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「イケメンを落とすとか……」
「それって、やっぱりボクじゃ不満って事だよね♣」
「ちょっ……ヒソカは充分格好良いよ?!」
「なら、ボク以外に興味は無いよね?」
「無い!無いからその殺気しまって!!」
慌ててヒソカを制止するナマエだが、ヒソカは冗談ではなく本気で殺気を放っていた。
「今の言葉、本当だよね?」
「マジ!マジだから!!お願いだから落ち着いて!!!」
「くくくっ♦」
禍々しいオーラを出しながら、ヒソカはナマエに躙り寄った。
「落ち着こう!ね?落ち着こう!!」
「嫌だなァ……ボクは至って冷静だよ♥」
舌舐りをしながら、ヒソカはなおもナマエに近づいて行く。
段々と距離を詰めてくるヒソカから離れようと、ナマエは後退りした。しかし、その背には直ぐに建物の壁がぶつかってしまう。
「待っ……んっ」
ナマエが『待って』と言いかけたその唇は、ヒソカの荒々しい口吻により塞がれ、言葉にならなかった。
「ちょっ……苦しっ…………」
ヒソカの胸を軽く叩いて抗議するも、ヒソカはその両手をナマエの頭上でまとめ拘束する。
「シィ……今はボクだけを見て…………ボクだけを感じて♥」
嫉妬心に火が点いたヒソカは、それから暫くナマエの口内を蹂躙した。
身体に力が入らなくなったナマエを見て、漸くヒソカはナマエを開放した。
「っ……何も外でこんな事しなくても」
「ボクを煽ったキミが悪い♣」
悪怯れることもなく満足そうに笑うヒソカに、ナマエはこれ以上何も言う気になれなかった。
【アイアイ】を拠点として過ごす事数日。見事にフラグが立ちまくるナマエに、ヒソカは呆れ返っていた。
「キミも単純だねェ♦」
「いやいや、こんな事でフラグ立つ方がおかしいって!」
ナマエの抗議も虚しく、彼女が行動を起こす度に何らかのフラグが立つ日々。ついにはヒソカから外出禁止令が言い渡されてしまった。
「暫くキミは外出禁止だね♠」
「えー……」
「こんなにもフラグ立てられたら、ボクが保たない♣」
「そんなぁ……」
「特別、外に用事があるわけじゃないんだ♦少し位外出しなくても、死にはしないよ♣」
自らの腕の中にナマエを閉じ込め、宥める様にヒソカは続ける。
「それとも、ボクを嫉妬させて楽しんでいるのかい?」
「そういう訳じゃないけど……」
「なら決定♥」
ナマエの髪にキスを落とし、ヒソカは身体を離した。
それから数ヶ月、ナマエは必要最低限の外出のみで、普段は【アイアイ】の宿屋に軟禁状態にされていた。
そんな状態の鬱憤が溜まった頃、ヒソカがその事に気づき街を出る事が決まった。
「街を出る?またえらく急だね」
「キミも閉じ籠もっているよりも、外の空気を吸う生活の方がいいだろう?」
「そりゃそうだけどさ……」
「ボクもキミを縛り付けるのは気が引けるんだ♦だから、これから暫くはこの街の近くを拠点にしようと思う♠」
「……解った。何か考えがあっての事なんでしょ?」
「もちろん♥」
ヒソカの言葉に従い、翌日から【アイアイ】近くの森へと拠点を移した2人。
バインダーには数日分の水と食料を収め、森にある泉近くでキャンプ生活をする。
「懐かしいなぁ、こういう生活」
「あぁ……キミはジャポンにいる時は、大抵あの森にいたんだっけ♦」
「うん。ヒソカと出逢うまでは、家にいるのは本当に稀だったからね」
大きく伸びをしながら、ナマエは嬉しそうに続けた。
「こういう自然の中が、1番落ち着くなぁ。その分、外敵も多いけどね」
ナマエがそういうと、木々の間から殺気が漏れ出てきた。
「やれやれ……♣どうしてこうもボク達の邪魔をする輩が出るんだろうね♠」
そうは言いながらも、ヒソカはどことなく嬉しそうだった。
「ヒソカ」
「大丈夫♥」
ナマエの言わんとしている事を理解したのか、ヒソカは殺気の主に向けて数枚のトランプを投げつけた。
投げられたトランプは小気味良い音を辺りに響かせながら、2人から少し離れた所にある木へと刺さった。
「う……うわぁ~~~~ッ」
「それって、やっぱりボクじゃ不満って事だよね♣」
「ちょっ……ヒソカは充分格好良いよ?!」
「なら、ボク以外に興味は無いよね?」
「無い!無いからその殺気しまって!!」
慌ててヒソカを制止するナマエだが、ヒソカは冗談ではなく本気で殺気を放っていた。
「今の言葉、本当だよね?」
「マジ!マジだから!!お願いだから落ち着いて!!!」
「くくくっ♦」
禍々しいオーラを出しながら、ヒソカはナマエに躙り寄った。
「落ち着こう!ね?落ち着こう!!」
「嫌だなァ……ボクは至って冷静だよ♥」
舌舐りをしながら、ヒソカはなおもナマエに近づいて行く。
段々と距離を詰めてくるヒソカから離れようと、ナマエは後退りした。しかし、その背には直ぐに建物の壁がぶつかってしまう。
「待っ……んっ」
ナマエが『待って』と言いかけたその唇は、ヒソカの荒々しい口吻により塞がれ、言葉にならなかった。
「ちょっ……苦しっ…………」
ヒソカの胸を軽く叩いて抗議するも、ヒソカはその両手をナマエの頭上でまとめ拘束する。
「シィ……今はボクだけを見て…………ボクだけを感じて♥」
嫉妬心に火が点いたヒソカは、それから暫くナマエの口内を蹂躙した。
身体に力が入らなくなったナマエを見て、漸くヒソカはナマエを開放した。
「っ……何も外でこんな事しなくても」
「ボクを煽ったキミが悪い♣」
悪怯れることもなく満足そうに笑うヒソカに、ナマエはこれ以上何も言う気になれなかった。
【アイアイ】を拠点として過ごす事数日。見事にフラグが立ちまくるナマエに、ヒソカは呆れ返っていた。
「キミも単純だねェ♦」
「いやいや、こんな事でフラグ立つ方がおかしいって!」
ナマエの抗議も虚しく、彼女が行動を起こす度に何らかのフラグが立つ日々。ついにはヒソカから外出禁止令が言い渡されてしまった。
「暫くキミは外出禁止だね♠」
「えー……」
「こんなにもフラグ立てられたら、ボクが保たない♣」
「そんなぁ……」
「特別、外に用事があるわけじゃないんだ♦少し位外出しなくても、死にはしないよ♣」
自らの腕の中にナマエを閉じ込め、宥める様にヒソカは続ける。
「それとも、ボクを嫉妬させて楽しんでいるのかい?」
「そういう訳じゃないけど……」
「なら決定♥」
ナマエの髪にキスを落とし、ヒソカは身体を離した。
それから数ヶ月、ナマエは必要最低限の外出のみで、普段は【アイアイ】の宿屋に軟禁状態にされていた。
そんな状態の鬱憤が溜まった頃、ヒソカがその事に気づき街を出る事が決まった。
「街を出る?またえらく急だね」
「キミも閉じ籠もっているよりも、外の空気を吸う生活の方がいいだろう?」
「そりゃそうだけどさ……」
「ボクもキミを縛り付けるのは気が引けるんだ♦だから、これから暫くはこの街の近くを拠点にしようと思う♠」
「……解った。何か考えがあっての事なんでしょ?」
「もちろん♥」
ヒソカの言葉に従い、翌日から【アイアイ】近くの森へと拠点を移した2人。
バインダーには数日分の水と食料を収め、森にある泉近くでキャンプ生活をする。
「懐かしいなぁ、こういう生活」
「あぁ……キミはジャポンにいる時は、大抵あの森にいたんだっけ♦」
「うん。ヒソカと出逢うまでは、家にいるのは本当に稀だったからね」
大きく伸びをしながら、ナマエは嬉しそうに続けた。
「こういう自然の中が、1番落ち着くなぁ。その分、外敵も多いけどね」
ナマエがそういうと、木々の間から殺気が漏れ出てきた。
「やれやれ……♣どうしてこうもボク達の邪魔をする輩が出るんだろうね♠」
そうは言いながらも、ヒソカはどことなく嬉しそうだった。
「ヒソカ」
「大丈夫♥」
ナマエの言わんとしている事を理解したのか、ヒソカは殺気の主に向けて数枚のトランプを投げつけた。
投げられたトランプは小気味良い音を辺りに響かせながら、2人から少し離れた所にある木へと刺さった。
「う……うわぁ~~~~ッ」