体育祭
「あぁ?何だと!?」
「1位になれなかったからって
こいつにあたってどうすんの?
あんたたちが頑張って、1つでも順位あげとけば
こうはならなかったはずだ。
それに、走る順番だってあんたらが決めたんだろ?
最後の方に足の速い奴らが走る事は大よそ予想出来てたんだから
あんたらが最後の方を走ればよかったわけだし。
あっ、ごめん。
もしかして自分たちも足が遅くて
自信ないから最初の方にしたのか。」
「てめぇー・・・。」
「何?
俺は1つも間違った事は言ってないぜ。」
「くっ・・・。
だけど、こいつが転ばなければ!!」
「それはしょうがないだろ。
転んじまったんだから。
こいつも反省してるし、
ちゃんと謝ったんだからそれでよしとしよぉじゃねぇか。」
「だけど「まだ何かあんのか?」
政は2人は睨みつけた。
「・・・ちっ。」
樹夜は舌打ちをして、その場を去っていった。
「あっ、樹夜!!」
火孤も樹夜の後を追って行ってしまった。