天空闘技場
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「そこを捕らえる、か……ゴン君、成長してるね」
「うん♥」
「!?」
ゴンに捕えられ、その両腕に過度の力を加えられたリールベルトは、ムチを手放してしまう。
そのムチをすかさず奪い取ったゴンは、リールベルトの首に巻き付ける。
「これがスイッチか。えーと、出力を最大にして――スイッチオン!!!」
ゴンの声に、リールベルトは失神した。
「なんちって」
「リールベルト選手、失神KOと見做し!!勝者ゴン選手ー!!」
「行こう♥」
「うん!」
ゴンが戻って来るのを、選手入場口で出迎える事にし、ナマエはヒソカと共に会場から移動した。
「!」
「いやーお見事♥前の戦いも含め、十分及第だ♥場所・日時ともキミが決めて良い♣いつでも相手になるよ♠」
「頑張ってね!ゴン君!!」
ゴンと別れたヒソカとナマエは、そのままナマエの部屋へと移動した。
ヒソカはゴンの試合を観て、若干だが興奮している様だった。
「ナマエ♦」
「何?」
「この前の試合のご褒美、頂戴♥」
「ご褒美?」
「うん♥」
ヒソカはニッコリと笑いながら、ナマエに詰め寄った。
「ある訳無いでしょ」
「え?」
「え?」
「くれないの?」
貰えると思ってたご褒美が貰えないと聞いて、明らかに肩を落とすヒソカ。
「当たり前でしょ。あんな無茶な戦いしといて、何で貰えると思ったの?」
「ナマエの名前を出されたから、つい苛めたくなって♣」
「そんな理由、認めません!」
「えー……♦」
それから暫く経った頃。ナマエはヒソカの部屋にいた。その時に、備え付けの電話が鳴る。
『もしもし、ゴンだけど』
「やぁ、待ってたよ。ボクといつ戦うか決めたかい?」
『ああ。7月10日に戦闘日を指定するから、天空闘技場で戦ろう!』
「……オーケイ♦楽しみにしているよ♥」
電話を切った後のヒソカからは、殺気とはまた違うオーラが溢れ出ていた。
「ゴン君との試合、そんなに楽しみにしてたんだね」
「当たり前だろ?どの位成長したか、確かめなくちゃ♠」
「解ったから……その禍々しいオーラ、しまってくれる?」
「ム・リ♦」
「そんなに興奮してる訳ね……」
「うん♥」
「ハァ……どうすれば収まるの?」
「ナマエとスれば収まると思うよ♥」
「…………1回だけね」
「うん♥」
『1回だけ』と言った事を、ナマエはこの後後悔する事となった。
そして7月10日になった。ヒソカは朝から物凄く楽しそうに笑っていた。
「ヒソカ、ゴン君は殺さないでよ?」
「解ってるよ♣」
ニヤリと笑うヒソカの顔に、ナマエは一抹の不安を覚えた。
《ゴン選手!!VSヒソカ選手!!いよいよ注目の一戦が始まろうとしております!!おっと、先にゴン選手が現れた!!今日は手ぶらで登場です!!現在、4戦して3勝1敗!!波に乗ってます!!さぁー、そして反対側のゲートが開き始めたァ!!ヒソカ選手登場だァー!!現在9勝3敗!!勝てばフロアマスター、負ければ一転地上落ち、まさに分け目の勝負!!しかし、リングに姿を見せればいまだ負けなし!!無敗神話は続くのかー!?》
ゴンの視線に気付いたヒソカは、黙ってゴンを見つめ返しながら興奮していた。
「ヒソカめ……こんな事で興奮してんじゃないよ、まったく…………」
「ポイント&KO制!!時間無制限一本勝負!!始め!!」
「ふ!!!!」
まずはゴンがヒソカに向かって殴りかかる。それを避け、ガードするヒソカ。隙を見つけては、ゴンに攻撃をする。
ゴンの顔に蹴りを一発入れると、ゴンはその威力に飛ばされるも、直ぐに体勢を立て直した。
その後もゴンは攻撃を仕掛けるも、実践経験の差か避けられ、反撃を食らってしまう。
「~っりゃあっ!!!」
どれだけ攻撃しても、ゴンの攻撃は全て避けられるかガードされてしまう攻防が続いた。
「クリーンヒット!!1ポイント、ヒソカ!!」
《すっ……凄まじい攻防です!!実況を差し挟むスキさえありませーん!!》
「うん♥」
「!?」
ゴンに捕えられ、その両腕に過度の力を加えられたリールベルトは、ムチを手放してしまう。
そのムチをすかさず奪い取ったゴンは、リールベルトの首に巻き付ける。
「これがスイッチか。えーと、出力を最大にして――スイッチオン!!!」
ゴンの声に、リールベルトは失神した。
「なんちって」
「リールベルト選手、失神KOと見做し!!勝者ゴン選手ー!!」
「行こう♥」
「うん!」
ゴンが戻って来るのを、選手入場口で出迎える事にし、ナマエはヒソカと共に会場から移動した。
「!」
「いやーお見事♥前の戦いも含め、十分及第だ♥場所・日時ともキミが決めて良い♣いつでも相手になるよ♠」
「頑張ってね!ゴン君!!」
ゴンと別れたヒソカとナマエは、そのままナマエの部屋へと移動した。
ヒソカはゴンの試合を観て、若干だが興奮している様だった。
「ナマエ♦」
「何?」
「この前の試合のご褒美、頂戴♥」
「ご褒美?」
「うん♥」
ヒソカはニッコリと笑いながら、ナマエに詰め寄った。
「ある訳無いでしょ」
「え?」
「え?」
「くれないの?」
貰えると思ってたご褒美が貰えないと聞いて、明らかに肩を落とすヒソカ。
「当たり前でしょ。あんな無茶な戦いしといて、何で貰えると思ったの?」
「ナマエの名前を出されたから、つい苛めたくなって♣」
「そんな理由、認めません!」
「えー……♦」
それから暫く経った頃。ナマエはヒソカの部屋にいた。その時に、備え付けの電話が鳴る。
『もしもし、ゴンだけど』
「やぁ、待ってたよ。ボクといつ戦うか決めたかい?」
『ああ。7月10日に戦闘日を指定するから、天空闘技場で戦ろう!』
「……オーケイ♦楽しみにしているよ♥」
電話を切った後のヒソカからは、殺気とはまた違うオーラが溢れ出ていた。
「ゴン君との試合、そんなに楽しみにしてたんだね」
「当たり前だろ?どの位成長したか、確かめなくちゃ♠」
「解ったから……その禍々しいオーラ、しまってくれる?」
「ム・リ♦」
「そんなに興奮してる訳ね……」
「うん♥」
「ハァ……どうすれば収まるの?」
「ナマエとスれば収まると思うよ♥」
「…………1回だけね」
「うん♥」
『1回だけ』と言った事を、ナマエはこの後後悔する事となった。
そして7月10日になった。ヒソカは朝から物凄く楽しそうに笑っていた。
「ヒソカ、ゴン君は殺さないでよ?」
「解ってるよ♣」
ニヤリと笑うヒソカの顔に、ナマエは一抹の不安を覚えた。
《ゴン選手!!VSヒソカ選手!!いよいよ注目の一戦が始まろうとしております!!おっと、先にゴン選手が現れた!!今日は手ぶらで登場です!!現在、4戦して3勝1敗!!波に乗ってます!!さぁー、そして反対側のゲートが開き始めたァ!!ヒソカ選手登場だァー!!現在9勝3敗!!勝てばフロアマスター、負ければ一転地上落ち、まさに分け目の勝負!!しかし、リングに姿を見せればいまだ負けなし!!無敗神話は続くのかー!?》
ゴンの視線に気付いたヒソカは、黙ってゴンを見つめ返しながら興奮していた。
「ヒソカめ……こんな事で興奮してんじゃないよ、まったく…………」
「ポイント&KO制!!時間無制限一本勝負!!始め!!」
「ふ!!!!」
まずはゴンがヒソカに向かって殴りかかる。それを避け、ガードするヒソカ。隙を見つけては、ゴンに攻撃をする。
ゴンの顔に蹴りを一発入れると、ゴンはその威力に飛ばされるも、直ぐに体勢を立て直した。
その後もゴンは攻撃を仕掛けるも、実践経験の差か避けられ、反撃を食らってしまう。
「~っりゃあっ!!!」
どれだけ攻撃しても、ゴンの攻撃は全て避けられるかガードされてしまう攻防が続いた。
「クリーンヒット!!1ポイント、ヒソカ!!」
《すっ……凄まじい攻防です!!実況を差し挟むスキさえありませーん!!》