天空闘技場
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「くくく、どうした?まだボクは開始位置から動いてさえいないんだけどねェ……♦」
「え、ホント!?くそ~、見てろよ」
ここに来て、ゴンは初めてフェイントを入れ始めた。
そしてフェイントを繰り返しながら石版に手をかける。
「だっ!!!!」
《出たァー!!!ゴン選手の石版返しィー!!!》
ゴンは剥がした石版を投げ、それを蹴る事によって石つぶてを作り出した。
ヒソカは向かってくる石つぶてを腕で弾くが、どうしても死角が出来てしまう。その死角から、ゴンはヒソカの顔面に一発打ち込んだ。
「クリティカル!!2ポインッ!!ゴン!!」
《何とー!!ゴン選手にクリティカルヒットが出ましたァー!!!これでポイントはひっくり返って2対1!!ゴン選手リード!えーしかし、攻撃の印象ではヒソカ選手、それ程ダメージを受けた様には見えませんが今の得点、やや疑問が残ります!!》
《審判にはポイントをつける際の好みがあるんだよ》
《ああ、そうなんですか》
《ダメージ重視でポイントをつける審判もいるし、戦術や技術を評価する審判もいる。今のは石版を上手く攻撃に利用した所が戦術点として高く評価された訳だ》
《なる程!!で、誰?》
ゴンの攻撃を受けたヒソカは、その顔に薄っすらと笑みを浮かべながら動き出した。
《おおっと、試合開始から初めて動いた!!口元には薄く笑みを浮かべております!!ここからが本当の勝負という事かー!?》
ヒソカが動いたのを見て、ゴンも動き出す。
「お!?おお!?」
ヒソカと向き合ったゴンは、上着のポケットから四次試験の時に受け取ったヒソカのプレートを取り出した。
そのプレートをヒソカに渡すと、ヒソカは黙って受け取っていた。
受け取ると、両者共に間合いを取る。
《今のは一体何だったんだー!?分から―ん!!》
「【念】について……どこまで習った?」
「?基礎は全部」
「そうか、キミ強化系だろ?」
「えっ何で判るの!?」
「くくく、キミはカワイイなぁ♥だめだよ、そんなカンタンにバラしちゃ♣」
「~うるさいな。何で判ったんだよ」
「血液型性格判断と同じで、根拠は無いんだけどね♦ボクが考えたオーラ別性格分析さ♥強化系は単純一途♥」
ゴンを指差しながら、ヒソカは続けた。
「ちなみにボクは変化系♦気まぐれでウソ吐き♠ボク達は相性良いよ♥性格が正反対で惹かれ合う♥とっても仲良しになれるかも♦だけど注意しないと、変化系は気紛れだから――大事なものがあっという間にゴミへと変わる♠」
ヒソカは言うなり構え始める。ゴンもそれに倣い、構えを取った。
「だから、ボクを失望させるなよゴン♠」
言うが早いか、ヒソカはゴンに向かって突進した。
そして、ゴンの顔面目掛けて肘打ちを繰り出す。
「がっっ」
飛ばされたゴンの背面に素早く回りこみ、その背中には掌底を叩き込むヒソカ。
「……!!くっ」
さらに追い打ちを掛けるようにゴンに向かっていき、ヒソカは蹴りを繰り出す。
その蹴りをゴンは寸での所で避けるが、ゴンがいた場所の石版はヒソカの蹴りによって観客席まで吹っ飛んだ。
「な、何というキック力!!石版を観客席まで蹴り飛ばしましたァー!!」
石版を蹴り飛ばしたと思った次の瞬間、ヒソカはまたゴンに向かって行く。
ヒソカの攻撃をゴンは避けるも、追撃には対応できずにまた殴られてしまう。
「ぎっ、がっ……くっ」
客席はヒソカの攻撃の素早さに感心していた。
《速い!!速い!!!速ーい!!!!見せたヒソカ!!本気です!!》
「クリティカル、ヒソカ!!プラス2ポインッ!!3-2!!」
《目にも止まらぬ連続攻撃に、クリティカルの採点!!あっという間に再逆転です。戸惑いのゴン選手!!為す術無く距離を取ります!》
「どうした?かかっておいでよ♥」
「やだね!作戦中」
ゴンはヒソカと距離を取ったまま動かない。
「そうか、それなら……ムリにでもこっちへ来て貰おうか……♥」
「?」
「ゴン!!【凝】だ!!」
堪らずキルアが叫ぶも、時既に遅し。
「何が起きるか――分かるかな?」
「うわあかかあーぁあ!?」
《ああー!?ゴンがヒソカに引き寄せられるー!!?》
ゴンを引き寄せ、ヒソカはその顔面に拳を叩き込んだ。
「…………」
「これ、【伸縮自在の愛(バンジーガム)】って言うんだ♠良く伸び良く縮む、付けるも剥がすもボクの意志♣もう逃げられないよ♥」
「え、ホント!?くそ~、見てろよ」
ここに来て、ゴンは初めてフェイントを入れ始めた。
そしてフェイントを繰り返しながら石版に手をかける。
「だっ!!!!」
《出たァー!!!ゴン選手の石版返しィー!!!》
ゴンは剥がした石版を投げ、それを蹴る事によって石つぶてを作り出した。
ヒソカは向かってくる石つぶてを腕で弾くが、どうしても死角が出来てしまう。その死角から、ゴンはヒソカの顔面に一発打ち込んだ。
「クリティカル!!2ポインッ!!ゴン!!」
《何とー!!ゴン選手にクリティカルヒットが出ましたァー!!!これでポイントはひっくり返って2対1!!ゴン選手リード!えーしかし、攻撃の印象ではヒソカ選手、それ程ダメージを受けた様には見えませんが今の得点、やや疑問が残ります!!》
《審判にはポイントをつける際の好みがあるんだよ》
《ああ、そうなんですか》
《ダメージ重視でポイントをつける審判もいるし、戦術や技術を評価する審判もいる。今のは石版を上手く攻撃に利用した所が戦術点として高く評価された訳だ》
《なる程!!で、誰?》
ゴンの攻撃を受けたヒソカは、その顔に薄っすらと笑みを浮かべながら動き出した。
《おおっと、試合開始から初めて動いた!!口元には薄く笑みを浮かべております!!ここからが本当の勝負という事かー!?》
ヒソカが動いたのを見て、ゴンも動き出す。
「お!?おお!?」
ヒソカと向き合ったゴンは、上着のポケットから四次試験の時に受け取ったヒソカのプレートを取り出した。
そのプレートをヒソカに渡すと、ヒソカは黙って受け取っていた。
受け取ると、両者共に間合いを取る。
《今のは一体何だったんだー!?分から―ん!!》
「【念】について……どこまで習った?」
「?基礎は全部」
「そうか、キミ強化系だろ?」
「えっ何で判るの!?」
「くくく、キミはカワイイなぁ♥だめだよ、そんなカンタンにバラしちゃ♣」
「~うるさいな。何で判ったんだよ」
「血液型性格判断と同じで、根拠は無いんだけどね♦ボクが考えたオーラ別性格分析さ♥強化系は単純一途♥」
ゴンを指差しながら、ヒソカは続けた。
「ちなみにボクは変化系♦気まぐれでウソ吐き♠ボク達は相性良いよ♥性格が正反対で惹かれ合う♥とっても仲良しになれるかも♦だけど注意しないと、変化系は気紛れだから――大事なものがあっという間にゴミへと変わる♠」
ヒソカは言うなり構え始める。ゴンもそれに倣い、構えを取った。
「だから、ボクを失望させるなよゴン♠」
言うが早いか、ヒソカはゴンに向かって突進した。
そして、ゴンの顔面目掛けて肘打ちを繰り出す。
「がっっ」
飛ばされたゴンの背面に素早く回りこみ、その背中には掌底を叩き込むヒソカ。
「……!!くっ」
さらに追い打ちを掛けるようにゴンに向かっていき、ヒソカは蹴りを繰り出す。
その蹴りをゴンは寸での所で避けるが、ゴンがいた場所の石版はヒソカの蹴りによって観客席まで吹っ飛んだ。
「な、何というキック力!!石版を観客席まで蹴り飛ばしましたァー!!」
石版を蹴り飛ばしたと思った次の瞬間、ヒソカはまたゴンに向かって行く。
ヒソカの攻撃をゴンは避けるも、追撃には対応できずにまた殴られてしまう。
「ぎっ、がっ……くっ」
客席はヒソカの攻撃の素早さに感心していた。
《速い!!速い!!!速ーい!!!!見せたヒソカ!!本気です!!》
「クリティカル、ヒソカ!!プラス2ポインッ!!3-2!!」
《目にも止まらぬ連続攻撃に、クリティカルの採点!!あっという間に再逆転です。戸惑いのゴン選手!!為す術無く距離を取ります!》
「どうした?かかっておいでよ♥」
「やだね!作戦中」
ゴンはヒソカと距離を取ったまま動かない。
「そうか、それなら……ムリにでもこっちへ来て貰おうか……♥」
「?」
「ゴン!!【凝】だ!!」
堪らずキルアが叫ぶも、時既に遅し。
「何が起きるか――分かるかな?」
「うわあかかあーぁあ!?」
《ああー!?ゴンがヒソカに引き寄せられるー!!?》
ゴンを引き寄せ、ヒソカはその顔面に拳を叩き込んだ。
「…………」
「これ、【伸縮自在の愛(バンジーガム)】って言うんだ♠良く伸び良く縮む、付けるも剥がすもボクの意志♣もう逃げられないよ♥」