夢現
夢主の名前
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最近気づいたが、夢の世界だと思っている世界はどうやら現実の世界とどこかしら似た現象が起こるようだ。身長や五感、友人の人数、全部がそうとは言えないが、偶然にしては似通った部分が多い。幼稚園の頃からの友人にたまに夢の話をしていてふと思ったのだ。
「紗英理ちゃんは高校どこ行く?」
授業の合間の小休憩でわざわざ足を運んで来てくれた友人。特に決めていなくて近くの高校と答えると良かったら同じ高校に来ないかという誘いを貰った。運がいいのかどうなのか友人が誘ってくれた高校は紗英理の偏差値でも行けそうな所だった。
鐘が鳴り周りがそれぞれの席に戻り少し遅れて先生が教室に入ってきて授業が始まる。
朝から曇っていた空は昼過ぎには雨に変わって、先生の声と雨の音だけが耳に響いた。
授業が終われば部活動へと向かう生徒が動き出し、それに続き帰宅組もおしゃべり組も動き出した。
帰宅組に混じって折りたたみを開き下校する。暫く歩いてると雨に混じってみゃ〜と鳴き声が聴こえてきた。
まさかと思い、鳴き声に耳を済ませながらその方向へと歩くと箱の中に小さな白熊がいた。
「……猫、じゃない」
見つけたが猫ではないし、見つけたところでどうすれば良いか分からずただただ立っていた。
すると白熊は抱っこというように手を伸ばしてきた。汚れたくないし、家に持って帰ったとしても熊を飼うなんて…と思い立ち尽くしていたが「みゃ」と鳴かれたら同情が勝り気づいたら白熊を抱えて家に帰っていた。家族には驚かれたが怒られることはなく、暫く家で飼うかなんて話になり熊の飼い方を調べると手続きやら食費やら尋常じゃない額が必要そうだと思ったが親が意外とノリノリである。そんな両親を宥め白熊を保護施設に電話でどうするか話をして後日引き取りに向かうとやり取りをした。
それにしてもなんであんな道端に白熊が捨てられていたんだろう。しかも変な鳴き声の。
「紗英理ちゃんは高校どこ行く?」
授業の合間の小休憩でわざわざ足を運んで来てくれた友人。特に決めていなくて近くの高校と答えると良かったら同じ高校に来ないかという誘いを貰った。運がいいのかどうなのか友人が誘ってくれた高校は紗英理の偏差値でも行けそうな所だった。
鐘が鳴り周りがそれぞれの席に戻り少し遅れて先生が教室に入ってきて授業が始まる。
朝から曇っていた空は昼過ぎには雨に変わって、先生の声と雨の音だけが耳に響いた。
授業が終われば部活動へと向かう生徒が動き出し、それに続き帰宅組もおしゃべり組も動き出した。
帰宅組に混じって折りたたみを開き下校する。暫く歩いてると雨に混じってみゃ〜と鳴き声が聴こえてきた。
まさかと思い、鳴き声に耳を済ませながらその方向へと歩くと箱の中に小さな白熊がいた。
「……猫、じゃない」
見つけたが猫ではないし、見つけたところでどうすれば良いか分からずただただ立っていた。
すると白熊は抱っこというように手を伸ばしてきた。汚れたくないし、家に持って帰ったとしても熊を飼うなんて…と思い立ち尽くしていたが「みゃ」と鳴かれたら同情が勝り気づいたら白熊を抱えて家に帰っていた。家族には驚かれたが怒られることはなく、暫く家で飼うかなんて話になり熊の飼い方を調べると手続きやら食費やら尋常じゃない額が必要そうだと思ったが親が意外とノリノリである。そんな両親を宥め白熊を保護施設に電話でどうするか話をして後日引き取りに向かうとやり取りをした。
それにしてもなんであんな道端に白熊が捨てられていたんだろう。しかも変な鳴き声の。