入学、戦闘訓練、USJ襲撃
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–だって私は、ヒーローだから。–
side相澤
「っ。」
死柄木「なあ、イレイザー?辛いよな?苦しいよな?」
俺の腕が能無の手によって、本来曲がらない方向に曲がっていく。
「ッ!」
死柄木「さっさと諦めればいいのに。」
諦める、か。
「生徒がいるんでな、そういうわけにもいかん。」
死柄木「はあ、もう一本の方もやれ。」
もう一本の腕も明後日の方向に曲がっていく。
「っく、あ“あ”!!!」
雪「…ぁ、兄さん!!!!」
ああ、妹にそんな顔させるなんて、兄貴失格だな。
俺が意識を失う前見たのは、悲痛に歪む、俺の妹の姿だった。
「……。」
あれから秒速で兄さんを奪い返した私。
「白。」
白「はい、お呼びで…!?」
「獣に戻って、兄さんを連れてみんなの元に行って。」
白「でも、あなたが…」
「2度も言うつもりはないよ?」
ごめん、ちょっと八つ当たりしてる。
イライラしちゃって、ごめんね、白。
白「わかりました、どうかご無事で。」
さて、あいつはどうしてくれようか。
side死柄木
どうも、おかしい。
なんだ、この違和感は。
ユエ、月、月ってことは…。
「もしかして、ヒーローユエって…」
雪「それ以上言うのは許さないよ。」
ああ、やっぱりか。
ねぇ、先生、面白い玩具を見つけたよ。
さぁて、楽しい楽しいお遊戯会の準備をしようか。
勘づかれる、か。
やっぱり、’アイツら‘が後ろにいるのか。
『ほら、僕が君のお父さんだ。』
『おとうさん?』
『そう、君の名前はゲッカ。僕の大事な大事な娘だよ。』
チッ。
嫌な記憶を思い出した。
死柄木「なあ、ユエ。いや、ゲッカ。」
「その名前で呼ばないでくれる?不愉快極まりない。」
死柄木「お前はこっちの人間だろう?なら来いよ、今なら俺たち連合の仲間に…」
「馬鹿なこと言わないで!私はプロヒーロー、ユエだ!」
私には家族がいる。
大事な人がいる。
だから、
絶対ヴィランなんかにはならない。
死柄木「能無、アイツを捕まえろ。」
能無2「ガァアアア!」
〔粉雪 黒〕
黒い雪が降る。
冷たく、そして、神秘的。
ただ、吸ってはいけない。
side相澤
「っ。」
死柄木「なあ、イレイザー?辛いよな?苦しいよな?」
俺の腕が能無の手によって、本来曲がらない方向に曲がっていく。
「ッ!」
死柄木「さっさと諦めればいいのに。」
諦める、か。
「生徒がいるんでな、そういうわけにもいかん。」
死柄木「はあ、もう一本の方もやれ。」
もう一本の腕も明後日の方向に曲がっていく。
「っく、あ“あ”!!!」
雪「…ぁ、兄さん!!!!」
ああ、妹にそんな顔させるなんて、兄貴失格だな。
俺が意識を失う前見たのは、悲痛に歪む、俺の妹の姿だった。
「……。」
あれから秒速で兄さんを奪い返した私。
「白。」
白「はい、お呼びで…!?」
「獣に戻って、兄さんを連れてみんなの元に行って。」
白「でも、あなたが…」
「2度も言うつもりはないよ?」
ごめん、ちょっと八つ当たりしてる。
イライラしちゃって、ごめんね、白。
白「わかりました、どうかご無事で。」
さて、あいつはどうしてくれようか。
side死柄木
どうも、おかしい。
なんだ、この違和感は。
ユエ、月、月ってことは…。
「もしかして、ヒーローユエって…」
雪「それ以上言うのは許さないよ。」
ああ、やっぱりか。
ねぇ、先生、面白い玩具を見つけたよ。
さぁて、楽しい楽しいお遊戯会の準備をしようか。
勘づかれる、か。
やっぱり、’アイツら‘が後ろにいるのか。
『ほら、僕が君のお父さんだ。』
『おとうさん?』
『そう、君の名前はゲッカ。僕の大事な大事な娘だよ。』
チッ。
嫌な記憶を思い出した。
死柄木「なあ、ユエ。いや、ゲッカ。」
「その名前で呼ばないでくれる?不愉快極まりない。」
死柄木「お前はこっちの人間だろう?なら来いよ、今なら俺たち連合の仲間に…」
「馬鹿なこと言わないで!私はプロヒーロー、ユエだ!」
私には家族がいる。
大事な人がいる。
だから、
絶対ヴィランなんかにはならない。
死柄木「能無、アイツを捕まえろ。」
能無2「ガァアアア!」
〔粉雪 黒〕
黒い雪が降る。
冷たく、そして、神秘的。
ただ、吸ってはいけない。