–イレイザー（兄）の地雷–


芦戸「なにこれ！“おもしろそー！”。」

あ〜あ、私し〜らない。

相澤「………面白そう…か。」

イレイザー、いや、相澤先生の空気が変わった。

相澤「ヒーローになるための3年間、そんな腹づもりで過ごす気か？」

「「「……！？」」」

相澤「トータル成績最下位のものは見込みなしと判断し“除籍処分“とする。」

「「「はぁぁああ！？」」」

やっぱりそうなるか。
まあ、誰がどうなろうと、その人のせいだから仕方ないけどさ。

それよりも、

兄さんが、かっこいい！！

いつものダラダラしてる雰囲気を違ってかっこいい！！

麗日「最下位除籍処分って……！入学初日ですよ！？理不尽すぎる！」

理不尽…ねぇ？

「ねぇ、お茶子ちゃん？理不尽って、世の中のどこにでもあるんだよ？自然災害、大事故、そしていつ現れるかわからないヴィラン。そういう理不尽を超えてこそ、ヒーローになれるんじゃないかな？」

「「「！！」」」

相澤「長月の言う通り。これから3年間雄英は君たちに大きな壁を与え続ける。この学校の校訓を聞いたと思うが“さらに向こうへPlus Ultra“だ。全力でその壁をぶち壊してこい。」ﾆﾔｧ

怖いよイレイザー、笑い方が。
普段滅多に笑わない人だからかな？