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第一章 出逢いの刻

「もう話、ついたん?」
いきなり、部屋の奥から声が聞こえた。
「えぇ……遅かったわね、楓(カエデ)ちゃん」
「こっちは大学生よ?いくら何でも、いきなり呼ばれてすぐには来れないって」
そう言いながら、楓と呼ばれた女性が奥から姿を現した。
「初めまして、貴女達にチカラを課す事になった楓です~。よろしく~」
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