学校の先生
「はぁ?
何言ってんの、松ヤン?」
「俺も食いたいからさ♪」
「俺もぉ~。」
七緒が政の班にやって来た。
「お前は自分の班に戻れ。」
「何か、マシなの作れそうもない・・・。」
「そんなの、お前の頑張り次第で変わんだろ?
ほら、お前の班も大丈夫そうだぞ。
何か知んないけど、1人の男子を中心に行動し始めてる。」
「おっ、流石拓海!!
俺も手伝いに行こぉ~♪」
七緒は自分の班へと帰って行った。
「お前も自分で作って、悲しく食べてろ。」
「えぇ~、俺政の飯食いたいなぁ~・・・。」
「お前なぁ~・・・。」
「政ちゃん、作ってあげたら?
先生が可哀想だよ。」
「栗宮・・・。」
「はぁ、お前は甘いなぁ~・・・。
まぁ、お前がそう言うなら仕方ないけどよ。」
「あんがとっ♪
出来上がったら呼んで。」
「へぃへぃ。」
利彦は周りの班を見回り始めた。
政は5人分の米をとぎ終わり、スイッチを押した。