はじめてのちゅー
はじめてのちゅー
2度目の旅の最中。
小狼たちは四月一日が店主代理を務める店に、2度目の来訪を果たした。
小狼はとてもうれしそうだが泣きそうな表情で
「元気だったか、君尋。辛くないか。」
四月一日もたまらない表情だった。
「おれはなんとかぼちぼちやれてるよ。心配かけてすまない。」
また会えた喜びが込み上げた。
モコナたちもはしゃいだり食べたり飲んだりして疲れ切ったのか、眠ってしまった。
そんな様子を見てファイも柔らかく目を細めて
「またはしゃぎ疲れてるね。本当に会いたかったんだよね。」
「そうだな。」
ファイにお酌をされながら黒鋼も柔らかい表情で答える。
二人の様子はさながら熟年夫婦のようだった。
「それはそうと、このお酒銘柄ないよ?」
とファイは酒瓶を見た。
「ああ、これは前に百目鬼のやろうが置いてった地酒らしい。」
そう言いながらちびちびと飲んでいる。
ファイは別の洋酒を四月一日が用意してくれたのでそちらを嗜んでいる。
「ふーん、どんな味なんだろね?」
「試してみるか?」
そう黒鋼が呟いたと同時に、ファイを引き寄せた。
ファイの唇に口付けされていた。
「ん、くろさまぁ!」
口移しでお酒が注がれてきた。
とても度数の高い、ひりっとアルコールの熱さを感じた。
それだけではなかった。黒鋼の唇や舌の熱に浮かされた。
クラクラする。これはお酒のせい?
ごくんとファイが嚥下した。
「うまいだろ?」
黒鋼はいたずらな微笑みを浮かべていた。
「ちょ、黒さ、ま、これって。。これって!キスなの!?」
ファイの反応にびっくりしていた。
「そうとも言えなくもないな。」
しどろもどろに頭をかきながら答える黒鋼。
「オレ、初めてだったんだから、唇のキス。こんな感じで終わるなんて思ってもみなかった!どうしてくれるの?」
ファイの言葉に絶句したが
「俺が初めてだったら嫌だったか?」
ファイはぐるぐるしながら
「そんなわけ、ない、君とがよかった。でもこんな感じなんて。。」
ファイは少しショックを受けていた。
「悪かった。お前だからした。口実がほしかった、だけだ。。」
少し赤面しながら尻すぼみに話す黒鋼。
そんな彼を見ていたら胸の中がスーッとしてきたファイである。
「じゃあね、今度仕切り直ししてよ!絶対だよ!」
「色気のないこと言うなよ。悪かった。わかったよ。」
じゃれあいながら、深酒する二人。
二人だけの夜はまだまだ長い。
2度目の旅の最中。
小狼たちは四月一日が店主代理を務める店に、2度目の来訪を果たした。
小狼はとてもうれしそうだが泣きそうな表情で
「元気だったか、君尋。辛くないか。」
四月一日もたまらない表情だった。
「おれはなんとかぼちぼちやれてるよ。心配かけてすまない。」
また会えた喜びが込み上げた。
モコナたちもはしゃいだり食べたり飲んだりして疲れ切ったのか、眠ってしまった。
そんな様子を見てファイも柔らかく目を細めて
「またはしゃぎ疲れてるね。本当に会いたかったんだよね。」
「そうだな。」
ファイにお酌をされながら黒鋼も柔らかい表情で答える。
二人の様子はさながら熟年夫婦のようだった。
「それはそうと、このお酒銘柄ないよ?」
とファイは酒瓶を見た。
「ああ、これは前に百目鬼のやろうが置いてった地酒らしい。」
そう言いながらちびちびと飲んでいる。
ファイは別の洋酒を四月一日が用意してくれたのでそちらを嗜んでいる。
「ふーん、どんな味なんだろね?」
「試してみるか?」
そう黒鋼が呟いたと同時に、ファイを引き寄せた。
ファイの唇に口付けされていた。
「ん、くろさまぁ!」
口移しでお酒が注がれてきた。
とても度数の高い、ひりっとアルコールの熱さを感じた。
それだけではなかった。黒鋼の唇や舌の熱に浮かされた。
クラクラする。これはお酒のせい?
ごくんとファイが嚥下した。
「うまいだろ?」
黒鋼はいたずらな微笑みを浮かべていた。
「ちょ、黒さ、ま、これって。。これって!キスなの!?」
ファイの反応にびっくりしていた。
「そうとも言えなくもないな。」
しどろもどろに頭をかきながら答える黒鋼。
「オレ、初めてだったんだから、唇のキス。こんな感じで終わるなんて思ってもみなかった!どうしてくれるの?」
ファイの言葉に絶句したが
「俺が初めてだったら嫌だったか?」
ファイはぐるぐるしながら
「そんなわけ、ない、君とがよかった。でもこんな感じなんて。。」
ファイは少しショックを受けていた。
「悪かった。お前だからした。口実がほしかった、だけだ。。」
少し赤面しながら尻すぼみに話す黒鋼。
そんな彼を見ていたら胸の中がスーッとしてきたファイである。
「じゃあね、今度仕切り直ししてよ!絶対だよ!」
「色気のないこと言うなよ。悪かった。わかったよ。」
じゃれあいながら、深酒する二人。
二人だけの夜はまだまだ長い。
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