2人
js「二人とも落ち着いて、今は揉めるべきじゃないよ」
mg「すみません...」
sc「なぁ、本当に同じ行動をすればいけるのかな」
jn「この前見た映画ではできてた!!」
wn「可能性はありますけど...行くにしても行かないにしても、問題が一つあります」
wz「問題?」
wn「日本には沢山の電車が走ってるから、どの路線に乗ったかが分からないんだよ。今のところ候補は二つある」
ウォヌは観光雑誌に載っていた路線図を広げると二つの路線名に丸を付けた。
jh「じゃあ、手分けして乗ればいいだろ」
sc「...俺が行く」
vn「クプスヒョン!!」
sc「パフォチは今日も撮影残ってるだろ?それに俺はリーダーとして責任もあるし...」
js「じゃあ僕は残るよ。最年長が全員いなくなったら不安だろうし」
既に行く準備に手を付けていたハニヒョンを追うようにスンチョリヒョンが立ち上がった。弟組たちが不安そうに瞳を揺らした。
mh「あの、予備のバッテリー持ってってください。ホシヒョンみたいに連絡がつかなくなったら困るから...」
vn「イヤホンも忘れないようにしないと」
sk「あとは懐中電灯もあったほうがいいよね」
cn「だれも懐中電灯なんて持ってなくないですか...?」
dk「ミンギュの鞄」
cn「えぇー...」
mg「何その反応」
mh「足りない分はコンビニで買えるよね?」
俺たちは頼りになる弟を持ったようだ。
きっとみんなだって怖いはず、彼らより年上である俺達もなにか行動しないと。