〜入学
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−無個性との出会い−
今日は急いで帰る必要もなさそうだから歩いて帰っている。
と言っても、駅までなんだけど。
モブヒ「……あれじゃあ、俺たちじゃ敵うわけがない。」
モブヒ「誰か有利なヒーローが来るまで待機するしか。」
おい、今、不穏な声が聞こえたぞ?
騒ぎの方へ行けば、ヘドロみたいなヴィランが人質をとって暴れていた。
人質は個性を使っているが、あれは逆に悪手だ。
あれだと、人質の命が危険。
雪「すみません。通してください。」
あ゙〜、野次馬ども邪魔なんだよ!
?「…かっちゃん!」
モブヒ「君!止まりなさい!」
は?
今、誰が飛び出した?
学ラン着た男の子が…
かっちゃん?「何で来た!クソデク!」
デク?「……君が助けを求めてる顔をしてたから!」
この子はすごい。
自己犠牲
それがヒーローになるべき素質のあるものが持つもの。
そこらのヒーロよりもヒーローらしいじゃん。
すぐに野次馬たちを乗り越え、ヒーロースーツへ換装し、少年たちの元へ行く。
雪〔シグレ〕
冷たい雨が降る。
それは時に凶器となる。
ヘドロヴィラン「う゛ぁぁぁ。」
少しづつヘドロのヴィランは消えていき、人質も解放された。
後処理は専門の人たちに任せるとして。
モブヒ「いやぁ、すぐに倒してしまうなんて、さすがプロヒーローユエさん。」
コイツ嫌い
自分の利益のために他者に付け入ろうとするやつ。
自分の利益は自分で稼げって言う話。
雪「ありがとうございます。」
作り笑い作り笑いっと。
あっ、でも私、お面つけてるから意味ないか。
人質になっていた子はヒーローたちにもみくちゃにされている。
まあ、あんだけ強い個性は制御できれば強いもんな。
制御できれば。←
モブヒ「君が出て行く必要はなかったんだ!」
はぁ?
さっき、私が出るよりも前に出た緑頭の少年(中学生くらいだね)は何もしていなかったプロヒーローたちに咎められていた。
雪「ねぇ?」
モブヒ「これはこれはプロヒーローユエ。どうしたんですか?」
こう言う奴がいるからヒーローは腐敗していくんだよ。
雪「いや、あなたたちもヒーローですよね?」
モブヒ「ええ。それが何ですか?」
雪「ヒーローなら、自分を犠牲にしてでも人質を助けるべきじゃないんですか?」
モブヒ「っ……人質になっていた彼の個性ならば大丈夫だろうと判断して。」
雪「はぁ……んなわけねぇだろ。あと数分経ってたら、彼死んでるよ?」
モブヒ「えっ?」
雪「彼、もう少しでキャパだっただろうし、反発がなければ余裕で取り込めるの。死んだらどう責任取るつもりなの?自分の判断ミスで、有利な個性がいなかった?なら不利を有利に持っていけばいいだけ。自分の命が欲しいだけならヒーローなんてやめてしまえ。私には彼の方がよっぽどヒーローらしく見えた。」
は〜、スッキリした。
私に言われるだけ言われたヒーローどもはすぐに逃げていった。
デク?「あ、あの!」
雪「ん?」
デク?「助けてくれて、ありがとうございました。」
雪「どうして君が感謝するの?」
デク?「捕まってたの僕の幼馴染なんです、だから」
雪「君は優しいね。でも、君って個性使ってなかったよね?」
デク?「…無個性なんです。」
雪「……そっか。でもね、無個性でもプロヒーローになった人は知ってるんだ。」
デク?「本当ですか!?それって」
雪「ちょっと教えられないかな。」
その時、突風が吹いた。
オールマイト「わたしが来たーー!!!」
雪「……おっそいわ。」
せめて、せめてもう少し早くきてほしかった。
オールマイト「おっと、だいぶ後になってしまったようだね、すまないユエ。」
雪「いや、別に大丈夫だけども、もうちょい早く来て欲しかった。」
オールマイト「で、そっちの少年は?」
雪「ちょいちょい。」
耳元でそっと
雪「あの子、ワンフォーオールを引き継げるかもしれない。」
オールマイト「っ!?本当かい?」
雪「うん」
デク?「あの!オールマイト!」
緑頭の子が話しかけていった。
あとは、あなたの判断次第ですよ、オールマイト。
自己犠牲
それはヒーローにとってその思想がなければならないもの。
彼は、それを平然とこなした。
「あの子、興味あるなぁ。」
私はもう一度彼に会ってみたいと思った。
今日は急いで帰る必要もなさそうだから歩いて帰っている。
と言っても、駅までなんだけど。
モブヒ「……あれじゃあ、俺たちじゃ敵うわけがない。」
モブヒ「誰か有利なヒーローが来るまで待機するしか。」
おい、今、不穏な声が聞こえたぞ?
騒ぎの方へ行けば、ヘドロみたいなヴィランが人質をとって暴れていた。
人質は個性を使っているが、あれは逆に悪手だ。
あれだと、人質の命が危険。
雪「すみません。通してください。」
あ゙〜、野次馬ども邪魔なんだよ!
?「…かっちゃん!」
モブヒ「君!止まりなさい!」
は?
今、誰が飛び出した?
学ラン着た男の子が…
かっちゃん?「何で来た!クソデク!」
デク?「……君が助けを求めてる顔をしてたから!」
この子はすごい。
自己犠牲
それがヒーローになるべき素質のあるものが持つもの。
そこらのヒーロよりもヒーローらしいじゃん。
すぐに野次馬たちを乗り越え、ヒーロースーツへ換装し、少年たちの元へ行く。
雪〔シグレ〕
冷たい雨が降る。
それは時に凶器となる。
ヘドロヴィラン「う゛ぁぁぁ。」
少しづつヘドロのヴィランは消えていき、人質も解放された。
後処理は専門の人たちに任せるとして。
モブヒ「いやぁ、すぐに倒してしまうなんて、さすがプロヒーローユエさん。」
コイツ嫌い
自分の利益のために他者に付け入ろうとするやつ。
自分の利益は自分で稼げって言う話。
雪「ありがとうございます。」
作り笑い作り笑いっと。
あっ、でも私、お面つけてるから意味ないか。
人質になっていた子はヒーローたちにもみくちゃにされている。
まあ、あんだけ強い個性は制御できれば強いもんな。
制御できれば。←
モブヒ「君が出て行く必要はなかったんだ!」
はぁ?
さっき、私が出るよりも前に出た緑頭の少年(中学生くらいだね)は何もしていなかったプロヒーローたちに咎められていた。
雪「ねぇ?」
モブヒ「これはこれはプロヒーローユエ。どうしたんですか?」
こう言う奴がいるからヒーローは腐敗していくんだよ。
雪「いや、あなたたちもヒーローですよね?」
モブヒ「ええ。それが何ですか?」
雪「ヒーローなら、自分を犠牲にしてでも人質を助けるべきじゃないんですか?」
モブヒ「っ……人質になっていた彼の個性ならば大丈夫だろうと判断して。」
雪「はぁ……んなわけねぇだろ。あと数分経ってたら、彼死んでるよ?」
モブヒ「えっ?」
雪「彼、もう少しでキャパだっただろうし、反発がなければ余裕で取り込めるの。死んだらどう責任取るつもりなの?自分の判断ミスで、有利な個性がいなかった?なら不利を有利に持っていけばいいだけ。自分の命が欲しいだけならヒーローなんてやめてしまえ。私には彼の方がよっぽどヒーローらしく見えた。」
は〜、スッキリした。
私に言われるだけ言われたヒーローどもはすぐに逃げていった。
デク?「あ、あの!」
雪「ん?」
デク?「助けてくれて、ありがとうございました。」
雪「どうして君が感謝するの?」
デク?「捕まってたの僕の幼馴染なんです、だから」
雪「君は優しいね。でも、君って個性使ってなかったよね?」
デク?「…無個性なんです。」
雪「……そっか。でもね、無個性でもプロヒーローになった人は知ってるんだ。」
デク?「本当ですか!?それって」
雪「ちょっと教えられないかな。」
その時、突風が吹いた。
オールマイト「わたしが来たーー!!!」
雪「……おっそいわ。」
せめて、せめてもう少し早くきてほしかった。
オールマイト「おっと、だいぶ後になってしまったようだね、すまないユエ。」
雪「いや、別に大丈夫だけども、もうちょい早く来て欲しかった。」
オールマイト「で、そっちの少年は?」
雪「ちょいちょい。」
耳元でそっと
雪「あの子、ワンフォーオールを引き継げるかもしれない。」
オールマイト「っ!?本当かい?」
雪「うん」
デク?「あの!オールマイト!」
緑頭の子が話しかけていった。
あとは、あなたの判断次第ですよ、オールマイト。
自己犠牲
それはヒーローにとってその思想がなければならないもの。
彼は、それを平然とこなした。
「あの子、興味あるなぁ。」
私はもう一度彼に会ってみたいと思った。