三次試験
夢小説設定
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「うん……」
「だから、今だけで良い♠ボクだけを見てくれないかい?」
「……何言ってるのか分かんない」
不思議そうに頭を傾げるナマエを、ヒソカは懇願する様に見つめた。
「何もかも忘れて、ボクだけを見ておくれ♣」
「ヒソカらしくないよ……」
「うん♦ボクもそう思う♠」
「本当に、どうしたのさ?」
「分からない♦ただ、ボクはナマエに認めて欲しいんだと思う♣」
「認める?」
「うん♠」
「ヒソカの事は、認めてるつもりなんだけどなぁ……」
苦笑交じりに言うナマエに、ヒソカは目を瞠った。
「なら……キスしても良いかい?」
「別に良いけど」
「良いの?」
「うん」
「ここにしても良いの?」
ナマエの唇を指でなぞりながら、心配そうに訊くヒソカ。
それに対し、ナマエは今更何を言うのかとでも言いたげな表情を作った。
「良いよ」
「本当に?」
「くどいよ、ヒソカ」
ナマエは再三の確認に呆れていた。
「信じられない……♣」
「なら、信じさせてあげる」
そう言うと、ナマエは自らヒソカの首に腕を回し、その唇に触れるだけのキスを贈った。
最初は目を見開いて固まっていたヒソカだが、状況を把握するとナマエの頭を固定し何度もその唇にキスをした。
「イチャつくのは良いけど、他人の目っていうのを気にしたら?」
突然の第三者の出現に、ナマエは驚いてヒソカから離れようとした。
しかし、ヒソカがナマエの腰をがっちり抱き寄せている為、離れたくても離れられないでいる。
「何だ、ギタラクルか♠せっかく良いところだったのに♦」
明らかに不機嫌になるヒソカを余所に、ギタラクルはナマエを見て一言、『キミ、男の趣味悪いね』と言った。
突然の発言に呆気に取られていたナマエだが、その意味を理解すると声を上げて笑った。
「くっ……あはは!ヒソカ、どんだけ評判悪いのさ」
「ボクはナマエに好かれてれば、それで良いの♣」
不貞腐れて言うヒソカが可愛らしく思え、ナマエはその頭を優しく撫でた。
「ナマエ?」
「そんな子どもみたいに不貞腐れないの」
「ヒソカにそんな事するなんて、とんだ物好きだね」
「ヒソカにはヒソカなりの良い所があるからね。知らない人に何と言われようと関係ないな」
ギタラクルを睨みつけながら、ナマエは言い切った。
「ふーん……オレに喧嘩売ってるの?」
「まさか。そっちが先に売ってきたんだろ?今なら高値で買い取ってやるよ」
鼻を鳴らしながら挑発するナマエだが、ギタラクルは全く気にしていない様子。それを見て、ナマエを止めたのはヒソカだった。
「止めなよ、ナマエ♦」
「何で?自分の彼氏を貶されて黙ってる方が可笑しいでしょ?」
「キミが本気になったら、流石にボクでも止める自信がないから♠」
「…………」
「ヒソカもさ、そんな女のどこが良い訳?大して強そうでもないのに」
「ナマエは強いよ♥本気になられたら、ボクでも手を焼くと思う位に♣」
「へェ……ねえ、ナマエだっけ?」
ギタラクルがナマエを見ながら話し掛けてきた。
「何だよ?」
「オレと付き合わない?」
「却下」
「えー。ヒソカが理由なら、ヒソカを殺すから付き合ってよ」
「断固拒否。それに、ヒソカは殺させない」
『そんな事しようとしたら、私がお前をぶっ殺す』と言いながら、ナマエはギタラクルを睨みつけた。
「良い殺気放つね」
「だろう?」
「ますます気に入った。ヒソカ、オレに頂戴」
「嫌だ♦ナマエは誰にも渡さないよ♣」
ナマエを守る様に抱き締める腕に力を込めて、ヒソカもギタラクルを睨んだ。
「何で?ヒソカ、女に困ってないじゃん」
「今はナマエ一筋なのさ♥」
「ふーん」
納得しきれていない様な言い方で、ギタラクルは会話を切り上げて離れていった。
「何なの?アイツ……」
「大方、ナマエを婚約者にでもしようとしたんじゃないかな?」
「はぁ?!」
「大丈夫♣ボクがそんな事させないから♠」
「いやいや、私もそんな気ないから」
「だから、今だけで良い♠ボクだけを見てくれないかい?」
「……何言ってるのか分かんない」
不思議そうに頭を傾げるナマエを、ヒソカは懇願する様に見つめた。
「何もかも忘れて、ボクだけを見ておくれ♣」
「ヒソカらしくないよ……」
「うん♦ボクもそう思う♠」
「本当に、どうしたのさ?」
「分からない♦ただ、ボクはナマエに認めて欲しいんだと思う♣」
「認める?」
「うん♠」
「ヒソカの事は、認めてるつもりなんだけどなぁ……」
苦笑交じりに言うナマエに、ヒソカは目を瞠った。
「なら……キスしても良いかい?」
「別に良いけど」
「良いの?」
「うん」
「ここにしても良いの?」
ナマエの唇を指でなぞりながら、心配そうに訊くヒソカ。
それに対し、ナマエは今更何を言うのかとでも言いたげな表情を作った。
「良いよ」
「本当に?」
「くどいよ、ヒソカ」
ナマエは再三の確認に呆れていた。
「信じられない……♣」
「なら、信じさせてあげる」
そう言うと、ナマエは自らヒソカの首に腕を回し、その唇に触れるだけのキスを贈った。
最初は目を見開いて固まっていたヒソカだが、状況を把握するとナマエの頭を固定し何度もその唇にキスをした。
「イチャつくのは良いけど、他人の目っていうのを気にしたら?」
突然の第三者の出現に、ナマエは驚いてヒソカから離れようとした。
しかし、ヒソカがナマエの腰をがっちり抱き寄せている為、離れたくても離れられないでいる。
「何だ、ギタラクルか♠せっかく良いところだったのに♦」
明らかに不機嫌になるヒソカを余所に、ギタラクルはナマエを見て一言、『キミ、男の趣味悪いね』と言った。
突然の発言に呆気に取られていたナマエだが、その意味を理解すると声を上げて笑った。
「くっ……あはは!ヒソカ、どんだけ評判悪いのさ」
「ボクはナマエに好かれてれば、それで良いの♣」
不貞腐れて言うヒソカが可愛らしく思え、ナマエはその頭を優しく撫でた。
「ナマエ?」
「そんな子どもみたいに不貞腐れないの」
「ヒソカにそんな事するなんて、とんだ物好きだね」
「ヒソカにはヒソカなりの良い所があるからね。知らない人に何と言われようと関係ないな」
ギタラクルを睨みつけながら、ナマエは言い切った。
「ふーん……オレに喧嘩売ってるの?」
「まさか。そっちが先に売ってきたんだろ?今なら高値で買い取ってやるよ」
鼻を鳴らしながら挑発するナマエだが、ギタラクルは全く気にしていない様子。それを見て、ナマエを止めたのはヒソカだった。
「止めなよ、ナマエ♦」
「何で?自分の彼氏を貶されて黙ってる方が可笑しいでしょ?」
「キミが本気になったら、流石にボクでも止める自信がないから♠」
「…………」
「ヒソカもさ、そんな女のどこが良い訳?大して強そうでもないのに」
「ナマエは強いよ♥本気になられたら、ボクでも手を焼くと思う位に♣」
「へェ……ねえ、ナマエだっけ?」
ギタラクルがナマエを見ながら話し掛けてきた。
「何だよ?」
「オレと付き合わない?」
「却下」
「えー。ヒソカが理由なら、ヒソカを殺すから付き合ってよ」
「断固拒否。それに、ヒソカは殺させない」
『そんな事しようとしたら、私がお前をぶっ殺す』と言いながら、ナマエはギタラクルを睨みつけた。
「良い殺気放つね」
「だろう?」
「ますます気に入った。ヒソカ、オレに頂戴」
「嫌だ♦ナマエは誰にも渡さないよ♣」
ナマエを守る様に抱き締める腕に力を込めて、ヒソカもギタラクルを睨んだ。
「何で?ヒソカ、女に困ってないじゃん」
「今はナマエ一筋なのさ♥」
「ふーん」
納得しきれていない様な言い方で、ギタラクルは会話を切り上げて離れていった。
「何なの?アイツ……」
「大方、ナマエを婚約者にでもしようとしたんじゃないかな?」
「はぁ?!」
「大丈夫♣ボクがそんな事させないから♠」
「いやいや、私もそんな気ないから」