新しい力
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「ボクの前で他の男を気にするなんて――やっぱりお仕置き、今しようかな♥」
「ちょっ……待って!落ち着いて!!ヒソカ!!!」
「嫌だなァ♣ボクは至って冷静だよ♠」
にじり寄ってくるヒソカに、嫌な汗が伝った。
「ほら、私病人だから!」
「それだけ元気があれば、問題ないよ♥」
ベッドの中でヒソカから何とか逃げようとするも、直ぐに逃げ場は無くなる。
やがてヒソカに両手を拘束され、視線が絡みあった。
「ナマエ、ナカには出さないから……いいだろう?」
「そういう問題じゃない!つか、それ避妊にならないからね!?」
「じゃあ、遠慮無くナカに出す♥」
「ちょっ!?」
ナマエの耳にキスを送りながら、ヒソカは続けた。
「ちゃんと責任取るから♥いいだろ?」
いつもより低い声で囁くヒソカ。その声は媚薬の様にナマエの身体を支配していく。
「……責任は取らなくていい。もしもの時は、【杜樹】と育てるから」
「それって、ボクに喧嘩を売ってるのかい?」
耳朶を嬲りながら、ヒソカは不機嫌そうに呟く。
「それとも――挑発のつもりかい?」
「好きに……解釈してスれば?」
「そう……なら、お言葉通り好きに解釈させて貰うよ♥」
そう言うと、ヒソカはナマエの身体を貪り食らった。
「んっ……」
「おや、目が覚めたかい?」
ヒソカに抱かれたのは覚えている。が、何故目の前にヒソカの顔があるのかが理解出来なかった。
「ヒソカ……」
「ん?もっとして欲しいかい?」
「いや、もうお腹いっぱいデス……」
「そう?いっぱいナカに出しちゃったからね♥」
「あのねー!」
「ほら、そんなに大声出さないの♣」
クスクス笑うヒソカに、ナマエは脱力した。
やっぱりヒソカには口で勝てない。そう思ったナマエは、これ以上抗議する事を諦めた。
「で、何でまだ一緒にいるんでしょうか?」
「ナマエの寝顔見てたの♥」
「さいですか……もう起きたいんだけど」
「ダーメ♠」
「何でさ?」
「ボクがまだこうしてたいから♥」
ヒソカはナマエを抱き寄せて、その胸に顔を埋める。
「子どもじゃないんだから……」
「今は子ども扱いされてもいいよ♣」
「はいはい、ヒソカは良い子だね~」
厭味ったらしく言いながらヒソカの髪を梳いてやると、ヒソカは猫の様に擦り寄ってきた。
1時間程そうしていると、寝室に誰かが近づいて来る気配がした。
「あー、お二人さんよォ……仲が良いのは結構だが、これ以上は流石に毒なんだがな」
「【杜樹】、そう思うならコイツ引剥がしてよ」
寝室の入り口に凭れ掛かって気不味そうに言う【杜樹】に向かって、ナマエは助けを求めた。
「それは【命令】か?」
「いや、ただの【お願い】だよ」
「ったく、仕方がないな……おら、離れろ小僧」
溜息を吐きながらも、【杜樹】はナマエからヒソカを引き離した。
「邪魔するなよ♦」
「本当に好きなら、あまりナマエを困らせんな」
「キミに言われたくないね♣」
「オレは良いんだよ。【人間】じゃねェからな」
喉の奥で笑いながら、【杜樹】はヒソカを連れて寝室を出て行った。
残されたナマエは盛大な溜息を吐いて、ベッドから起き上がろうとした。
「痛ッ……ヒソカめ…………」
腰の痛みに耐えながらも起き上がり、服を着たナマエはリビングへと向かった。
【杜樹】と契約してから、ヒソカの執着がより激しくなった。見た目が人間だけに、【杜樹】に対する対抗心が沸いたのだろうか。
「……目の毒だな」
「そう思うなら、還ればいいじゃないか♠」
「フン……小僧だけじゃナマエを護れねェだろ」
「そんな事ないさ♦」
「はいはい、喧嘩しないの」
「「ナマエ」♣」
「【杜樹】、いい加減にしないと禁酒言い渡すよ?」
「……それだけは勘弁してくれ」
「ヒソカ、【杜樹】はもう【家族】なの。あんまり虐めないで」
「……分かったよ♦」
まるで母親の様に2人に言い聞かせるナマエ。
そんなナマエに対し、2人はそれぞれの思いを抱えながらも従った。
「ちょっ……待って!落ち着いて!!ヒソカ!!!」
「嫌だなァ♣ボクは至って冷静だよ♠」
にじり寄ってくるヒソカに、嫌な汗が伝った。
「ほら、私病人だから!」
「それだけ元気があれば、問題ないよ♥」
ベッドの中でヒソカから何とか逃げようとするも、直ぐに逃げ場は無くなる。
やがてヒソカに両手を拘束され、視線が絡みあった。
「ナマエ、ナカには出さないから……いいだろう?」
「そういう問題じゃない!つか、それ避妊にならないからね!?」
「じゃあ、遠慮無くナカに出す♥」
「ちょっ!?」
ナマエの耳にキスを送りながら、ヒソカは続けた。
「ちゃんと責任取るから♥いいだろ?」
いつもより低い声で囁くヒソカ。その声は媚薬の様にナマエの身体を支配していく。
「……責任は取らなくていい。もしもの時は、【杜樹】と育てるから」
「それって、ボクに喧嘩を売ってるのかい?」
耳朶を嬲りながら、ヒソカは不機嫌そうに呟く。
「それとも――挑発のつもりかい?」
「好きに……解釈してスれば?」
「そう……なら、お言葉通り好きに解釈させて貰うよ♥」
そう言うと、ヒソカはナマエの身体を貪り食らった。
「んっ……」
「おや、目が覚めたかい?」
ヒソカに抱かれたのは覚えている。が、何故目の前にヒソカの顔があるのかが理解出来なかった。
「ヒソカ……」
「ん?もっとして欲しいかい?」
「いや、もうお腹いっぱいデス……」
「そう?いっぱいナカに出しちゃったからね♥」
「あのねー!」
「ほら、そんなに大声出さないの♣」
クスクス笑うヒソカに、ナマエは脱力した。
やっぱりヒソカには口で勝てない。そう思ったナマエは、これ以上抗議する事を諦めた。
「で、何でまだ一緒にいるんでしょうか?」
「ナマエの寝顔見てたの♥」
「さいですか……もう起きたいんだけど」
「ダーメ♠」
「何でさ?」
「ボクがまだこうしてたいから♥」
ヒソカはナマエを抱き寄せて、その胸に顔を埋める。
「子どもじゃないんだから……」
「今は子ども扱いされてもいいよ♣」
「はいはい、ヒソカは良い子だね~」
厭味ったらしく言いながらヒソカの髪を梳いてやると、ヒソカは猫の様に擦り寄ってきた。
1時間程そうしていると、寝室に誰かが近づいて来る気配がした。
「あー、お二人さんよォ……仲が良いのは結構だが、これ以上は流石に毒なんだがな」
「【杜樹】、そう思うならコイツ引剥がしてよ」
寝室の入り口に凭れ掛かって気不味そうに言う【杜樹】に向かって、ナマエは助けを求めた。
「それは【命令】か?」
「いや、ただの【お願い】だよ」
「ったく、仕方がないな……おら、離れろ小僧」
溜息を吐きながらも、【杜樹】はナマエからヒソカを引き離した。
「邪魔するなよ♦」
「本当に好きなら、あまりナマエを困らせんな」
「キミに言われたくないね♣」
「オレは良いんだよ。【人間】じゃねェからな」
喉の奥で笑いながら、【杜樹】はヒソカを連れて寝室を出て行った。
残されたナマエは盛大な溜息を吐いて、ベッドから起き上がろうとした。
「痛ッ……ヒソカめ…………」
腰の痛みに耐えながらも起き上がり、服を着たナマエはリビングへと向かった。
【杜樹】と契約してから、ヒソカの執着がより激しくなった。見た目が人間だけに、【杜樹】に対する対抗心が沸いたのだろうか。
「……目の毒だな」
「そう思うなら、還ればいいじゃないか♠」
「フン……小僧だけじゃナマエを護れねェだろ」
「そんな事ないさ♦」
「はいはい、喧嘩しないの」
「「ナマエ」♣」
「【杜樹】、いい加減にしないと禁酒言い渡すよ?」
「……それだけは勘弁してくれ」
「ヒソカ、【杜樹】はもう【家族】なの。あんまり虐めないで」
「……分かったよ♦」
まるで母親の様に2人に言い聞かせるナマエ。
そんなナマエに対し、2人はそれぞれの思いを抱えながらも従った。