学校の先生
政は幸太に向かって怒鳴った。
「あっ、すまない。」
「・・・何か昔にあったの?」
「・・・お前には関係ないだろ・・・。」
政が悲しい顔で言った時だった。
チャイムが鳴り響いた。
「あっ、チャイムがなった。」
「ほら、先生。行きますよ。」
「えっ、小池も行こうよ!!」
「ほんと、俺の言葉聞いてたか?
俺はもう歌は聞きたくもないんだ。
俺の事はほっとけ。」
政は教室を後にした。
政が着いた場所は保健室だった。
「よっ。」
「おっ、来たか。」
保健室に入ると、椅子に座ったベリーショートの銀髪の女性がいた。
黒いズボンをはいていて、白衣を上から羽織っている。