学校の先生
「ふぅ・・・次は何だ?」
「理科。」
「今日は生物ね。」
「あっそ・・・。」
キーンコーンカーンコーン・・・
「席着いてぇ~。
号令。」
「きりーつ。」
ガタガタ
「気をつけ。 礼。」
ガタガタ
「はい、今日は先生の好きなカエルについてやるぞぉ~。」
「うわぁ~、出た。」
「あいつ、何でカエルが好きなんだか・・・。」
教卓でカエルについて熱く語っているのは、
理科の教師の枳殻 神子(カラタチ ミコ)である。
長く、綺麗な黒髪に華奢で小さい体をしていて、
眼鏡をかけている。
白衣は少し大きく、手が少し隠れている。
家は代々続く、生花のお家でお金持ち。
おっとりしていて、ミスは多いけど、
眼鏡を外すと性格が変わるらしい。