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「うむ、確かにそれが現実的かもしれんな。ただし奴等が先にクリアした時の保険として、情報の見返りは約束させておこうぜ」
ゴレイヌの言葉でツェズゲラとの交渉が決まった。
「じゃヒソカ、これ唱えてくれる?交渉は俺たちがするから」
「へェー、こんな便利なものだったのか♦ボクも使えばよかったな♠“交信(コンタクト)”オン!ツェズゲラ!!」
「どういうつもり?」
「ん?」
「細工するなんて、どういうつもり?」
「あぁ、その事か♠彼等に【除念師】探しを邪魔されたくないからね♣」
小声でゴン達には聞こえない様にやりとりするナマエとヒソカ。ナマエには、ゴン達に対するヒソカのやり方に若干の怒りが見て取れた。
「そんなに怒るなよ♣」
「……いくら邪魔されたくないからって、こういう事はあまりしないで」
「♣」
「2人で何コソコソ話してんだよ?」
交渉を終えたキルアが、訝しむ様にヒソカに食って掛かる。
「ん?愛の囁き♥」
「ちょっ……ヒソカ!?」
「ばっ……そういうのは2人きりの時にやれよな!」
ヒソカの答えに、キルアは赤面していた。
「おい、行くぞ」
街から離れた所で、ゴレイヌに急かされたヒソカ。
ヒソカが来た所で、“同行(アカンパニー)”を使ってツェズゲラの所へと移動した。
「とにかく条件は成功報酬500億の10%、50億!!それが飲めなきゃ【一坪の海岸線】の情報は教えられない」
「……法外だな」
「状況が状況だからな。それに、このカードは恐らくあんた達が自力で発見するのは絶対に困難だぜ。内容を聞けば納得して貰えるはずだ」
「…………カードを入手していないと言うのは本当だろうな?」
「ああ。現状のオレ達では入手不可能だ。それが出来ていれば、こんな会談ふっかけないさ」
ツェズゲラは仲間とアイコンタクトで確認していた。
「……よし!条件は呑む。話を聞こう」
それからゴレイヌがツェズゲラに情報を話しだした。
「くっくっく。なる程。だから直接会って話がしたいと言ったわけか。以前痛い目に遭って警戒したんだが、来てよかったよ。オレ達と組んで、カードの入手を目指そうというわけだな」
「さすが、察しが早いな。悪い話じゃないと思うがね」
「そっちは全部で6人か?」
「?ああ、見ての通りだ」
「こっちはあと2人仲間がいる。それでも10人にしかならないが、残りはどうする気だ?」
ツェズゲラの言葉に、木陰に潜んでいた2人が姿を現した。
「残り5人は数合わせだ。現実へ帰りたくても帰れないでいるプレイヤーを誘う。戦力としては全く計算出来ないわけだが――」
「カード分配の心配が無くて楽だな」
「その通り」
「つまり10人で8勝しなければならないわけだが、相手次第だが勝算はあるのか?」
「100%じゃないが、見た限りではボス以外の力量はオレ達より下だ。それに万が一8勝出来なくても、メンバーを変えて再挑戦出来る」
「ってわけで、勝算があるかどうかはそっち次第。あんたの【練】を見せてよ。仲間にするかどうかはその後だね」
「おやおや、立場が逆になったな。ま、いいだろう。では行くぞ」
ツェズゲラはキルアに言われ、足にオーラを集中させて跳び上がった。
「おおー」
「すげー!」
「くくくく。全力を出せばもっと高く跳べるぞ。私の垂直跳びベストは16m80cm!!」
「多分ジャンプの瞬間、足にオーラを集中させたんだ」
「オレ達もやってみようよ!!」
「「せーの、や!!!!」」
ツェズゲラに触発され、ゴンとキルアも垂直跳びをする。
宙に浮いているツェズゲラ以上に跳び上がる2人。それを見て驚いたのはツェズゲラだけではなかった。
「子供って……本当に成長が目まぐるしいよね。羨ましい」
ナマエの呟きを聞いたヒソカは、宥める様にその頭を撫でていた。
それから確認出来ている8つの勝負を誰がやるかという話になった。
ナマエは『何でもいい』と言った為、出たとこ勝負となった。
「そういや、ナマエの【練】は?」
「私の?」
「そ。ナマエの【練】がどの程度のモノか判んないのに、このまま連れて行く訳にはいかない」
キルアの突然の申し出に、ナマエは迷った挙句ヒソカを仰ぎ見た。
ゴレイヌの言葉でツェズゲラとの交渉が決まった。
「じゃヒソカ、これ唱えてくれる?交渉は俺たちがするから」
「へェー、こんな便利なものだったのか♦ボクも使えばよかったな♠“交信(コンタクト)”オン!ツェズゲラ!!」
「どういうつもり?」
「ん?」
「細工するなんて、どういうつもり?」
「あぁ、その事か♠彼等に【除念師】探しを邪魔されたくないからね♣」
小声でゴン達には聞こえない様にやりとりするナマエとヒソカ。ナマエには、ゴン達に対するヒソカのやり方に若干の怒りが見て取れた。
「そんなに怒るなよ♣」
「……いくら邪魔されたくないからって、こういう事はあまりしないで」
「♣」
「2人で何コソコソ話してんだよ?」
交渉を終えたキルアが、訝しむ様にヒソカに食って掛かる。
「ん?愛の囁き♥」
「ちょっ……ヒソカ!?」
「ばっ……そういうのは2人きりの時にやれよな!」
ヒソカの答えに、キルアは赤面していた。
「おい、行くぞ」
街から離れた所で、ゴレイヌに急かされたヒソカ。
ヒソカが来た所で、“同行(アカンパニー)”を使ってツェズゲラの所へと移動した。
「とにかく条件は成功報酬500億の10%、50億!!それが飲めなきゃ【一坪の海岸線】の情報は教えられない」
「……法外だな」
「状況が状況だからな。それに、このカードは恐らくあんた達が自力で発見するのは絶対に困難だぜ。内容を聞けば納得して貰えるはずだ」
「…………カードを入手していないと言うのは本当だろうな?」
「ああ。現状のオレ達では入手不可能だ。それが出来ていれば、こんな会談ふっかけないさ」
ツェズゲラは仲間とアイコンタクトで確認していた。
「……よし!条件は呑む。話を聞こう」
それからゴレイヌがツェズゲラに情報を話しだした。
「くっくっく。なる程。だから直接会って話がしたいと言ったわけか。以前痛い目に遭って警戒したんだが、来てよかったよ。オレ達と組んで、カードの入手を目指そうというわけだな」
「さすが、察しが早いな。悪い話じゃないと思うがね」
「そっちは全部で6人か?」
「?ああ、見ての通りだ」
「こっちはあと2人仲間がいる。それでも10人にしかならないが、残りはどうする気だ?」
ツェズゲラの言葉に、木陰に潜んでいた2人が姿を現した。
「残り5人は数合わせだ。現実へ帰りたくても帰れないでいるプレイヤーを誘う。戦力としては全く計算出来ないわけだが――」
「カード分配の心配が無くて楽だな」
「その通り」
「つまり10人で8勝しなければならないわけだが、相手次第だが勝算はあるのか?」
「100%じゃないが、見た限りではボス以外の力量はオレ達より下だ。それに万が一8勝出来なくても、メンバーを変えて再挑戦出来る」
「ってわけで、勝算があるかどうかはそっち次第。あんたの【練】を見せてよ。仲間にするかどうかはその後だね」
「おやおや、立場が逆になったな。ま、いいだろう。では行くぞ」
ツェズゲラはキルアに言われ、足にオーラを集中させて跳び上がった。
「おおー」
「すげー!」
「くくくく。全力を出せばもっと高く跳べるぞ。私の垂直跳びベストは16m80cm!!」
「多分ジャンプの瞬間、足にオーラを集中させたんだ」
「オレ達もやってみようよ!!」
「「せーの、や!!!!」」
ツェズゲラに触発され、ゴンとキルアも垂直跳びをする。
宙に浮いているツェズゲラ以上に跳び上がる2人。それを見て驚いたのはツェズゲラだけではなかった。
「子供って……本当に成長が目まぐるしいよね。羨ましい」
ナマエの呟きを聞いたヒソカは、宥める様にその頭を撫でていた。
それから確認出来ている8つの勝負を誰がやるかという話になった。
ナマエは『何でもいい』と言った為、出たとこ勝負となった。
「そういや、ナマエの【練】は?」
「私の?」
「そ。ナマエの【練】がどの程度のモノか判んないのに、このまま連れて行く訳にはいかない」
キルアの突然の申し出に、ナマエは迷った挙句ヒソカを仰ぎ見た。