2人の生活
2人の寮生活が始まって、3日が経ち今日は土曜日。
「政ぁ~、ヘルプ~。」
「あのなぁ~・・・それくらい自分で出来ない?
お風呂掃除するだけだぞ。」
政がお風呂場を覗くとそこには泡だらけの七緒がいた。
「なんか・・・
浴槽じゃなくて、俺が洗われてる感じになっちゃって。」
「うん、そうだな。
お前泡だらけだもん。」
「だから、ヘルプ。」
「はぁ、わかったから。
取り合えず、横にどいてろ。」
政は七緒からスポンジを貰うと、浴槽を洗い始めた。
政が浴槽を洗い終わり、お湯を入れ始めた。
七緒はすぐシャワーを浴び始め、
政は晩ご飯を作るのを再開させた。
基本、この部屋の家事は政1人でやっている。
七緒は何をやっても上手くいかず、政の足手まといである。
しばらくして、七緒がリビングに入って来た。