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「…………1+1は?」
「うん」
「オーケー、死んでも倒しといで!!ダメだこりゃ」
「オス!!」
「平気か?」
「大丈夫!」
「1つ……判った事がある♣1度外野を経由すれば、ボールの威力は激減するよ♦【硬】じゃなくても指2本で済んだ♥」
「レイザーの球にさえ注意して避ければ、大ダメージは避けられるな」
「そういう事♦」
「それじゃ勝った事にならない!」
「あ?」
ゴンの言葉に、キルアが静かに怒りを露わにした。
「ざけんじゃねーぞ。まずどんなでも勝たなきゃ、それこそ意味ねーだろ。頭に昇った血ィ下ろせ、バーカ!!」
「ムカついてないの?」
「あぁ!?」
「【杜樹】さんって人が押してくれてなかったら、死んでたかもしれない。だろ?オレはすっごく頭に来てる。ハンパには勝たない。カンペキにアイツを負かしてやる!!」
「何か手がありそうだね?」
ゴンの発言に、ヒソカはボールをキルアへと渡した。
「うん。オレがやる。キルア、そこに立って」
キルアをコート中央に立たせるゴン。
「腰を落として、しっかりボール持っててね」
「?ああ」
キルアの近くでゴンは構えた。そしてそのまま、右手にオーラを集中させる。
それを見て、キルアはゴンが何をするのかを理解し、ボールを持って構えた。
「最初は、グー!!」
「!!」
「ジャン!!ケン!!!グー!!!」
キルアの持っているボールを、ゴンはオーラを纏った右手で力強く殴った。
そのボールはまっすぐ13へと飛んでいき、13をコート外へとはじき出した。
「ほぉ」
「No13アウトー!!体がエリア外地域に触れた状態での捕球は反則無効です!!リスタートはゴンチーム外野ボールから!!」
「すげェー!!!」
「一番デカイのをすっ飛ばしたぜー!!!」
「くそっ!!だめだ!!あんなんじゃ!!」
「…………納得してねーらしい……悔しがってるぜ」
「はは。どーゆー神経してやがるんだ」
喜ぶ観戦者とは裏腹に、ゴンは心底悔しがっていた。
【杜樹】からパスを受け取ったキルアだが、その様子から何かを隠しているとナマエは気付き始めていた。
「よーし、もういっちょいこ―ぜ!!レイザーに一発ぶちかましてやれ!」
「うん!」
キルアの様子に、ゴンも薄々何かに気付いていた。
それでもゴンは、レイザーを倒すために【練】でオーラを練り上げた。
「……な」
「スポーツの選択ミスじゃないこと?これならたっぷり時間を掛けて力を練る事が出来るわよ。避けた方がいいんじゃない?」
「冗談だろ?」
「最初は、グー!」
練りだしたオーラを拳へ移動させるゴン。そのゴンのオーラを見て、ヒソカの顔が狂喜に歪んだ。
「ジャン!!ケン!!!グー!!!!」
先ほどよりも協力な球を打ち出したゴン。
レイザーはその球をレシーブの構えで迎え撃った。
「すっげェ」
「逃げると捕るだけじゃないって事さ。ま、参考にはならないと思うがね」
「球の威力はレイザーにだって負けてなかった…………!なのにボールは天井にさえ達しない……」
「完璧に今のレシーブで勢いを相殺されてるんだ」
「!?」
レイザーの真上に跳ね上がったボールが、そのまま勢い良くヒソカの手に収まった。
「んー、ダメダメ♥ボールはしっかり捕まなきゃね?」
「クッション制により、レイザー選手アウト!!外野へ!!」
「…………【バック】!!」
「レイザー選手【バック】を宣言!!内野へ残留です!!」
「両チーム【バック】を使って3対2!!」
「これで形勢は逆転したぜ!!」
「そうかな?」
「違うね。むしろこっちのチームの方がヤバい……」
「!?」
「ヒソカは恐らくもう投げられまい。いや……右手は捕球すらままならないだろう」
「ゴン君もオーラを消費し過ぎてる。倒れるのも時間の問題だね」
「さっきと同じ威力の球……もはや撃てまい」
「…………て事は、内野で無事なのはキルアって少年だけ……!?」
「いーや、違うね」
「え!?」
「恐らくあの少年があの中で一番ダメージを負っている!!」
「どういう事だ!?」
「キルア君はゴン君がボールを撃ちだす時、自分の手を【念】で殆どガードしてないんだよ」
「バカな……あの威力だぜ!?大砲みたいな」
「そう。あれは素手で大砲の球を撃ち出す筒の代わりをしている様なものだ」
「うん」
「オーケー、死んでも倒しといで!!ダメだこりゃ」
「オス!!」
「平気か?」
「大丈夫!」
「1つ……判った事がある♣1度外野を経由すれば、ボールの威力は激減するよ♦【硬】じゃなくても指2本で済んだ♥」
「レイザーの球にさえ注意して避ければ、大ダメージは避けられるな」
「そういう事♦」
「それじゃ勝った事にならない!」
「あ?」
ゴンの言葉に、キルアが静かに怒りを露わにした。
「ざけんじゃねーぞ。まずどんなでも勝たなきゃ、それこそ意味ねーだろ。頭に昇った血ィ下ろせ、バーカ!!」
「ムカついてないの?」
「あぁ!?」
「【杜樹】さんって人が押してくれてなかったら、死んでたかもしれない。だろ?オレはすっごく頭に来てる。ハンパには勝たない。カンペキにアイツを負かしてやる!!」
「何か手がありそうだね?」
ゴンの発言に、ヒソカはボールをキルアへと渡した。
「うん。オレがやる。キルア、そこに立って」
キルアをコート中央に立たせるゴン。
「腰を落として、しっかりボール持っててね」
「?ああ」
キルアの近くでゴンは構えた。そしてそのまま、右手にオーラを集中させる。
それを見て、キルアはゴンが何をするのかを理解し、ボールを持って構えた。
「最初は、グー!!」
「!!」
「ジャン!!ケン!!!グー!!!」
キルアの持っているボールを、ゴンはオーラを纏った右手で力強く殴った。
そのボールはまっすぐ13へと飛んでいき、13をコート外へとはじき出した。
「ほぉ」
「No13アウトー!!体がエリア外地域に触れた状態での捕球は反則無効です!!リスタートはゴンチーム外野ボールから!!」
「すげェー!!!」
「一番デカイのをすっ飛ばしたぜー!!!」
「くそっ!!だめだ!!あんなんじゃ!!」
「…………納得してねーらしい……悔しがってるぜ」
「はは。どーゆー神経してやがるんだ」
喜ぶ観戦者とは裏腹に、ゴンは心底悔しがっていた。
【杜樹】からパスを受け取ったキルアだが、その様子から何かを隠しているとナマエは気付き始めていた。
「よーし、もういっちょいこ―ぜ!!レイザーに一発ぶちかましてやれ!」
「うん!」
キルアの様子に、ゴンも薄々何かに気付いていた。
それでもゴンは、レイザーを倒すために【練】でオーラを練り上げた。
「……な」
「スポーツの選択ミスじゃないこと?これならたっぷり時間を掛けて力を練る事が出来るわよ。避けた方がいいんじゃない?」
「冗談だろ?」
「最初は、グー!」
練りだしたオーラを拳へ移動させるゴン。そのゴンのオーラを見て、ヒソカの顔が狂喜に歪んだ。
「ジャン!!ケン!!!グー!!!!」
先ほどよりも協力な球を打ち出したゴン。
レイザーはその球をレシーブの構えで迎え撃った。
「すっげェ」
「逃げると捕るだけじゃないって事さ。ま、参考にはならないと思うがね」
「球の威力はレイザーにだって負けてなかった…………!なのにボールは天井にさえ達しない……」
「完璧に今のレシーブで勢いを相殺されてるんだ」
「!?」
レイザーの真上に跳ね上がったボールが、そのまま勢い良くヒソカの手に収まった。
「んー、ダメダメ♥ボールはしっかり捕まなきゃね?」
「クッション制により、レイザー選手アウト!!外野へ!!」
「…………【バック】!!」
「レイザー選手【バック】を宣言!!内野へ残留です!!」
「両チーム【バック】を使って3対2!!」
「これで形勢は逆転したぜ!!」
「そうかな?」
「違うね。むしろこっちのチームの方がヤバい……」
「!?」
「ヒソカは恐らくもう投げられまい。いや……右手は捕球すらままならないだろう」
「ゴン君もオーラを消費し過ぎてる。倒れるのも時間の問題だね」
「さっきと同じ威力の球……もはや撃てまい」
「…………て事は、内野で無事なのはキルアって少年だけ……!?」
「いーや、違うね」
「え!?」
「恐らくあの少年があの中で一番ダメージを負っている!!」
「どういう事だ!?」
「キルア君はゴン君がボールを撃ちだす時、自分の手を【念】で殆どガードしてないんだよ」
「バカな……あの威力だぜ!?大砲みたいな」
「そう。あれは素手で大砲の球を撃ち出す筒の代わりをしている様なものだ」