夢現
夢主の名前
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物心着く頃から不思議な夢を見ている。
その夢は現実とは別の世界で生活している夢だ。
そして不思議なことにその夢は現実世界と繋がっている。気がする。
───────
グラウンドで元気な声が響く。
新入生になり早数ヶ月、幼稚園からの友達に加えて新しい友達もでき明るいクラスメイトに囲まれて過ごしている。
窓辺で太陽の明かりに照らされながら友人とノートを広げて色鮮やかな絵を描く。
「紗英理ちゃん、それどこ?」
友人はノートに指さして聞いた。
「夢で見たとこだよ」
「へぇ〜。きれいなところだね。紗英理ちゃんは夢のこと覚えてるんだね。わたし、おきたらもう忘れちゃうよ」
友人は羨ましそうに紗英理のノートを眺める。
「なんでかわかんないけど、よく覚えてる。田んぼのにおいとか水が冷たいのとか全部覚えてる」
「そうなんだ…。ふしぎだね。…また夢見て覚えてたら、夢の話聞いてもいい?」
「いいよ。次覚えてるかはわからないけど」
紗英理が笑顔で意地悪そうに答えると友人も笑いながら頷いた。
何事も無く帰宅し夕方のTVアニメを見て家族揃って夕飯を食べお風呂で遊び寝支度をする。
今日も一日をいつも通り過ごした。
そして夢の世界へと潜っていく。
その夢は現実とは別の世界で生活している夢だ。
そして不思議なことにその夢は現実世界と繋がっている。気がする。
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グラウンドで元気な声が響く。
新入生になり早数ヶ月、幼稚園からの友達に加えて新しい友達もでき明るいクラスメイトに囲まれて過ごしている。
窓辺で太陽の明かりに照らされながら友人とノートを広げて色鮮やかな絵を描く。
「紗英理ちゃん、それどこ?」
友人はノートに指さして聞いた。
「夢で見たとこだよ」
「へぇ〜。きれいなところだね。紗英理ちゃんは夢のこと覚えてるんだね。わたし、おきたらもう忘れちゃうよ」
友人は羨ましそうに紗英理のノートを眺める。
「なんでかわかんないけど、よく覚えてる。田んぼのにおいとか水が冷たいのとか全部覚えてる」
「そうなんだ…。ふしぎだね。…また夢見て覚えてたら、夢の話聞いてもいい?」
「いいよ。次覚えてるかはわからないけど」
紗英理が笑顔で意地悪そうに答えると友人も笑いながら頷いた。
何事も無く帰宅し夕方のTVアニメを見て家族揃って夕飯を食べお風呂で遊び寝支度をする。
今日も一日をいつも通り過ごした。
そして夢の世界へと潜っていく。