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「灯台もと暗し。入り口はあいつらのすぐ近く……この灯台にあったってわけ。此処がそうよ」
女性に案内され、【一坪の海岸線】を手に入れたゴン達。
「ヒソカとナマエさんは、本当に何もいらないの?」
「うん」
「ああ、楽しかったからね♥もう行くよ♠」
「オレ達と一緒に行動しない?」
「キミ達は、まだカード集めをするんだろ?ボク達は興味がないからね♦また何かあったら“交信(コンタクト)”で教えてくれよ♥“同行(アカンパニー)”か“磁力(マグネティックフォース)”で飛んでくるから♥」
そう言うとゴン達と別れ、ナマエとヒソカは歩き出していた。
暫く森の中を歩き、これからの事を1人思案しているナマエ。
ヒソカに話しかけようとした正にその時、ヒソカのバインダーが機械音を上げた。
《他のプレイヤーが貴方に対して“交信(コンタクト)”を使用しました》
《フィンクスだ…………見つけたぜ。これからお前等の所へ行く》
フィンクスからの連絡に、ヒソカは愉しそうに声を出して笑っていた。
「久しぶりだな、ナマエ」
「お久しぶり、フィンクスさん」
「なんだ?機嫌悪そうだな」
「ちょっと色々あったからね……」
久しぶりの再開に挨拶を交わすと、フィンクスはナマエの機嫌が悪い事を察し、事情を訊こうとした。
「言いたくないなら無理には訊かねェけどよ、お前にはデッカイ借りがあるんだ。オレ達で良いなら、いつでも力になるぜ?」
「ははは、有難う。でも大丈夫だよ。私の機嫌が悪いのは、誰かさんが無茶したからなんで」
言いながら、ナマエはヒソカを睨んだ。
当のヒソカはそんな事を気にするはずもなく、相変わらず飄々としていた。
「挨拶も良いけど、早くお友達の所に行こうよ♣」
「チッ……」
舌打ちするフィンクスに、ヒソカはクツクツと笑うだけ。
険悪な空気が流れる中、ナマエがその空気を変えるべく言葉を発した。
「喧嘩は後にして貰えないかな?今は【除念師】の所に行く方が先決でしょ」
「だな……」
「くっくっく♠キミもナマエには甘いんだね♦」
「フンッ……おら、行くぞ。“同行(アカンパニー)”オン!シャルナーク!!」
ナマエ達を連れて、フィンクスは仲間の元へと移動した。
“同行(アカンパニー)”で辿り着いたのは、シャルナーク・フランクリン・フェイタン・シズク・ボノレノフがいる森の中だった。
「皆さん、お久しぶり」
「久しぶり!ナマエ!!」
「ウボォー達が世話になったな」
「いえいえ。好きでやった事なので気にしないで」
「お友達は?」
挨拶を交わすナマエ達を無視するかの様に、ヒソカはシャルナークに近づいた。
「マチとノブナガが尾けてる。この先だよ」
そう言って右手を上げるシャルナーク。
【凝】で立てられている人差し指を見ると、1本の【念糸】が結び付けられていた。
「【除念師】との交渉は全てお前等に任せる。金ならいくらでも用意する。とにかく【除念師】に『ウン』と言わせろ」
「分かってるよ♠でなきゃクロロと闘えないからね♣」
ヒソカの言葉に、その場にいたクモのメンバーは何も言わなかった。
「行くよ、ナマエ♥」
ナマエの手を引いて、ヒソカはマチの【念糸】を辿って森の奥へと進んでいった。
「そんなにクロロさんと戦いたいんだね」
「当たり前だろう?」
「そっか……ま、その事に関しては追求しないでおくよ。ヒソカの趣味にまで口出ししたくないし」
「うん♪」
暫く森の中を歩いていると、マチとノブナガの後ろ姿が見えてきた。
「やあ♦」
「来たかい」
「何だ?ナマエも一緒か」
「どうも。一緒にいない方が良かったですかね?」
ノブナガの言葉に苛立ちを覚えながら、不機嫌さを隠そうともせずにナマエは言った。
「いや、そういうワケじゃねェよ」
「アンタ等、まだ付き合ってたのかい?」
「そんな言い方しないでおくれよ♣」
「誰と付き合うか位、自分で判断出来ますのでお構いなく」
マチに対し、ナマエは吐き捨てる様に返答した。
「……あれがそうだ」
ヒソカに望遠鏡を渡しながら、ノブナガは【除念師】の居所を教えた。
女性に案内され、【一坪の海岸線】を手に入れたゴン達。
「ヒソカとナマエさんは、本当に何もいらないの?」
「うん」
「ああ、楽しかったからね♥もう行くよ♠」
「オレ達と一緒に行動しない?」
「キミ達は、まだカード集めをするんだろ?ボク達は興味がないからね♦また何かあったら“交信(コンタクト)”で教えてくれよ♥“同行(アカンパニー)”か“磁力(マグネティックフォース)”で飛んでくるから♥」
そう言うとゴン達と別れ、ナマエとヒソカは歩き出していた。
暫く森の中を歩き、これからの事を1人思案しているナマエ。
ヒソカに話しかけようとした正にその時、ヒソカのバインダーが機械音を上げた。
《他のプレイヤーが貴方に対して“交信(コンタクト)”を使用しました》
《フィンクスだ…………見つけたぜ。これからお前等の所へ行く》
フィンクスからの連絡に、ヒソカは愉しそうに声を出して笑っていた。
「久しぶりだな、ナマエ」
「お久しぶり、フィンクスさん」
「なんだ?機嫌悪そうだな」
「ちょっと色々あったからね……」
久しぶりの再開に挨拶を交わすと、フィンクスはナマエの機嫌が悪い事を察し、事情を訊こうとした。
「言いたくないなら無理には訊かねェけどよ、お前にはデッカイ借りがあるんだ。オレ達で良いなら、いつでも力になるぜ?」
「ははは、有難う。でも大丈夫だよ。私の機嫌が悪いのは、誰かさんが無茶したからなんで」
言いながら、ナマエはヒソカを睨んだ。
当のヒソカはそんな事を気にするはずもなく、相変わらず飄々としていた。
「挨拶も良いけど、早くお友達の所に行こうよ♣」
「チッ……」
舌打ちするフィンクスに、ヒソカはクツクツと笑うだけ。
険悪な空気が流れる中、ナマエがその空気を変えるべく言葉を発した。
「喧嘩は後にして貰えないかな?今は【除念師】の所に行く方が先決でしょ」
「だな……」
「くっくっく♠キミもナマエには甘いんだね♦」
「フンッ……おら、行くぞ。“同行(アカンパニー)”オン!シャルナーク!!」
ナマエ達を連れて、フィンクスは仲間の元へと移動した。
“同行(アカンパニー)”で辿り着いたのは、シャルナーク・フランクリン・フェイタン・シズク・ボノレノフがいる森の中だった。
「皆さん、お久しぶり」
「久しぶり!ナマエ!!」
「ウボォー達が世話になったな」
「いえいえ。好きでやった事なので気にしないで」
「お友達は?」
挨拶を交わすナマエ達を無視するかの様に、ヒソカはシャルナークに近づいた。
「マチとノブナガが尾けてる。この先だよ」
そう言って右手を上げるシャルナーク。
【凝】で立てられている人差し指を見ると、1本の【念糸】が結び付けられていた。
「【除念師】との交渉は全てお前等に任せる。金ならいくらでも用意する。とにかく【除念師】に『ウン』と言わせろ」
「分かってるよ♠でなきゃクロロと闘えないからね♣」
ヒソカの言葉に、その場にいたクモのメンバーは何も言わなかった。
「行くよ、ナマエ♥」
ナマエの手を引いて、ヒソカはマチの【念糸】を辿って森の奥へと進んでいった。
「そんなにクロロさんと戦いたいんだね」
「当たり前だろう?」
「そっか……ま、その事に関しては追求しないでおくよ。ヒソカの趣味にまで口出ししたくないし」
「うん♪」
暫く森の中を歩いていると、マチとノブナガの後ろ姿が見えてきた。
「やあ♦」
「来たかい」
「何だ?ナマエも一緒か」
「どうも。一緒にいない方が良かったですかね?」
ノブナガの言葉に苛立ちを覚えながら、不機嫌さを隠そうともせずにナマエは言った。
「いや、そういうワケじゃねェよ」
「アンタ等、まだ付き合ってたのかい?」
「そんな言い方しないでおくれよ♣」
「誰と付き合うか位、自分で判断出来ますのでお構いなく」
マチに対し、ナマエは吐き捨てる様に返答した。
「……あれがそうだ」
ヒソカに望遠鏡を渡しながら、ノブナガは【除念師】の居所を教えた。