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–ちょっとさっきのイライラが残ってたわ。–
「あ。」
エンデヴァー「……お前か雪。」
激辛ポンデ…ゲホゲホ…エンデヴァーに遭遇してしまった。
ん?
ちょっと待って?
エンデヴァーの苗字って確か、轟だよね。
なら、息子が轟か。
…ややこしいな。
エンデヴァー「お前も出ているとはな。」
「え、半強制的に出されましたけど何か?」
轟って炎使ってなかったよね?
でも個性はある。
どういうこと?
エンデヴァー「だが、お前だとしても、焦凍には敵わんだろう。なにせ俺の最高傑作なのだからな。」
ピキ
何かが切れる音がした。
「どういうこと?」
エンデヴァー「ああ、お前は知らなかったか。焦凍は俺が待ち望んだものだ。氷と炎、両方の個性を持ち合わせている。何より((「そういうことを言ってるんじゃない!!!」…なにが言いたい。」
「人を、道具として見ているの?」
エンデヴァー「あいつは俺が育てた。それだけで理由は十分だ。」
ガン‼︎‼︎
私は壁に拳を思いっきり叩きつけた。
「笑わせないで。生きているんだよ彼は。意思がある。親なら、ちゃんと彼を見て!そんなんじゃ一生、彼は炎を使えない!」
エンデヴァー「……俺とやり合うつもりか?」
「別に、私の方が強いよ?」
一触即発。
まさにそんな状況だった。
?「おい、長月!」
誰かが仲裁に来た。
その人物こそ、息子の轟だった。
「轟?なんでここに?」
轟「こっちに来い。」
「え、えぇ?」
待って。
なんで連行されてんの?
side轟
あぁ、くそ。
あいつの顔がチラつく。
「最悪だ…。」
?「お前も出ているとはな」
?「え、半強制的に出されましたけど何か?」
誰の声だ?
一つは俺が嫌悪する奴。
もう一つは、
「長月?」
長月がいた。
エンデヴァー「だが、お前だとしても、焦凍には敵わんだろう。なにせ俺の最高傑作なのだからな。」
クソ野郎が言った途端、長月の纏う空気が変わった。
雪「どういうこと?」
エンデヴァー「ああ、お前は知らなかったか。焦凍は俺が待ち望んだものだ。氷と炎、両方の個性を持ち合わせている。何より((雪「そういうことを言ってるんじゃない!!!」…なにが言いたい。」
雪「人を、道具として見ているの?」
エンデヴァー「あいつは俺が育てた。それだけで理由は十分だ。」
ガン‼︎‼︎
長月は壁に拳を思いっきり叩きつけた。
壁にはヒビが入っている。
雪「笑わせないで。生きているんだよ彼は。意思がある。親なら、ちゃんと彼を見て!そんなんじゃ一生、彼は炎を使えない!」
「っ!」
自分が隠し通せていたものを気づかれた時、人はどうなるのか。
その者に激怒する。
自分を自嘲する。
俺は違った。
俺は、
どうしてか嬉しかった。
エンデヴァー「……俺とやり合うつもりか?」
雪「別に、私の方が強いよ?」
一触即発。
まさにそんな状況だった。
流石に止めねえとヤベェよな。
「おい、長月!」
俺が声をかけた瞬間、驚いた様で長月は目を見開いた。
雪「轟?なんでここに?」
「こっちに来い。」
雪「え、えぇ?」
クソ野郎の近くに居たくないのと、どうしてわかったのか聞くために長月を連れて屋上へ行った。
雪「えっと、轟?どうしたの?」
屋上に連れていくと幸い、誰も居なかった。
「いや、学校内で暴れられたら面倒だ。」
雪「流石に私も私利私欲で暴れたりしないかなぁ?」
暴れそうになってたくせによく言う。
「…なんで、俺が炎を使わない理由を知ってるんだ。」
雪「ん?知らないよ?あれはただの私の想像。まあ、でも、何かしらのコンプレックスを抱えているとは思ったけど。」
「……お前から見て、あの野郎はどんな奴だ。」
長月はうーん、とこぼして、
雪「私、そんな仲良いってわけでもないんだよね。仕事柄協力するって言うのはあるけど、どっちかっていうとオールマイト派だし。でも、プロヒーローとして見るんだったらすごい人だよ。オールマイトが才能でNo.1なら、エンデヴァーは努力の積み重ねでNo.2になったんだから。」
努力?
あいつがそんなことしているわけない。
雪「人の家庭にとやかく言うものじゃないってわかってるんだけどね、やっぱ生きているのに道具として見られているのって嫌だって私は思うからさ。意見の衝突でよく言い争うんだよねぇ。」
「言い争うって…。」
どうしてそこまで考えられるんだよ。
ただのクラスメイトだろ。
雪「あ、一つ言っとくけど、同じ個性は他にはないんだよ。たとえそれがプロヒーローだとしても、その息子だとしても、個性は変わる。その個性は君だけのものなんだ。」
そう言ってあいつは出て行った。
なんで、俺の欲しい言葉をくれるんだよ。
冷『焦凍』
母さん、俺は…。
冷『もうダメ、私はあの子を育てられない。』
俺は、あなたに会いたい。
でも、俺の存在があなたを苦しめているから…。
俺は、どうすればよかった?
「あ。」
エンデヴァー「……お前か雪。」
激辛ポンデ…ゲホゲホ…エンデヴァーに遭遇してしまった。
ん?
ちょっと待って?
エンデヴァーの苗字って確か、轟だよね。
なら、息子が轟か。
…ややこしいな。
エンデヴァー「お前も出ているとはな。」
「え、半強制的に出されましたけど何か?」
轟って炎使ってなかったよね?
でも個性はある。
どういうこと?
エンデヴァー「だが、お前だとしても、焦凍には敵わんだろう。なにせ俺の最高傑作なのだからな。」
ピキ
何かが切れる音がした。
「どういうこと?」
エンデヴァー「ああ、お前は知らなかったか。焦凍は俺が待ち望んだものだ。氷と炎、両方の個性を持ち合わせている。何より((「そういうことを言ってるんじゃない!!!」…なにが言いたい。」
「人を、道具として見ているの?」
エンデヴァー「あいつは俺が育てた。それだけで理由は十分だ。」
ガン‼︎‼︎
私は壁に拳を思いっきり叩きつけた。
「笑わせないで。生きているんだよ彼は。意思がある。親なら、ちゃんと彼を見て!そんなんじゃ一生、彼は炎を使えない!」
エンデヴァー「……俺とやり合うつもりか?」
「別に、私の方が強いよ?」
一触即発。
まさにそんな状況だった。
?「おい、長月!」
誰かが仲裁に来た。
その人物こそ、息子の轟だった。
「轟?なんでここに?」
轟「こっちに来い。」
「え、えぇ?」
待って。
なんで連行されてんの?
side轟
あぁ、くそ。
あいつの顔がチラつく。
「最悪だ…。」
?「お前も出ているとはな」
?「え、半強制的に出されましたけど何か?」
誰の声だ?
一つは俺が嫌悪する奴。
もう一つは、
「長月?」
長月がいた。
エンデヴァー「だが、お前だとしても、焦凍には敵わんだろう。なにせ俺の最高傑作なのだからな。」
クソ野郎が言った途端、長月の纏う空気が変わった。
雪「どういうこと?」
エンデヴァー「ああ、お前は知らなかったか。焦凍は俺が待ち望んだものだ。氷と炎、両方の個性を持ち合わせている。何より((雪「そういうことを言ってるんじゃない!!!」…なにが言いたい。」
雪「人を、道具として見ているの?」
エンデヴァー「あいつは俺が育てた。それだけで理由は十分だ。」
ガン‼︎‼︎
長月は壁に拳を思いっきり叩きつけた。
壁にはヒビが入っている。
雪「笑わせないで。生きているんだよ彼は。意思がある。親なら、ちゃんと彼を見て!そんなんじゃ一生、彼は炎を使えない!」
「っ!」
自分が隠し通せていたものを気づかれた時、人はどうなるのか。
その者に激怒する。
自分を自嘲する。
俺は違った。
俺は、
どうしてか嬉しかった。
エンデヴァー「……俺とやり合うつもりか?」
雪「別に、私の方が強いよ?」
一触即発。
まさにそんな状況だった。
流石に止めねえとヤベェよな。
「おい、長月!」
俺が声をかけた瞬間、驚いた様で長月は目を見開いた。
雪「轟?なんでここに?」
「こっちに来い。」
雪「え、えぇ?」
クソ野郎の近くに居たくないのと、どうしてわかったのか聞くために長月を連れて屋上へ行った。
雪「えっと、轟?どうしたの?」
屋上に連れていくと幸い、誰も居なかった。
「いや、学校内で暴れられたら面倒だ。」
雪「流石に私も私利私欲で暴れたりしないかなぁ?」
暴れそうになってたくせによく言う。
「…なんで、俺が炎を使わない理由を知ってるんだ。」
雪「ん?知らないよ?あれはただの私の想像。まあ、でも、何かしらのコンプレックスを抱えているとは思ったけど。」
「……お前から見て、あの野郎はどんな奴だ。」
長月はうーん、とこぼして、
雪「私、そんな仲良いってわけでもないんだよね。仕事柄協力するって言うのはあるけど、どっちかっていうとオールマイト派だし。でも、プロヒーローとして見るんだったらすごい人だよ。オールマイトが才能でNo.1なら、エンデヴァーは努力の積み重ねでNo.2になったんだから。」
努力?
あいつがそんなことしているわけない。
雪「人の家庭にとやかく言うものじゃないってわかってるんだけどね、やっぱ生きているのに道具として見られているのって嫌だって私は思うからさ。意見の衝突でよく言い争うんだよねぇ。」
「言い争うって…。」
どうしてそこまで考えられるんだよ。
ただのクラスメイトだろ。
雪「あ、一つ言っとくけど、同じ個性は他にはないんだよ。たとえそれがプロヒーローだとしても、その息子だとしても、個性は変わる。その個性は君だけのものなんだ。」
そう言ってあいつは出て行った。
なんで、俺の欲しい言葉をくれるんだよ。
冷『焦凍』
母さん、俺は…。
冷『もうダメ、私はあの子を育てられない。』
俺は、あなたに会いたい。
でも、俺の存在があなたを苦しめているから…。
俺は、どうすればよかった?
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