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ヒソカとゴンの試合が終わった翌日、ナマエの携帯に1本の電話が入った。
「もしもし?」
『ワシ、ネテロじゃ』
「……会長、どうやってこの番号を?」
『ほっほっほ。秘密じゃ』
「ハァ…………何の御用でしょうか?」
『お主に仕事の依頼をしたくてのォ』
「依頼……ですか」
『さよう。確か、お主はジャポン限定で【魔物退治】をしとったの?』
「情報がお速い事で」
若干苛つきながら、ナマエは先を促した。
『実はジャポンの北の方で、【魔物】が棲み着いて困っとるという依頼があってな』
「それを殲滅もしくは封印しろ、という事ですか?」
『そうじゃ。報酬じゃが……』
「成功報酬で良いです。どんな【魔物】か判らない状態で、報酬は決めようがありませんので」
『そうか。では頼んだぞ』
「了解しました」
電話を終えると、ヒソカが心配そうにナマエの顔を覗き込んできた。
「ヒソカ、仕事が入った」
「仕事?【魔物退治】のかい?」
「そう。会長直々のご指名だよ……面倒臭い」
「……ボクもついて行くよ♦」
「危険だよ?」
「危険だからこそ、だよ♣黙って恋人を危険な目に遭わせる訳無いだろ?」
「…………解った。ただし、現地では私の指示は絶対。良い?」
「くくく♠オーケイ♥」
ナマエはヒソカに天空闘技場を出る準備を促し、自身も直ぐに準備をした。
飛行船でジャポンに舞い戻る事になったナマエだが、今回は何故かヒソカが私用船を用意してくれた。
「持ってたんだ、私用船……」
「うん♠」
「何で今まで使わなかったの?」
「キミが嫌がるかと思ってね♣」
「嫌がる?何で??」
「だって……こういう事し放題じゃないか♥」
言うなり、ヒソカはナマエの唇に深いキスをした。
「んっ……ヒソカ…………」
「何だい?」
額をくっつけて、優しく問いかけるヒソカ。声音は優しいが、その瞳は情欲に揺れていた。
「暫くはお預けだからね?」
「どうして?」
「場合に寄っては命懸けになるから」
『だから今の内に好きなだけしといて』とナマエが言うと、ヒソカは嬉々としてナマエを寝室へと運んだ。
その後、ヒソカはジャポンに着くまで何度もナマエを抱いた。
やがてジャポンの北国へと着いた2人。ナマエは携帯で依頼内容を確認した。
「場所はここから電車とバスを乗り継いで3時間ってとこか……」
「結構掛かるね♦」
「まぁ、田舎町みたいだからね。じゃ、さっさと行こうか」
必要最低限の荷物だけを持ち、ナマエはヒソカを連れて歩き出した。その足取りは迷う事無く、目的地へ向かっている。
「ナマエはそこに行った事があるのかい?」
「ん?近隣の町には何回か行った事があるけど、今回は初だよ」
「そう♦」
それから約3時間。2人は目的地の村に着いていた。
「ここかい?」
「うん。まずは村の人に話を訊かないとね」
村に足を踏み入れた途端、ヒソカは言い知れぬ邪気を感じた。
ねっとりと絡みつく様な視線。それは今まで感じた事の無い物だった。
「見られてるね♣」
「まぁ、下っ端が偵察に来てるんだろうね。気にしたら負けだよ、ヒソカ」
「……これで下っ端?」
「うん。大御所は高みの見物してるんだろうね」
そう言うと、ナマエは1軒の家に向かって行った。
「すいませーん!ハンター協会から派遣されて来ましたー!!」
声を上げて住人を呼ぶが、中からの反応が無い。不審に思い、ナマエは『お邪魔しますねー?』と声を掛けながら家の中に入って行った。
嫌な汗が背中を伝う。そんな経験をヒソカはしていた。
ナマエは気にする様子もなく、各部屋を確認して回る。
「ここには人がいないね~」
ナマエがそう言うと、背後の闇が蠢いた。
「【十六夜(イザヨイ)】!」
ナマエの声に呼応し、その手の中に和弓が現れる。
「屠れ!」
「もしもし?」
『ワシ、ネテロじゃ』
「……会長、どうやってこの番号を?」
『ほっほっほ。秘密じゃ』
「ハァ…………何の御用でしょうか?」
『お主に仕事の依頼をしたくてのォ』
「依頼……ですか」
『さよう。確か、お主はジャポン限定で【魔物退治】をしとったの?』
「情報がお速い事で」
若干苛つきながら、ナマエは先を促した。
『実はジャポンの北の方で、【魔物】が棲み着いて困っとるという依頼があってな』
「それを殲滅もしくは封印しろ、という事ですか?」
『そうじゃ。報酬じゃが……』
「成功報酬で良いです。どんな【魔物】か判らない状態で、報酬は決めようがありませんので」
『そうか。では頼んだぞ』
「了解しました」
電話を終えると、ヒソカが心配そうにナマエの顔を覗き込んできた。
「ヒソカ、仕事が入った」
「仕事?【魔物退治】のかい?」
「そう。会長直々のご指名だよ……面倒臭い」
「……ボクもついて行くよ♦」
「危険だよ?」
「危険だからこそ、だよ♣黙って恋人を危険な目に遭わせる訳無いだろ?」
「…………解った。ただし、現地では私の指示は絶対。良い?」
「くくく♠オーケイ♥」
ナマエはヒソカに天空闘技場を出る準備を促し、自身も直ぐに準備をした。
飛行船でジャポンに舞い戻る事になったナマエだが、今回は何故かヒソカが私用船を用意してくれた。
「持ってたんだ、私用船……」
「うん♠」
「何で今まで使わなかったの?」
「キミが嫌がるかと思ってね♣」
「嫌がる?何で??」
「だって……こういう事し放題じゃないか♥」
言うなり、ヒソカはナマエの唇に深いキスをした。
「んっ……ヒソカ…………」
「何だい?」
額をくっつけて、優しく問いかけるヒソカ。声音は優しいが、その瞳は情欲に揺れていた。
「暫くはお預けだからね?」
「どうして?」
「場合に寄っては命懸けになるから」
『だから今の内に好きなだけしといて』とナマエが言うと、ヒソカは嬉々としてナマエを寝室へと運んだ。
その後、ヒソカはジャポンに着くまで何度もナマエを抱いた。
やがてジャポンの北国へと着いた2人。ナマエは携帯で依頼内容を確認した。
「場所はここから電車とバスを乗り継いで3時間ってとこか……」
「結構掛かるね♦」
「まぁ、田舎町みたいだからね。じゃ、さっさと行こうか」
必要最低限の荷物だけを持ち、ナマエはヒソカを連れて歩き出した。その足取りは迷う事無く、目的地へ向かっている。
「ナマエはそこに行った事があるのかい?」
「ん?近隣の町には何回か行った事があるけど、今回は初だよ」
「そう♦」
それから約3時間。2人は目的地の村に着いていた。
「ここかい?」
「うん。まずは村の人に話を訊かないとね」
村に足を踏み入れた途端、ヒソカは言い知れぬ邪気を感じた。
ねっとりと絡みつく様な視線。それは今まで感じた事の無い物だった。
「見られてるね♣」
「まぁ、下っ端が偵察に来てるんだろうね。気にしたら負けだよ、ヒソカ」
「……これで下っ端?」
「うん。大御所は高みの見物してるんだろうね」
そう言うと、ナマエは1軒の家に向かって行った。
「すいませーん!ハンター協会から派遣されて来ましたー!!」
声を上げて住人を呼ぶが、中からの反応が無い。不審に思い、ナマエは『お邪魔しますねー?』と声を掛けながら家の中に入って行った。
嫌な汗が背中を伝う。そんな経験をヒソカはしていた。
ナマエは気にする様子もなく、各部屋を確認して回る。
「ここには人がいないね~」
ナマエがそう言うと、背後の闇が蠢いた。
「【十六夜(イザヨイ)】!」
ナマエの声に呼応し、その手の中に和弓が現れる。
「屠れ!」