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プロローグ

 ピンと伸びた背筋。静かに廊下を歩くその後ろ姿は、どこからどう見ても立派な主。
 その背中に、ボクは声をかけた。

「ね〜え、あるじさん!」

 振り向いたあなたに、決死の覚悟を伝える。

「ちょっと、お願いがあるんだけどっ」
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