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第二十七章 檻の崩壊

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「俺は背後の人物に気付かず倒されたのが最後、今に至ります。イベントの最中の身を預かる立場にありながら、申し訳ありません」


傷口を庇いながら郡司は光晴に頭を下げた。その場はしばしの間沈黙が落ちた。


「頭下げんでええ。他に、覚えとることは」

「はい。まずの姿、血のにおいはなかったので外傷はないでしょう。俺のように倒されたのではなく、横たえられた……が正しいかと」


「なんで?」

「相手は郡司と透に害を加えた奴でしょ? これから攫う人に対してそんな扱いする?」

「そうだよ!」


透、風太、雷太が怪訝そうに問う。


「まさか、犯人はの知っとる奴ていうつもりか?」


光晴の問いに無言で頷いてみせる。


「!?」

「まさか! 俺らが庇護についてた間に会ってるってことか?!」

「そんな危険人物を見逃してたとは思いたくない、が……」

「それならすべて納得がいきますね」

「なんで!」

「つまり、こういうことです」


犯人が郡司の言う通り顔見知りの人物なら、が異変に遭遇しても瞬時に“助け”を呼ばない。
被害を受けたのが鬼ヶ里に来る前にを護っていた2人のみであること。
ただひとりを呼ぶことが出来たこと。


はその人物が危険だと思わなかった……ちゅうわけや」



(会ってるならわかるはずだ。記憶を辿れ、思い出せ!)

 
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