第四章
救急車がきた。
りっちゃんが運ばれていく。
…私も病院まで一緒に乗っていくことに。
「りっちゃん…りっちゃん…」
頭がくらくらした。
さっきまで…一緒に笑いあっていたのに…
りっちゃんを刺した…
あの男は…一体、誰…?
……
……
私が、ブザーを鳴らしたから…
男を刺激したから…
男はりっちゃんを刺してしまったの…?
私が…。
私の…せいで…。
だ、だめ…。
そんな風に考えてたって、りっちゃんの傷が治るわけじゃない…。
気を、確かにもたなきゃ…。
……
涙がにじむ。手が…震える…。
りっちゃん…りっちゃん…お願い…無事でいて…。
りっちゃんが運ばれていく。
…私も病院まで一緒に乗っていくことに。
「りっちゃん…りっちゃん…」
頭がくらくらした。
さっきまで…一緒に笑いあっていたのに…
りっちゃんを刺した…
あの男は…一体、誰…?
……
……
私が、ブザーを鳴らしたから…
男を刺激したから…
男はりっちゃんを刺してしまったの…?
私が…。
私の…せいで…。
だ、だめ…。
そんな風に考えてたって、りっちゃんの傷が治るわけじゃない…。
気を、確かにもたなきゃ…。
……
涙がにじむ。手が…震える…。
りっちゃん…りっちゃん…お願い…無事でいて…。