学校の先生
「じゃ、じゃあ・・・。」
「きっとあいつにつきあうことを報告したとしても、頑固反対し続けるぜ。
あいつ自身も彼女いないし。」
「う、うぅ~ん、そうだねぇ~・・・。」
「お兄ちゃんに彼女でも出来ればなぁ~・・・。」
「無理だろ。
ドSだし、白髪だし。」
「これは白髪じゃなくて銀髪だ。」
「あっ、噂をすれば・・・。」
「お兄ちゃん!!」
窓から身を乗り出していたのは、雪久だった。
「こ、狛村先生!!
き、奇遇ですねぇ~(笑汗)」
「ほんと奇遇だな。
何で保健室にいんだ?」
「えっ、えぇ~と・・・。」
「よっ、シスコン。」
「誰がシスコンだ。
そしてお前も何でいんだよ。」
「お前には関係ぇねぇだろ。」
「先生に向かってお前呼ばわりはないだろ?」
雪久は窓から保健室の中に入ってきて、政のほっぺをつまんだ。