天空闘技場
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「でも、これは対戦相手とは違うな……男物の香水の臭いだ♠」
ヒソカがナマエに近付いてその首元で臭いを確かめている。
「うん♦抱きついたりはしてないね♠」
「何言ってんの?」
「一応、消毒しとかないとね♥」
「は?」
ナマエが意味を理解する前に、ヒソカに抱き締められそのままキスをされた。
「んっ……どうしたの?ヒソカ」
「ヤキモチ妬いてるだけ♣」
「ヒソカがヤキモチ妬く様な事、何も無いよ?」
「他の男の臭いをさせてる時点で、十分理由になるよ♦」
「あー……ごめん。多分立ち話した時に移っただけだとは思うけど、そんなに気に入らなかった?」
「うん♠気に入らないね♣」
「ごめん……気をつけるよ」
「うん♦」
「本当にごめん」
ナマエは自らヒソカにキスをしながら、何度もヒソカに謝った。
「今日は許さない♣」
「え……」
「お仕置き、だね♥」
「マジすか……」
「うん♠マジ♥」
「ハァ……」
諦めた様に溜息を吐いたナマエを抱き上げ、ヒソカは控え室を後にした。
ヒソカからお仕置きという名の愛情を受け、ナマエはベッドの住人となっていた。
「腰痛い……」
「何?もっとシて欲しいのかい?」
「んな訳あるか!」
手近にある枕をヒソカに投げつけるも、ヒソカはそれを軽々と受け止めクツリと笑った。
「冗談だよ♠今日はこれ位で許してあげる♣」
「それは有難いお言葉ですこと」
「くくく♦」
冗談に聞こえないヒソカの声を聞き流せず、ナマエは剥れた。
「そんな顔しても誘ってる様にしか見えないよ、ナマエ♥」
「ヒソカにとってはどんな顔しても同じなんでしょ……」
呆れ返るナマエをヒソカは微笑ましく見ていた。
「そんな事無いさ♣ボクにとって、ナマエの表情はどれも新鮮だよ♠」
ヒソカの表情はとても穏やかだった。
そんなヒソカに絆されて、ナマエは何も言えなくなった。
「あ、そうそう♦キミ明日も試合になってたよ♠」
「は?!」
「15時からだったかな♣TV画面で確認しておいた方がいいんじゃないかい?」
「何でそう言う大事な事を早く言わないの!?」
「別に不戦敗でも良いかと思ってね♠」
「……ヒソカ」
「何だい?」
「動けないから運んで」
「くくっ♦オーケイ、ボクのお姫様♥」
ヒソカにTVがあるリビングまで運んで貰い、試合日程を確認したナマエ。確かにヒソカが言っていた様に、明日の15時からギドという選手との戦闘が決定していた。
「明日……この状態だとキツイな」
「マッサージしてあげようか?」
「要らない。ヒソカの事だから、また変な方向に持っていくつもりでしょ」
「くくく♣」
怪しく笑いながら、ヒソカはナマエの腰を撫で付けた。
ナマエはそれを振り解くと、痛む腰を庇いながらヒソカから離れた。
「今更ツレないなァ♠」
「はいはい。ヒソカが加減を覚えてくれたら、もうちょっと優しくなりますよー」
「加減か……それは難しいかも♦」
「そこは頑張って堪えてよ……」
「うーん……ボクの愛情、受け取ってくれないのかい?」
「受け取ってるじゃないの。まだ足りないっての?」
「全然足りないね♣」
「じゃあ、試合前には控えて。それならいいでしょ?」
「うん♥」
ヒソカの機嫌はいつの間にやら直っており、鼻歌を歌いそうな位に機嫌が良くなっている。
翌日15時。ナマエはリングの上にいた。両手には二振りの小太刀を持って。
《さあー、いよいよ注目のナマエ選手の試合が始まります!!本日もその両手には小太刀が握られております!!前回のサダソ戦は相手を血塗れにしてのポイント勝ち!!本日はどんな試合を見せてくれるんでしょうか!!》
「ポイント&KO制!!時間無制限一本勝負!!始め!!」
「お嬢ちゃん……相手がオレで良かったな。オレは非力だから、死ぬ事はなかろう。が、サダソとは違うぞ!」
言うなり、ギドは複数の独楽を取り出した。
《出ました!!ギド選手の舞闘独楽!!10個の独楽を自在に操り敵を攻撃するという、彼独自のスタイルです》
「行くぞ、【戦闘円舞曲(戦いのワルツ)】!!」
杖の上で回っていた10個の独楽を、ギドは地面に落とした。
ヒソカがナマエに近付いてその首元で臭いを確かめている。
「うん♦抱きついたりはしてないね♠」
「何言ってんの?」
「一応、消毒しとかないとね♥」
「は?」
ナマエが意味を理解する前に、ヒソカに抱き締められそのままキスをされた。
「んっ……どうしたの?ヒソカ」
「ヤキモチ妬いてるだけ♣」
「ヒソカがヤキモチ妬く様な事、何も無いよ?」
「他の男の臭いをさせてる時点で、十分理由になるよ♦」
「あー……ごめん。多分立ち話した時に移っただけだとは思うけど、そんなに気に入らなかった?」
「うん♠気に入らないね♣」
「ごめん……気をつけるよ」
「うん♦」
「本当にごめん」
ナマエは自らヒソカにキスをしながら、何度もヒソカに謝った。
「今日は許さない♣」
「え……」
「お仕置き、だね♥」
「マジすか……」
「うん♠マジ♥」
「ハァ……」
諦めた様に溜息を吐いたナマエを抱き上げ、ヒソカは控え室を後にした。
ヒソカからお仕置きという名の愛情を受け、ナマエはベッドの住人となっていた。
「腰痛い……」
「何?もっとシて欲しいのかい?」
「んな訳あるか!」
手近にある枕をヒソカに投げつけるも、ヒソカはそれを軽々と受け止めクツリと笑った。
「冗談だよ♠今日はこれ位で許してあげる♣」
「それは有難いお言葉ですこと」
「くくく♦」
冗談に聞こえないヒソカの声を聞き流せず、ナマエは剥れた。
「そんな顔しても誘ってる様にしか見えないよ、ナマエ♥」
「ヒソカにとってはどんな顔しても同じなんでしょ……」
呆れ返るナマエをヒソカは微笑ましく見ていた。
「そんな事無いさ♣ボクにとって、ナマエの表情はどれも新鮮だよ♠」
ヒソカの表情はとても穏やかだった。
そんなヒソカに絆されて、ナマエは何も言えなくなった。
「あ、そうそう♦キミ明日も試合になってたよ♠」
「は?!」
「15時からだったかな♣TV画面で確認しておいた方がいいんじゃないかい?」
「何でそう言う大事な事を早く言わないの!?」
「別に不戦敗でも良いかと思ってね♠」
「……ヒソカ」
「何だい?」
「動けないから運んで」
「くくっ♦オーケイ、ボクのお姫様♥」
ヒソカにTVがあるリビングまで運んで貰い、試合日程を確認したナマエ。確かにヒソカが言っていた様に、明日の15時からギドという選手との戦闘が決定していた。
「明日……この状態だとキツイな」
「マッサージしてあげようか?」
「要らない。ヒソカの事だから、また変な方向に持っていくつもりでしょ」
「くくく♣」
怪しく笑いながら、ヒソカはナマエの腰を撫で付けた。
ナマエはそれを振り解くと、痛む腰を庇いながらヒソカから離れた。
「今更ツレないなァ♠」
「はいはい。ヒソカが加減を覚えてくれたら、もうちょっと優しくなりますよー」
「加減か……それは難しいかも♦」
「そこは頑張って堪えてよ……」
「うーん……ボクの愛情、受け取ってくれないのかい?」
「受け取ってるじゃないの。まだ足りないっての?」
「全然足りないね♣」
「じゃあ、試合前には控えて。それならいいでしょ?」
「うん♥」
ヒソカの機嫌はいつの間にやら直っており、鼻歌を歌いそうな位に機嫌が良くなっている。
翌日15時。ナマエはリングの上にいた。両手には二振りの小太刀を持って。
《さあー、いよいよ注目のナマエ選手の試合が始まります!!本日もその両手には小太刀が握られております!!前回のサダソ戦は相手を血塗れにしてのポイント勝ち!!本日はどんな試合を見せてくれるんでしょうか!!》
「ポイント&KO制!!時間無制限一本勝負!!始め!!」
「お嬢ちゃん……相手がオレで良かったな。オレは非力だから、死ぬ事はなかろう。が、サダソとは違うぞ!」
言うなり、ギドは複数の独楽を取り出した。
《出ました!!ギド選手の舞闘独楽!!10個の独楽を自在に操り敵を攻撃するという、彼独自のスタイルです》
「行くぞ、【戦闘円舞曲(戦いのワルツ)】!!」
杖の上で回っていた10個の独楽を、ギドは地面に落とした。