームへ向かった
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