真夏のティーパーティー!
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【成立しますか?】
「ねぇブラッド。男女間の友情は成立すると思う?」
突然の私の質問に、紅茶を飲んでいたブラッドは一瞬動きを止めた。
そしてちらりと私を見る。
「あのね、ビバルディはそんなもの成立しないっていうの」
「君はどう思うんだね? 名無しさん」
「私は成立すると思うんだよね」
現に仲良くしてくれる人が私の周りにはいる。みんないい人だ。
「男女間の友情ね……」
ブラッドはそうつぶやいたかと思うと、ふふふと笑い出した。
「なに?」
首を傾げる私にブラッドはきっぱりと言った。
「そんなもの、成立するわけがない」
「えぇ?! どうして?」
自信たっぷりに言われて、思わず食いつく私。
すると、ブラッドは紅茶を飲みながら楽しそうに言った。
「男と女だからだよ、お嬢さん」
「なにそれ?」
答えになってないよ、と口を尖らせるとブラッドは静かにティーカップを置いた。
そして、私をじっと見つめる。
「な、なに?」
どぎまぎして、怯む私。
しかしブラッドはお構いなしで、「たとえば」と言いながらすっと私に手を伸ばす。
頬をなでられドキリとする鼓動。
「私は名無しさんに触れたい」
突然の展開に固まって動けない私に、ブラッドはそっと顔を寄せる。
「触れたいと思った時点で、友情は不成立だからね」
耳元でそう囁かれてびくりとしてしまった。
そんな私にふふっと笑うブラッドの息が首筋にかかる。
「相手を意識した瞬間も、不成立だよ。名無しさん」
耳まで真っ赤になる私の頬にブラッドがキスをした。
どうやらお互いに友情は不成立。
「ねぇブラッド。男女間の友情は成立すると思う?」
突然の私の質問に、紅茶を飲んでいたブラッドは一瞬動きを止めた。
そしてちらりと私を見る。
「あのね、ビバルディはそんなもの成立しないっていうの」
「君はどう思うんだね? 名無しさん」
「私は成立すると思うんだよね」
現に仲良くしてくれる人が私の周りにはいる。みんないい人だ。
「男女間の友情ね……」
ブラッドはそうつぶやいたかと思うと、ふふふと笑い出した。
「なに?」
首を傾げる私にブラッドはきっぱりと言った。
「そんなもの、成立するわけがない」
「えぇ?! どうして?」
自信たっぷりに言われて、思わず食いつく私。
すると、ブラッドは紅茶を飲みながら楽しそうに言った。
「男と女だからだよ、お嬢さん」
「なにそれ?」
答えになってないよ、と口を尖らせるとブラッドは静かにティーカップを置いた。
そして、私をじっと見つめる。
「な、なに?」
どぎまぎして、怯む私。
しかしブラッドはお構いなしで、「たとえば」と言いながらすっと私に手を伸ばす。
頬をなでられドキリとする鼓動。
「私は名無しさんに触れたい」
突然の展開に固まって動けない私に、ブラッドはそっと顔を寄せる。
「触れたいと思った時点で、友情は不成立だからね」
耳元でそう囁かれてびくりとしてしまった。
そんな私にふふっと笑うブラッドの息が首筋にかかる。
「相手を意識した瞬間も、不成立だよ。名無しさん」
耳まで真っ赤になる私の頬にブラッドがキスをした。
どうやらお互いに友情は不成立。