学校の先生
「・・・見えてる・・・。」
「そ、そうか・・・。」
「小池・・・政・・さん・・・。」
「おぅ。
よろしくな。」
「・・・。」
涙はコクリと頷いた。
「はい、今日はテーブルに乗っているもの何でも使っていいから、今日の昼飯を作れぇ~。
ちなみに、それがお前らの昼食だからな。」
「「''えぇぇぇ~!!,,」」
全員からブーイングの嵐である。
「ブーブー言うなよ。
このクラスどうせボンボンばっかだろ?
人に作ってもらうんじゃなくて、自分で作る努力をしろ。」
「まっ、あいつの言うとおりだな・・・。」
「んじゃ、調理開始ぃ~。」
それぞれの班で話合いをし始めた。
「んで、何食いたい?」
「えっ、な、何でもいいけど・・・。」
「まぁ、まず米とがなきゃな。
飯は絶対必要だろ。」
政は人数分の米を取り、研ぎ始めた。
「あっ、俺の分も入れて。」
利彦が政の班にやって来て言った。