同居生活
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「んー……【白夜】が許してくれたらね」
「じゃあ、今から【白夜】に会わせてくれるかい?」
「いいよ」
にっこりと笑いながら、ナマエは【白夜】を喚び出した。
「【白夜】、出て来て!」
ナマエがそう言うと、部屋の中に青白い炎が現れたと思ったら、【白夜】がそこにいた。
「何事ぞ、ナマエ」
「あのねー、ヒソカが私と付き合いたいんだって!」
「お主、飲んでおるなナマエ……」
「うん、飲んでるよ~」
「若造、どういうつもりじゃ」
【白夜】は息を吐くなり、ヒソカを睨んだ。
「そんなに睨むなよ♣ボクはナマエが好きなだけなんだ♥」
「フン……戯言を」
「言っておくけど、ボクは本気だよ♦」
「若造が何を抜かすかと思えば……ナマエは了承したのか?」
「キミの許しがあれば良いって言ってるよ♠」
「本気か?ナマエよ」
「うん。【白夜】が認める男じゃないと、また【十夜】に邪魔されるでしょ?」
「我が簡単に認めると思うておるのか?」
「いや、思ってないよ?」
ナマエはケラケラ笑いながら、【白夜】を傍に呼んだ。
「私はね、【白夜】達が認めてくれた人としか付き合わないって決めたんだ」
『だから【白夜】が判断して』と笑って言うナマエに、【白夜】は呆れ返った。
「だから酒を飲ませたく無かったんじゃ……面倒臭い事この上ないわ…………」
大きな溜息を吐き、【白夜】はヒソカを見遣った。
「若造よ、ナマエが好きだと抜かしたな?」
「うん♥」
「ナマエがこの世の者ではない、と言ったらどうする?」
「それがどうしたと言うんだい?ボクはナマエが好きなんだ♣」
「本気――という訳じゃな?」
「ああ♦」
「……あい判った。我は暫し観察させて貰うとしよう」
「どういう意味だい?」
「若造の本気、という物を見定めさせて貰う――そう言っておるのじゃ」
「くくくっ♠」
「ナマエ、話は済んだ。我は戻るぞ」
「はーい。またね、【白夜】」
ナマエが手を振ると、【白夜】はまた青白い炎を出して去って行った。
それを見送ると、ナマエはヒソカを見て笑った。
「良かったねー」
「ん?」
「一応は【白夜】が認めてくれたから」
「そうなのかい?」
「うん。本気で反対してる相手なら、ヒソカは今頃死んでるよ」
カラカラとさも可笑しいとばかりに笑うナマエを、ヒソカは抱き締めた。
「じゃあ、ボクと付き合ってくれるのかい?」
「んー……考えとく。眠くなったから寝るね」
ナマエはそう言い残し、ふらりと立ち上がった。
そんなナマエを見て、ヒソカも立ち上がった。
「危ないから、ボクが運んであげる♥」
ヒソカはナマエを抱き上げると、そのまま寝室のベッドへと運んだ。
「おやすみ、ナマエ♥」
ナマエの額にキスを落とし、ヒソカはそのまま頭を優しく撫でた。ナマエはその行為を頭の片隅で認識しながらも、意識は遠のいていった。
翌日ナマエが目覚めると、何故か身体が動かなかった。不思議に思い思考を巡らせていると、不意に後ろから声が掛かった。
「おはよう♥ナマエ♥」
「おはよ――って、動けないのはお前が原因か……」
「酷いなァ♣昨日はあんなに素直だったのに♠」
「昨日?素直だった??」
「覚えてないのかい?」
「いや、記憶無くす程飲んでない。【白夜】喚んで、ヒソカと付き合う付き合わないの話したのは覚えてるよ」
『でも、それ以外に何した?』と不思議そうに言うナマエを見て、ヒソカは抱き締めている腕の力を弱め、ナマエの顔を自身の方へと向けさせた。
「昨日、自分からボクの腕の中に来たじゃないか♦」
「あぁ……そんな事もあったね」
「覚えているんなら、そんなにツレない態度しなくても良いじゃないか♣」
「昨日は昨日。今日は関係ないでしょ」
「関係あるよ♠言っただろ?ボクはナマエが好きなんだ♥」
「だったら、腕放して。朝ご飯作りに行きたいの」
「もうちょっと、このままでいさせてくれないかい?」
「……ハァ」
「駄目かい?」
「5分だけだよ」
「じゃあ、今から【白夜】に会わせてくれるかい?」
「いいよ」
にっこりと笑いながら、ナマエは【白夜】を喚び出した。
「【白夜】、出て来て!」
ナマエがそう言うと、部屋の中に青白い炎が現れたと思ったら、【白夜】がそこにいた。
「何事ぞ、ナマエ」
「あのねー、ヒソカが私と付き合いたいんだって!」
「お主、飲んでおるなナマエ……」
「うん、飲んでるよ~」
「若造、どういうつもりじゃ」
【白夜】は息を吐くなり、ヒソカを睨んだ。
「そんなに睨むなよ♣ボクはナマエが好きなだけなんだ♥」
「フン……戯言を」
「言っておくけど、ボクは本気だよ♦」
「若造が何を抜かすかと思えば……ナマエは了承したのか?」
「キミの許しがあれば良いって言ってるよ♠」
「本気か?ナマエよ」
「うん。【白夜】が認める男じゃないと、また【十夜】に邪魔されるでしょ?」
「我が簡単に認めると思うておるのか?」
「いや、思ってないよ?」
ナマエはケラケラ笑いながら、【白夜】を傍に呼んだ。
「私はね、【白夜】達が認めてくれた人としか付き合わないって決めたんだ」
『だから【白夜】が判断して』と笑って言うナマエに、【白夜】は呆れ返った。
「だから酒を飲ませたく無かったんじゃ……面倒臭い事この上ないわ…………」
大きな溜息を吐き、【白夜】はヒソカを見遣った。
「若造よ、ナマエが好きだと抜かしたな?」
「うん♥」
「ナマエがこの世の者ではない、と言ったらどうする?」
「それがどうしたと言うんだい?ボクはナマエが好きなんだ♣」
「本気――という訳じゃな?」
「ああ♦」
「……あい判った。我は暫し観察させて貰うとしよう」
「どういう意味だい?」
「若造の本気、という物を見定めさせて貰う――そう言っておるのじゃ」
「くくくっ♠」
「ナマエ、話は済んだ。我は戻るぞ」
「はーい。またね、【白夜】」
ナマエが手を振ると、【白夜】はまた青白い炎を出して去って行った。
それを見送ると、ナマエはヒソカを見て笑った。
「良かったねー」
「ん?」
「一応は【白夜】が認めてくれたから」
「そうなのかい?」
「うん。本気で反対してる相手なら、ヒソカは今頃死んでるよ」
カラカラとさも可笑しいとばかりに笑うナマエを、ヒソカは抱き締めた。
「じゃあ、ボクと付き合ってくれるのかい?」
「んー……考えとく。眠くなったから寝るね」
ナマエはそう言い残し、ふらりと立ち上がった。
そんなナマエを見て、ヒソカも立ち上がった。
「危ないから、ボクが運んであげる♥」
ヒソカはナマエを抱き上げると、そのまま寝室のベッドへと運んだ。
「おやすみ、ナマエ♥」
ナマエの額にキスを落とし、ヒソカはそのまま頭を優しく撫でた。ナマエはその行為を頭の片隅で認識しながらも、意識は遠のいていった。
翌日ナマエが目覚めると、何故か身体が動かなかった。不思議に思い思考を巡らせていると、不意に後ろから声が掛かった。
「おはよう♥ナマエ♥」
「おはよ――って、動けないのはお前が原因か……」
「酷いなァ♣昨日はあんなに素直だったのに♠」
「昨日?素直だった??」
「覚えてないのかい?」
「いや、記憶無くす程飲んでない。【白夜】喚んで、ヒソカと付き合う付き合わないの話したのは覚えてるよ」
『でも、それ以外に何した?』と不思議そうに言うナマエを見て、ヒソカは抱き締めている腕の力を弱め、ナマエの顔を自身の方へと向けさせた。
「昨日、自分からボクの腕の中に来たじゃないか♦」
「あぁ……そんな事もあったね」
「覚えているんなら、そんなにツレない態度しなくても良いじゃないか♣」
「昨日は昨日。今日は関係ないでしょ」
「関係あるよ♠言っただろ?ボクはナマエが好きなんだ♥」
「だったら、腕放して。朝ご飯作りに行きたいの」
「もうちょっと、このままでいさせてくれないかい?」
「……ハァ」
「駄目かい?」
「5分だけだよ」