蒼天の霹靂

【余談】
紅蓮秘話第6話の最後の一文に
「彼は人と竜のために暗き魔槍を振るうことだろう。」
とあるので、竜の眼を破壊した後でも魔槍はニーズヘッグの魔力を内包していて、カストルム・アバニアの巨砲を破壊した時のようにエスティニアンと意思疎通ができ、この先も彼と共に戦うのだろうと思っています。

となると、エスティニアンは魔槍を絶対他人には触れさせないだろうな、と。
エスティニアンはラタトスクの加護を与えられたアイスハートの背に魔槍・ニーズヘッグを乗せていられる時間を、可能な限り延ばしていくだろうな、と。
そんなこんなで沸きまくった妄想だったのでした。

紅蓮秘話第6話リリース直後に蒼天沼界隈では
「師匠には挨拶しに行ってないよねコレ」
という話題が飛び交っていて、私もそう思った一人でしたが、よくよく考えてみたらエスティニアンがやっていたのは「追悼の旅」なので、それなら存命の師匠は除外対象だよね、と思い直しました w

引用したイクサル族の蛮族デイリークエストは『カチ込みワイルドダイル』。
オファー時にロゾル・カットランから渡されるクエストアイテムの説明は以下の通りとなります。
『毛刈りナイフ:羊毛刈り用のナイフ。剛毛を刈るとすぐに刃こぼれする。』

綿布は鍛冶師ギルドで販売しているので、エスティニアンはそこで調達した綿布でナイフの試し切りをした後に適当な大きさとなった切れ端で贈り物を包んだ、という流れになります。
そしてハイクォリティー品ができるまでの過程で発生した大量のノーマル品を突如送り付けられた相棒が途方に暮れながら分解をしている、というのが、師弟が邂逅している時の裏で繰り広げられていたどうでもいい出来事だったりします。

それはそうと、エカトル空力団の先に雲海のモーグリが待ち受けていることを、この時のエスティニアンは知る由もなかった……。←

※イクサル族は現在「友好部族」という呼称になっていますが、この作品の発表時は「蛮族」という呼称でしたので、そのままの表記で掲載しています。
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