–予選第一試合 緑谷出久VS心操人使–


「人使。」

心操「雪。」

「がんばって。」

心操「…おう。」

彼にかける言葉はこれだけでいい。


心操は僅差で緑谷に負けてしまった。
生では見れなかったけど、モニターでしっかり見ていた。

「……人使、負けちゃったかぁ…。」

陽「行くのか？」

「うん。ちょっくら行ってくる。」

あれ、なんで戦うかもしれない相手と一緒にいるんだろう？


あれから私は人気のないところを探した。
人使の行動パターンから予測するに、人気のないとこで泣きかけていると思われ。

心操「…雪。」

ほらいた。
泣いてないけど。

「お疲れ様。」

心操「………。」

落ち込んでるか。

「ね、人使。見るって知ってる？」

心操「は？」

「あのね、私や陽以外にも人使を見てくれている人はいるんだよ、きっとね。だから焦っちゃダメ。ね？」

ぎゅー
私は人使を抱きしめた。←作者「オイテメェ、そのポジション変わりやがれぇええええ！！！」←陽「今、シリアス展開だから少し黙っとこうな？」

心操「…悔しかった……。」

「うん。その気持ちよくわかる。陽に負けると悔しいもん。」

心操「泣かない…絶対に泣かない。」

「意地っ張り。」

心操「うるせぇ。」

「泣きたいんなら、泣けばいいじゃん。」

心操「……泣かねえ…。」

「はいはい、そうですか。」

可愛いな。←作者「お前、そのポジション変われよぉおおお！！！」


心操「……ｸﾞｽ………。」

陽「…………アイツにいじめられたのか？」

「ちょっと？ひどくない？」

と、いじられておりましたとさ。
めでたしめで((殴

作者「なんで殴られんの！？」

雪「だって、まだ私らの戦闘シーン書かれてないし？」

陽「俺らの見せ場ほしいし？」

ホークス「俺も登場したいし。」

作者・陽・雪「え？」

ホークス「やっほー。」

雪「わぁああああ！？お前はまだ出てくるなぁ！！！」

陽「まだ非番だからなぁあああ！？」

作者「…阿鼻叫喚？」

カオスになった。